ドラマ「鹿男あをによし」は好評のうちに終了したが、地元ではまだ余熱が冷めない。桜のシーズン、奈良公園は多くの人で賑わうが、今年は例年を大きく上回る人出で、とても驚いている。
※鹿男あをによし(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E7%94%B7%E3%81%82%E3%82%92%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%97
今朝(4/6)の奈良新聞には、《黒塚古墳展示館「鹿男効果」にっこり ドラマ人気で入館者激増 3月過去最高7400人》という記事が載っていた。02年10月のオープン以来の月間来館者数で、新記録を達成したというのだ。ドラマでリチャード(教頭=児玉清)は、この展示館(天理市柳本町)に目(三角縁神獣鏡)を隠す。それを堀田(女子高生=多部未華子)の名推理で発見する、というストーリーだった。
私のブログでも過去に1~10話(最終回)まで、各回のあらすじなどを紹介したが、今も毎日たくさんのアクセスをいただき、またコメントも頂戴している。
※鹿男あをによし第10話(順に第1話までたどれる)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/4775327d4e5f39107d8f88dd7b2ba3d5
そんな折り、魚佐旅館専務の金田充史さんが「鹿男あをによし ロケ情報」というパンフレットを制作された。この旅館は奈良市の猿沢池畔にあり、創業は文久2年(1862)、約150年の歴史を誇る奈良で最古の老舗旅館である。
http://www.ryokan.or.jp/uosa/
約40か所のロケ地を、とても詳しく調べて掲載されている。魚佐旅館では、オリジナルのイラストマップに「ロケ情報」の番号を表示し、館内のエレベーターなどに掲示しているという。
この「ロケ情報」をブログで紹介しても良いというご了解をいただいたので、早速掲載させていただいた(「Sky Drive」内。WordファイルでA4版9枚分ある)。
※鹿男あをによし ロケ情報
http://cid-7ccb1513edfc73e4.skydrive.live.com/self.aspx/%e9%b9%bf%e7%94%b7%e3%81%82%e3%82%92%e3%81%ab%e3%82%88%e3%81%97/%e9%b9%bf%e7%94%b7%e3%81%82%e3%82%92%e3%81%ab%e3%82%88%e3%81%97%e3%83%ad%e3%82%b1%e6%83%85%e5%a0%b1.doc
http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/tetsuda_n/vwp2?.tok=bcI_AxaB3vcuP4o0&.dir=/7fbb&.dnm=%bc%af%c3%cb%a5%ed%a5%b1%c3%cf%a1%ca%b5%fb%ba%b4%ce%b9%b4%db%c4%f3%b6%a1%a1%cb.doc&.src=bc
明日香村で主人公が泊まった旅館は、外観が静観荘で内部が明秀館だったとか、極楽湯のフロントは奈良ロイヤルホテルのスパのカウンターだった、など手の込んだ撮影をしていて、ロケ情報の制作にはとても苦労されたそうだ。
金田さんによれば「3月の春休み前から、宿泊客としてのロケ現場巡りのお客さまが増え始めました」「本日お泊まりのお客さまに至っては、明朝6時に若草山へ行くとのこと。ドラマのシーンを見たいそうです」。鹿男フィーバーは「余熱どころか、まだ火が燃えているのではないですか。今、すごく回っておられる方が多いです」と、とても頼もしい。
ソメイヨシノはそろそろ終わりだが、奈良ではこれから八重桜が咲く。奈良で咲く八重桜のルーツは、「いにしへの奈良の都の八重桜 今日九重に匂ひぬるかな」(伊勢大輔 小倉百人一首)と詠まれた、東大寺知足院の「ナラノヤエザクラ」である。
若草山や奈良公園の芝生も、鹿の毛並みも、これからどんどんきれいになっていく。新しい飲食施設「な・ら・ら」(近鉄奈良駅前)や「ふれあい回廊 夢しるべ 風しるべ」(東大寺南大門前)がオープンして、夜の奈良も賑やかになった。ぜひ春の奈良にお訪ねいただき、お泊まりいただきたい。
※写真は、先日奈良公園で撮影したばかりの雌鹿。ドラマに登場した鹿と感じが似ていると思うのだが…。
※参考:奈良県外のロケ地は、以下のサイトで。
http://location.la.coocan.jp/awoniyoshi.html
http://loca.ash.jp/show/2008/d200801_awoniyoshi.htm
※鹿男あをによし(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E7%94%B7%E3%81%82%E3%82%92%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%97
今朝(4/6)の奈良新聞には、《黒塚古墳展示館「鹿男効果」にっこり ドラマ人気で入館者激増 3月過去最高7400人》という記事が載っていた。02年10月のオープン以来の月間来館者数で、新記録を達成したというのだ。ドラマでリチャード(教頭=児玉清)は、この展示館(天理市柳本町)に目(三角縁神獣鏡)を隠す。それを堀田(女子高生=多部未華子)の名推理で発見する、というストーリーだった。
私のブログでも過去に1~10話(最終回)まで、各回のあらすじなどを紹介したが、今も毎日たくさんのアクセスをいただき、またコメントも頂戴している。
※鹿男あをによし第10話(順に第1話までたどれる)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/4775327d4e5f39107d8f88dd7b2ba3d5
そんな折り、魚佐旅館専務の金田充史さんが「鹿男あをによし ロケ情報」というパンフレットを制作された。この旅館は奈良市の猿沢池畔にあり、創業は文久2年(1862)、約150年の歴史を誇る奈良で最古の老舗旅館である。
http://www.ryokan.or.jp/uosa/
約40か所のロケ地を、とても詳しく調べて掲載されている。魚佐旅館では、オリジナルのイラストマップに「ロケ情報」の番号を表示し、館内のエレベーターなどに掲示しているという。
この「ロケ情報」をブログで紹介しても良いというご了解をいただいたので、早速掲載させていただいた(「Sky Drive」内。WordファイルでA4版9枚分ある)。
※鹿男あをによし ロケ情報
http://cid-7ccb1513edfc73e4.skydrive.live.com/self.aspx/%e9%b9%bf%e7%94%b7%e3%81%82%e3%82%92%e3%81%ab%e3%82%88%e3%81%97/%e9%b9%bf%e7%94%b7%e3%81%82%e3%82%92%e3%81%ab%e3%82%88%e3%81%97%e3%83%ad%e3%82%b1%e6%83%85%e5%a0%b1.doc
http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/tetsuda_n/vwp2?.tok=bcI_AxaB3vcuP4o0&.dir=/7fbb&.dnm=%bc%af%c3%cb%a5%ed%a5%b1%c3%cf%a1%ca%b5%fb%ba%b4%ce%b9%b4%db%c4%f3%b6%a1%a1%cb.doc&.src=bc
明日香村で主人公が泊まった旅館は、外観が静観荘で内部が明秀館だったとか、極楽湯のフロントは奈良ロイヤルホテルのスパのカウンターだった、など手の込んだ撮影をしていて、ロケ情報の制作にはとても苦労されたそうだ。
金田さんによれば「3月の春休み前から、宿泊客としてのロケ現場巡りのお客さまが増え始めました」「本日お泊まりのお客さまに至っては、明朝6時に若草山へ行くとのこと。ドラマのシーンを見たいそうです」。鹿男フィーバーは「余熱どころか、まだ火が燃えているのではないですか。今、すごく回っておられる方が多いです」と、とても頼もしい。
ソメイヨシノはそろそろ終わりだが、奈良ではこれから八重桜が咲く。奈良で咲く八重桜のルーツは、「いにしへの奈良の都の八重桜 今日九重に匂ひぬるかな」(伊勢大輔 小倉百人一首)と詠まれた、東大寺知足院の「ナラノヤエザクラ」である。
若草山や奈良公園の芝生も、鹿の毛並みも、これからどんどんきれいになっていく。新しい飲食施設「な・ら・ら」(近鉄奈良駅前)や「ふれあい回廊 夢しるべ 風しるべ」(東大寺南大門前)がオープンして、夜の奈良も賑やかになった。ぜひ春の奈良にお訪ねいただき、お泊まりいただきたい。
※写真は、先日奈良公園で撮影したばかりの雌鹿。ドラマに登場した鹿と感じが似ていると思うのだが…。
※参考:奈良県外のロケ地は、以下のサイトで。
http://location.la.coocan.jp/awoniyoshi.html
http://loca.ash.jp/show/2008/d200801_awoniyoshi.htm
雰囲気といい威厳といいそのもです。
鹿によって鹿相は随分違うのでよく見つけられたものです。
魚佐旅館さんのロケMapはカンペキですね。
観光地でソフトの付加価値をつけるというのはハードの投資をどうのこうのでなくこういった知恵をつかった知的ソフト取組みなのだとつくづく思いました。
うちの会社の若い女性たちも早速、奈良旅行に出かけたようです!
本日、酒仙堂さんへ御邪魔して、了解を頂きました。氏も「ほほぅー。そんなのなんぼでも」と喜んで頂けました。で、私が見れば、本当にキチンと書いて頂けていたのですが、「もっとちゃんと書いとけば良かったかな?」何ておっしゃってました。
私から見れば、十分キチンと書いて頂いて居る様なのですが・・・。
魚佐旅館さんのロケMapはカンペキですね、何て南都さんにも御誉め頂き、作って良かった~って気分です。
これを機会に、奈良を売り込んで行きたいですねぇ。また力を貸して下さい。宜しくお願いいたします。
> 「鹿男」の牝鹿とそっくりですね!
似ているでしょう? なかなかカメラ目線になってくれなくて、苦労しました。顔は似てても、人間の言葉は解さないようで…。
> 魚佐旅館さんのロケMapはカンペキですね。
> うちの会社の若い女性たちも早速、奈良旅行に出かけたようです!
よくここまで調べられたものです。県でも県観光連盟でも市観光協会でもなく、一旅館が作られたというところが素晴らしいです。民の「知的ソフト」が集積されて、奈良が盛り上がっていくのでしょう。
> 貴殿のブログで取り上げて頂いたと云う事は、物凄く有り難い事です。
いえ、厚かましいお願いを快諾していただき、有り難うございました。この記事には、昨日1日だけで128件ものアクセスがありましたので、多くの方がプリントアウトされたことでしょう。
> 本日、酒仙堂さんへ御邪魔して、了解を頂きました。
> 私から見れば、十分キチンと書いて頂いて居る様なのですが・・・。
これ以上は書けないと思います。奈良検定1級を高得点で合格された酒仙堂さんがチェックされているということでも、信頼性も抜群ですね。
奈良市以外の地区の解説を追加するなら、遠慮なくおっしゃってください。
金田さん、最後になりましたが昨日はありがとうございました。
これを機会に永らく“積ん読”状態だった冊子・『DeerMyFriennds10年のあゆみ』を読んだり、鹿垣に関するレポートを再読することにします。
ところで眼鏡を忘れておられませんか?
お邪魔していた小一時間のあいだにも沢山の方たちの出入りがあり、私には新しい出逢いもあって楽しい時間でた。
酒仙堂さんのお人柄によるものと思います。
あの日の帰り道、前日にNHK・TVで拝見した藤丸正明さんにも会い、しばらく藤丸さんたちの熱心な仕事ぶりに接してきました。楽しい日曜の午後のひとときでした。
ロケ地などもかなりこだわりを持って作られていたのも好評だったひとつかと思います。
最終回の小川先生と藤原くんの再会場所が、家の近所(東京・芝公園)だったのは、私にとってはいい「オチ」になりました。
原作を読んだときは、キャスティングとして、小川先生=草剪剛、堀田イト=堀北真希、長岡先生=伊東美咲、あたりかなと考えていましたが、原作にない綾瀬はるかも含め、実際にいい配役でした。
長岡先生の柴本幸は「源氏物語千年紀」のキャラクターとして、ポスターなどを見かけます。
フジテレビはなぜか奈良づいていて、多分東京ローカルの放送だったと思いますが、「クイズ・ヘキサゴン」の関連番組で、スザンヌたち「おバカ」が、奈良から京都への珍道中をするという企画を深夜にやっていました。
金峯山寺、岡寺、橘寺、春日大社などが出てきましたが、あいにく大雨の日のロケだったようで、各地の魅力がもうひとつ伝わらなかったのが残念でした。
今後は今まで殆ど採りあげられていなかった、奈良時代が舞台のドラマなど観てみたいと思います。
> 「カッタルイ」文になっているということです。もう少し体言止めを多用した方がよかったかも。
そうですか? 十分読みやすい文章ですよ。
> 『Deer My Friends 10年のあゆみ』を読んだり、鹿垣に関するレポートを再読することにします。
面白いタイトルですね、愛護会の本でしょうか。奈良町座での鹿垣の話は、とても面白かったですね。
> 藤丸正明さんにも会い、しばらく藤丸さんたちの熱心な仕事ぶりに接してきました。
タダアキさんたちは、よく頑張っていますね。頼もしい後継者が出現して、奈良町も活気づいてきました。
> ロケ地などもかなりこだわりを持って作られていたのも好評だったひとつかと思います。
ロケ地のこだわりには、すごいものがありました。1300年協会制作の「あをによし奈良へ。」(710!楽しい体感教室 奈良県修学旅行ガイドブック)にも、簡単なロケ地ガイドが載っていました。今後、修学旅行生も訪ねるようになれば良いですね。
> 小川先生=草剪剛、堀田イト=堀北真希、長岡先生=伊東美咲、あたりかなと考えていました
これは豪華メンバーですね、特に伊東美咲が。それにしても、綾瀬はるかがこんな良い演技をするとは、驚きでしたが、彼女の魅力が相当このドラマに寄与しています。
> 奈良時代が舞台のドラマなど観てみたいと思います。
奈良時代の歴史は皇室が舞台なので作りにくい、と聞いたことはありますが、万葉歌などを題材に、庶民のロマンスなどを取り上げてもらいたいものです。