
主計町と書いて「かぞえまち」と読む。金沢市に残る3つの花街(東山、主計町、西)の1つだ。
大通りに面した尾張町から主計町へは「暗がり坂」という狭くて急な坂(石段)を降りるのだが、「お忍び」の雰囲気が良い。
「太郎」(金沢市主計町2-7)は、浅野川沿いの石畳の道に面していて、お茶屋さんのような造りの店だ。周りの町並みは、時代劇に出てくる郭(くるわ)街そのものだ。
太郎は、地元でも有名な鍋料理屋である。良い魚の入らない7~8月だけは会席料理に変わるが、それ以外はずっと寄せ鍋一筋(写真=4830円)。具はご覧のとおり、鱈、鯛、カキ、皮ハギ、鶏肉、粟餅、それにたっぷりの地場産野菜だ(特に菊菜が旨い)。
これらを秘伝のダシ(昆布、鰹、薄口醤油など)で煮る。新鮮な材料から自然の甘みが出て、絶妙のハーモニーを醸し出す。
鍋のお世話も取り分けも、すべて仲居さんがやってくれるので、鍋奉行は無用だ。粟餅の後は、ご飯と昆布ダシと塩を足し、あっさりした雑炊にする(卵やポン酢は入れない)。
具の旨味が染みて、さらさらと何杯でもおかわりできそうだ。淡い飴色に透き通ったダシが、最後まで濁らないのが不思議である。
※Yahoo!グルメ
http://gourmet.yahoo.co.jp/0004285990/M0017000150/
「毎年冬には、必ず太郎に行く」という地元の方もいた。海のない奈良では味わえない、日本海に面した城下町の味だ。
大通りに面した尾張町から主計町へは「暗がり坂」という狭くて急な坂(石段)を降りるのだが、「お忍び」の雰囲気が良い。
「太郎」(金沢市主計町2-7)は、浅野川沿いの石畳の道に面していて、お茶屋さんのような造りの店だ。周りの町並みは、時代劇に出てくる郭(くるわ)街そのものだ。
太郎は、地元でも有名な鍋料理屋である。良い魚の入らない7~8月だけは会席料理に変わるが、それ以外はずっと寄せ鍋一筋(写真=4830円)。具はご覧のとおり、鱈、鯛、カキ、皮ハギ、鶏肉、粟餅、それにたっぷりの地場産野菜だ(特に菊菜が旨い)。
これらを秘伝のダシ(昆布、鰹、薄口醤油など)で煮る。新鮮な材料から自然の甘みが出て、絶妙のハーモニーを醸し出す。
鍋のお世話も取り分けも、すべて仲居さんがやってくれるので、鍋奉行は無用だ。粟餅の後は、ご飯と昆布ダシと塩を足し、あっさりした雑炊にする(卵やポン酢は入れない)。
具の旨味が染みて、さらさらと何杯でもおかわりできそうだ。淡い飴色に透き通ったダシが、最後まで濁らないのが不思議である。
※Yahoo!グルメ
http://gourmet.yahoo.co.jp/0004285990/M0017000150/
「毎年冬には、必ず太郎に行く」という地元の方もいた。海のない奈良では味わえない、日本海に面した城下町の味だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます