goo blog サービス終了のお知らせ 

tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

驚きと感動のオンパレード!奈良 而今(にこん)

2021年10月21日 | グルメガイド
以前から気になっていた懐石料理の「奈良 而今」(奈良市鍋屋町3=東向北商店街の北・花芝商店街の突き当たり)。念願かなって年上の友人であるKさんと一緒に、秋の料理がスタートする初日(2021.10.1)に訪ねた。なかなか予約が取れない人気店である。なお而今とは、「今この瞬間を大事にする」という禅語だそうだ。以下、この日の料理を順に紹介する。なおお店の公式サイトには、
※トップ写真はハモ(鱧)の刺身と淡路島の由良ウニ


昼間の外観。この写真と次の写真は、JR東海「うましうるわし奈良」のサイトから拝借した


カウンターは、こんな感じだ

而今の由来 而今(にこん)は禅語であり、曹洞宗 道元禅師の唱えた言葉です。「いはくの今時(こんじ)は人人(にんにん)の而今(にこん)なり。我(われ)をして過去未来現在を意識せしめるのは、いく千万なりとも今時(こんじ)なり、而今(にこん)なり。」の言葉にあるように、「今と言う瞬間に成すべき事をなす。」日々精進し日本料理を突き詰める気持ちを忘れないよう、この看板を掲げました。


こんな個室にお通しいただいた。額には「美酒嘉肴以相饗」、否が応でも期待が高まる

弱冠33歳、奈良、京都の有名料理店にて修行を重ね、14年間が経ちましたが、まだまだ未熟な状態での独立です。研究を惜しまず、日々進化していきたいと思っています。人生マイナスになる時もありますが、常にプラスに考えて生きていくことでより良い方向に進めるはずです。


食前酒は、こんな金杯についでいただいた


秋の到来を告げる柿なます

料理について 13,000円(税抜)+サービス料5%、のおまかせコースを月替わりでご準備しております。食材の盛り(さかり)の時分に、最も食材を引き立たせる調理を施し、独創的な懐石をご用意いたします。※誠に勝手ではございますが、2021年1月より、昼のコースを13,000円(税抜)+サービス料5%に変更させていただきます。


豪華!マツタケの土瓶蒸し

こだわり
・土佐備長炭 土佐の備長炭を仕入れ、焼き物に使用しております。炭火焼きは日本料理においては欠かせない調理法です。素材の脂が炭に落ちることで燻製のような独特の香りが生じ、皮はパリッと身はふっくら焼くことができます。



日本酒のグラスは、ここから選ぶ。目にも楽しい


ここから新鮮なお刺身が続く!

・おくどさんで炊き上げるお米 お米は富雄の農家さんから仕入れ、二日おきに精米しております。このお米をおくどさんで香高く炊き上げます。
・魚 店主が毎朝市場に足を運び目利きした、その時期に1番美味しい天然の魚介類を厳選してをご提供いたします。



ハモの刺身と淡路島の絶品!由良ウニ(=トップ写真に同じ)。由良ウニは
淡路島東南(紀淡海峡)の由良港で水揚げされたもので、味は日本一といわれる


超豪華な八寸!お酒がどんどん進む

・お酒 篠峯 、大倉、春鹿など、奈良の地酒を多数取り揃えております。日本酒以外にも焼酎、ワイン、果実酒、ソフトドリンクもご準備しておりますのでお気軽にお声掛けください。


焼きサバ寿司を焼き海苔で巻いていただく、これは新感覚だ!


脂の乗ったサンマが出てきた!



とにかく、息もつかせぬ感動料理が次々に運ばれてくる。一品ごとに丁寧に説明してくれるので、理解も深まる。店内は満席の盛況なのに、これは有り難い。



ご飯ものに出てきた手前の牛肉が、いい具合に脂が乗り、しかもとても柔らかい。ここでこんな美味しいお肉が出てくるとは、サプライズだった。かまど炊きのご飯の量が少なかったのでお代りすると、筋子が乗って出てきて、とてもトクした気分になった。





締めのシャーベットから抹茶まで、一分の隙もない豪華料理の連続だった。日本酒も、選りすぐりの地酒を揃えていた。あ~美味しかった!Kさん、お付き合いありがとうございました。皆さん、ぜひ特別な日にお訪ねください。予約が取りにくいので、ぜひお早めにご計画を!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あなたは立ちション派? それ... | トップ | 法華寺は光明皇后ゆかりの尼... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメガイド」カテゴリの最新記事