毎年好評の「今井町並み散歩」、今年(2017年)は22回目の開催となった。最終日の昨日(5/21)は晴天にも恵まれ、「茶行列」(10:00と14:00の2回)や「今井六斎市」(御堂筋)、「今井町衆市」(順明寺・北尊坊通)などを目当てにたくさんの方が来町された。
※写真はすべて5/21に撮影。トップ写真は、南都銀行畝傍支店前を歩く神谷(じんや)支店長
まずは参加者全員で記念撮影。今井保育園運動場で
今井町で茶行列を行うのは、同町出身の茶人・今井宗久(いまい・そうきゅう)にちなむ。『デジタル大辞泉』によると今井宗久とは、
挨拶される若林稔さん(今井町町並み保存会会長)
こちらは橿原市の森下豊市長
[1520~1593]安土桃山時代の堺の豪商・茶人。大和今井の人。名は兼員。号、昨夢斎。武野紹鴎(たけのじょうおう)に茶を学ぶ。織田信長に近づいて堺対策に協力し、多くの利権を握る。のち、豊臣秀吉の茶頭となり、千利休・津田宗及とともに三大宗匠と称された。
奈良県住みます芸人の十手リンジン。こちらは下市町出身の十田卓 (じゅうだ・たく)さん
同じく十手リンジンの西手隼人さん、大阪府高石市出身。十田さんと西手さんで「十手」
おなじみ瓦版屋さん。年々ウデを上げている
昨日私は、茶行列(10:00~)に参加した南都銀行畝傍支店の行員たちの写真を撮るため、朝早くから町を訪ねた。同店は今年もイベントの盛り上げに協力した。奈良新聞(5/19付)「法被を着て接客 地域活性化で協力 南都銀行畝傍支店」によると、
いよいよ今井保育園を出発
橿原市今井町1丁目の南都銀行畝傍支店(神谷英昭支店長)は、窓口担当者らが地元のイベントで使用される法被(はっぴ)を着用して接客を行っている。同町で開催中の「第22回 今井町並み散歩―今井宗久をとりまく茶人たち」(21日まで)に合わせた取り組み。
同支店は昨年の開設120周年を機に、同町関係者との地域活性化に向けた協力を一層推進。同町町並み保存会などと協議して、昨年から法被着用での業務を行っている。このほか同店では、同町の魅力を発信する地域関連資料を取りそろえた「今井町コーナー」をロビーに新設。
21日実施の茶行列にも支店長ら職員の参加が予定されている。神谷支店長は「今年は今井宗久の大役をまかされた。しっかり務めたい」と話した。
茶行列で今井宗久役とは、まさに「主役」。神谷(じんや)支店長のうしろには、同店の若い行員たちが茶職人などに扮して、元気いっぱいに町内を練り歩いた。
町内では「今井六斎市」や「今井町衆市」が開かれ、たくさんの方が買い求めていた。私もつい、つられて野菜、漬物、お茶などを大量に買ってしまった。
さすが伝統ある町。軒先には魔除けの門符「蘇民将来(そみんしょうらい)子孫家門」
先日、奈良日日新聞「地域に生きる」欄に「信念を持った地域づくり」のタイトルで、若林稔会長(今井町保存会会長)が紹介された。そこでは
「住民以外にも、今井で地域づくりを学ぶ大学生も準備段階から参加して、私たちと一緒になってイベントを盛り上げてくれている。多くの人の熱い思いが、町並み散歩の開催につながっています」と同保存会の若林稔さん(76)。
遠くから来る学生たちが活動しやすいようにと自宅を開放して寝食を共にし、学生たちを支援する。その数、ピーク時には20~30人に及ぶ。住民らと一緒に汗を流し、ありのままの地域づくりの現場を体感することを大事にしている。
こちらは今井町のアイドル・銀とき子さん
シツカリ十手リンジンと、記念撮影
と紹介された。このような地道なご努力の積み重ねが、イベントの成功につながり、住民たちの愛郷精神が高まっているのだ。
若林会長、そして今井町の皆さん、これからも大いにこの素晴らしい町を盛り上げてください!
※写真はすべて5/21に撮影。トップ写真は、南都銀行畝傍支店前を歩く神谷(じんや)支店長
まずは参加者全員で記念撮影。今井保育園運動場で
今井町で茶行列を行うのは、同町出身の茶人・今井宗久(いまい・そうきゅう)にちなむ。『デジタル大辞泉』によると今井宗久とは、
挨拶される若林稔さん(今井町町並み保存会会長)
こちらは橿原市の森下豊市長
[1520~1593]安土桃山時代の堺の豪商・茶人。大和今井の人。名は兼員。号、昨夢斎。武野紹鴎(たけのじょうおう)に茶を学ぶ。織田信長に近づいて堺対策に協力し、多くの利権を握る。のち、豊臣秀吉の茶頭となり、千利休・津田宗及とともに三大宗匠と称された。
奈良県住みます芸人の十手リンジン。こちらは下市町出身の十田卓 (じゅうだ・たく)さん
同じく十手リンジンの西手隼人さん、大阪府高石市出身。十田さんと西手さんで「十手」
おなじみ瓦版屋さん。年々ウデを上げている
昨日私は、茶行列(10:00~)に参加した南都銀行畝傍支店の行員たちの写真を撮るため、朝早くから町を訪ねた。同店は今年もイベントの盛り上げに協力した。奈良新聞(5/19付)「法被を着て接客 地域活性化で協力 南都銀行畝傍支店」によると、
いよいよ今井保育園を出発
橿原市今井町1丁目の南都銀行畝傍支店(神谷英昭支店長)は、窓口担当者らが地元のイベントで使用される法被(はっぴ)を着用して接客を行っている。同町で開催中の「第22回 今井町並み散歩―今井宗久をとりまく茶人たち」(21日まで)に合わせた取り組み。
同支店は昨年の開設120周年を機に、同町関係者との地域活性化に向けた協力を一層推進。同町町並み保存会などと協議して、昨年から法被着用での業務を行っている。このほか同店では、同町の魅力を発信する地域関連資料を取りそろえた「今井町コーナー」をロビーに新設。
21日実施の茶行列にも支店長ら職員の参加が予定されている。神谷支店長は「今年は今井宗久の大役をまかされた。しっかり務めたい」と話した。
茶行列で今井宗久役とは、まさに「主役」。神谷(じんや)支店長のうしろには、同店の若い行員たちが茶職人などに扮して、元気いっぱいに町内を練り歩いた。
町内では「今井六斎市」や「今井町衆市」が開かれ、たくさんの方が買い求めていた。私もつい、つられて野菜、漬物、お茶などを大量に買ってしまった。
さすが伝統ある町。軒先には魔除けの門符「蘇民将来(そみんしょうらい)子孫家門」
先日、奈良日日新聞「地域に生きる」欄に「信念を持った地域づくり」のタイトルで、若林稔会長(今井町保存会会長)が紹介された。そこでは
「住民以外にも、今井で地域づくりを学ぶ大学生も準備段階から参加して、私たちと一緒になってイベントを盛り上げてくれている。多くの人の熱い思いが、町並み散歩の開催につながっています」と同保存会の若林稔さん(76)。
遠くから来る学生たちが活動しやすいようにと自宅を開放して寝食を共にし、学生たちを支援する。その数、ピーク時には20~30人に及ぶ。住民らと一緒に汗を流し、ありのままの地域づくりの現場を体感することを大事にしている。
こちらは今井町のアイドル・銀とき子さん
シツカリ十手リンジンと、記念撮影
と紹介された。このような地道なご努力の積み重ねが、イベントの成功につながり、住民たちの愛郷精神が高まっているのだ。
若林会長、そして今井町の皆さん、これからも大いにこの素晴らしい町を盛り上げてください!
> 多岐にわたり詳細にアップしていただき、視野が広がり知識
> の引き出しが増え使うこともでき 本当にありがたいです。
いえ、これが私の使命と思っています。
> 各支店が地域の拠点となることで地元の銀行が持っている底力を
> 発揮して みんなで元気な奈良県をつくっていけたらいいですね。
たくさんの支店がこのような地域活動を行っていますが、なかなか表に出てこなくて、歯がゆい思いをしています。金融機関が協力して、元気で住みよい奈良県を作って行きたいです。
> 書道のパフォーマンスを、町が動き始めたころは銀行のコマーシャル
> を、そして昨年は120周年を、町と銀行の関係をうまく活用しあって
> これたのも鉄田さんがいいパイプ役をして下さったお陰です
いえ、若林会長のご尽力の賜物です。いちど、まとめて振り返ってみたいと思います!
まちが活気づいて銀行が活気づくのかそれとも…、
畝傍支店ではリーマンショックの頃書道のパフォーマンスを、町が動き始めたころは銀行のコマーシャルを、そして昨年は120周年を、町と銀行の関係をうまく活用しあってこれたのも鉄田さんがいいパイプ役をして下さったお陰です
つなぎ役がとても大事で、各支店がそんな視線を持ってくれて地方銀行の独特の色を構成していただきたいものです
奈良は歴史の宝庫です。この南都銀行畝傍支店のように各支店がもっとふだんから地域に関わりをもって地域の人たちと一緒に文化を育んでいくという視点で存在していたらいいなぁと思います(関わっていることを知らないだけ?)。
各支店が地域の拠点となることで地元の銀行が持っている底力を発揮して みんなで元気な奈良県をつくっていけたらいいですね。