JR奈良駅のビエラ奈良2階にある喜久屋書店JR奈良駅店が閉店すると聞いて、昨日(2022.1.21)訪ねてみた。店内の様子も品揃えも普段と全く変わらなかったが、閉店の貼り紙を目にすると、やはりショックだ。全国の書店数は、この20年間で半分になったと聞くが、奈良市内で昨年の豊住書店に続いて喜久屋書店もなくなるとは、とても残念だ。
NTTデータ研究所は、書籍の市場規模の縮小および書店の売上の減少のおもな要因は、①インターネットの進化・普及の影響、②インターネット書店の隆盛、③電子書籍の普及にあるとする。このうち①は、ネットで無料で情報が得られるので、わざわざ有料の書籍を買わなくなったということで、この流れはなかなか止めることはできないだろう。
私は有料の辞書検索システム(一種の電子書籍)を利用しているが、たまに図書館で百科事典の現物を手にすると、「百科事典って、こんなに重かったのか」と実感する。何十冊という辞書を瞬時に横断検索できるシステムに慣れると、もう手放せなくなる。
書店で本を探す楽しみは、インターネット書店では到底経験できないことだ。喜久屋書店JR奈良駅店は店の奥に奈良本や歴史関連本の棚があり、「おお、こんな本が出たのか」と、いつもチェックしていた。しかし「書店で本を買わない」という若者などが増えれば、このような楽しみも理解できなくなるだろう。
これ以上、書店が減らないよう祈るばかりだ。皆さん、本は地元のリアル書店で買いましょう!
NTTデータ研究所は、書籍の市場規模の縮小および書店の売上の減少のおもな要因は、①インターネットの進化・普及の影響、②インターネット書店の隆盛、③電子書籍の普及にあるとする。このうち①は、ネットで無料で情報が得られるので、わざわざ有料の書籍を買わなくなったということで、この流れはなかなか止めることはできないだろう。
私は有料の辞書検索システム(一種の電子書籍)を利用しているが、たまに図書館で百科事典の現物を手にすると、「百科事典って、こんなに重かったのか」と実感する。何十冊という辞書を瞬時に横断検索できるシステムに慣れると、もう手放せなくなる。
書店で本を探す楽しみは、インターネット書店では到底経験できないことだ。喜久屋書店JR奈良駅店は店の奥に奈良本や歴史関連本の棚があり、「おお、こんな本が出たのか」と、いつもチェックしていた。しかし「書店で本を買わない」という若者などが増えれば、このような楽しみも理解できなくなるだろう。
これ以上、書店が減らないよう祈るばかりだ。皆さん、本は地元のリアル書店で買いましょう!