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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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矢田寺のあじさい(2013Topic)

2013年06月14日 | お知らせ
矢田寺(金剛山寺)は、大和郡山市の矢田丘陵にある古刹である。『奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブック』(山と渓谷社刊)によると
※写真はすべて、2010年6月16日の撮影



矢田丘陵中腹に位置し、通称、「矢田寺」や「矢田の地蔵さん」の名で親しまれている。天武天皇の御願により入唐僧智通が創建したとされ、当初は十一面観音が本尊であったが、平安時代初めに満米上人が地蔵菩薩を本尊として以降、地蔵信仰の一大道場として栄えた。



本堂は室町時代の建築で、中央の厨子内には本尊地蔵菩薩像(重要文化財)に十一面観音像(重要文化財)と吉祥天像を加えた等身大の三尊を安置し、左右に二天像を配している。平安時代の阿弥陀如来像と地蔵菩薩像、鎌倉時代の閻魔王像と司録像など多くの古像(いずれも重要文化財)を伝えるほか、寺宝に本尊の縁起と霊験を描いた鎌倉時代の矢田地蔵縁起二幅(重要文化財)や、同じく鎌倉時代の鐘楼の梵鐘等が知られる。近年ではアジサイの寺として広く知られている。




ちょうど今は、本堂の地蔵菩薩立像や、閻魔堂の閻魔大王像などの特別拝観が行われていて(秘宝・秘仏特別開帳)、「ナント・なら応援団」などが現地ガイドを実施している。本堂特別拝観は500円、閻魔堂特別開扉は無料で、いずれも6/1(土)~6/30(日)9:30~16:30。



お寺のHPによると、境内のあじさいがそろそろ見頃を迎えている。

当寺のアジサイは、25,000㎡の境内に紫陽花庭園や見本園があり、約60種類10,000株が咲き揃います。アジサイ園の開園は6月1日~7月10日でございます。入山料は、大人400円、小学生200円。(従来通り。お供え料の為、団体・個人の別はございません。)障害者割引:障害者手帳の提示により、有料期間中も無料(本人のみ)



※アジサイは桜などの花とは違い、見頃の時期が一瞬ではありません。また、雨に打たれても 花が痛んだり、散ってしまうようなこともございません。天候に係らず水やり等の管理もしております。矢田寺は関西の都市部に比べますと1週間~10日ほど花の時期が遅いですので、6月上旬から7月上旬頃まで、沢山の種類のきれいな花をずっと楽しんでいただけます。


週間天気予報によると、今日(6/14)から週明け(6/18)にかけて、曇り空だが降水確率は30%以下である。ぜひ、たくさんの花をお楽しみいただきたい。
コメント (4)
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