1/21(日)付の産経新聞(奈良版)に、奈良検定事務局の話が載っていた。あのテキストを作るのには、並々ならぬご苦労があったようだ。「初めての奈良検定」という連載の第2回である。
執筆陣は40人で、事務局が《心を砕いたのが、限りある枚数に抑えるため、執筆された原稿からどの項目を実際に掲載するかということだった》《一方で、間違いをなくすことも強く心掛け、原稿は各寺社の関係者などにもチェックしてもらった》《校正は、締め切りとの戦いだった。平日は自宅に持ち帰り、休日は図書館に通って作業を進めた》
なるほど、これは大変な作業だ。課題としては《文章が難解という指摘もあった》《言葉や地名の由来なども盛り込んでみたい》。
テキストで私が気になったのは、執筆を分担しているので、書きぶりや密度に差があったことだ。「第1章 奈良の地勢と歴史」の23ページ分は、とても中身が濃いのに、「第2章 奈良の史跡・名所」の213ページ分は冗長。「奈良の花の名所」は女性の執筆者らしく、他とは全く違う書きぶり(悪くはないが)。「文学」は万葉歌が多すぎて、的が絞りづらい…。
なお、新聞などで話題になった小3の女の子(最年少受験者・奈良市在住)は、《「できたのは半分くらい」と控えめに話した》そうだ(産経新聞社会面 07.1.15付)。
※写真は昨年12/16(土)、奈良検定の「認定支援セミナー」が開かれた奈良女子大学南門前。
執筆陣は40人で、事務局が《心を砕いたのが、限りある枚数に抑えるため、執筆された原稿からどの項目を実際に掲載するかということだった》《一方で、間違いをなくすことも強く心掛け、原稿は各寺社の関係者などにもチェックしてもらった》《校正は、締め切りとの戦いだった。平日は自宅に持ち帰り、休日は図書館に通って作業を進めた》
なるほど、これは大変な作業だ。課題としては《文章が難解という指摘もあった》《言葉や地名の由来なども盛り込んでみたい》。
テキストで私が気になったのは、執筆を分担しているので、書きぶりや密度に差があったことだ。「第1章 奈良の地勢と歴史」の23ページ分は、とても中身が濃いのに、「第2章 奈良の史跡・名所」の213ページ分は冗長。「奈良の花の名所」は女性の執筆者らしく、他とは全く違う書きぶり(悪くはないが)。「文学」は万葉歌が多すぎて、的が絞りづらい…。
なお、新聞などで話題になった小3の女の子(最年少受験者・奈良市在住)は、《「できたのは半分くらい」と控えめに話した》そうだ(産経新聞社会面 07.1.15付)。
※写真は昨年12/16(土)、奈良検定の「認定支援セミナー」が開かれた奈良女子大学南門前。