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水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

環境中に存在する微量な金属資源の回収に係る記載(その2:沖縄本島沖に大規模鉱床発見!)

2013-04-08 | 食糧・エネルギー・資源の自給関連

'13-04-08投稿

 既報(その1:今までの投稿、文献調査の整理)に引き続いて、環境中に存在する微量な金属資源の回収に係る記載を調べました。

47ニュース

沖縄本島沖に大規模鉱床 海底掘削で新たに発見http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013040701001571.html
(一部割愛しました。)
「政府が沖縄本島沖の海底下で、金属が堆積した「海底熱水鉱床」の地層を新たに確認したことが7日、分かった。調査技術の向上により、海底を深く掘削したことで発見した。大規模な鉱床と見込まれ、工業製品に必要な銅や鉛、亜鉛などを豊富に含むと推定される。

 日本周辺海域には計約5千万トンの鉱床があると推定されてきたが、今回の技術を各地に応用すれば、資源量が大幅に増える可能性があるという。輸入に依存する鉱物資源の安定確保に向け、大きな前進となる。

 調査は、経済産業省の委託で独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が1~2月に実施。4月中にも報告書をまとめる。2013/04/07 19:17   【共同通信】

◆関連記事
奄美沖浅い海底にレアメタル 優良鉱床の可能性2011年10月21日【共同通信】
沖縄本島沖に大規模鉱床 海底掘削で新たに発見http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102101000753.html
「鹿児島県・奄美大島の西北西約50キロ、深さ約480メートルの海底で、レアメタル(希少金属)のアンチモンを高い割合で含む鉱石を、熊本大大学院の横瀬久芳准教授(海洋火山学)が発見したことが21日、分かった。この鉱石は「海底熱水鉱床」の存在を示すとみられ、横瀬准教授は「(従来の認識より)浅い海底にも優良金属の鉱床が存在する可能性がある」としている。

 海底熱水鉱床は、マグマで熱せられた海水に金属が溶け込んだ流体が、海中で急激に冷やされて一気に固められ濃縮したもの。一般にレアメタルなどの金属が多く含まれる。アンチモンは半導体などに用いられている。

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もっと知りたい ニュースの「言葉」
Kyodo Zoomアンチモン(2011年4月19日)金属元素の一つ。硫化アンチモンでできた鉱物の輝安鉱を精錬することで得られる。世界で産出される約8割が中国産で、多くの日本企業が輸入に頼っている。半導体の原料やバッテリーの電極の添加剤、プラスチックや紙、木材など燃えやすい素材を燃えにくくする難燃剤など、さまざまな分野に使われている。
Kyodo Zoomレアメタル(2011年1月6日)地球上に存在する量が少ないか、取り出すことが困難な約30種類の希少金属のこと。わずかな量で製品の機能を高めることができ、自動車や携帯電話、液晶パネルなどの製造には欠かせない。このうちレアアース(希土類、ネオジムなど17元素)は中国が世界の生産量の90%以上を占め、輸出規制や価格高騰による影響が極めて大きいため、日本は調達先の多様化や備蓄、リサイクル推進など対策を急いでいる。

2011/10/21 19:21   【共同通信】」

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金属資源を用途、種類別に整理

⇒「NIMS(物質・材料研究機構)レアメタル・レアアース特集
「金属の種類とレアメタル、レアアースの基礎的理解」
によれば、
金属の種類と用途・・・>>詳しく見る

 

 


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