“急激な社会の変化には驚かされる。「のんびり余生を楽しむ」をモットーに過ごしているが、社会に取り残されたような錯覚に陥ることがある。
三重県鈴鹿市に住む小学二年生の孫娘から無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやりとりしようと持ち掛けられた。孫とは自筆で思いを伝える大切さを感じてほしいとの願いから手紙のやりとりをしてきた。私には元々新しいものへの抵抗感が強く「スマートフォンがなくたって十分生活できる」という気持ちが強かった。「ライン?何じゃそりゃ」と思ったが、孫からの頼みに弱い私はそのためにスマホを購入した。使い方を教えてもらいながらラインでのやりとりをするようになった。
今は孫と写真や動画を送り合っている。操作にはまだ悪戦苦闘しているが、便利さや楽しさも分かってきた。社会の変化とも適度に付き合うことも必要かな。今はそう思い始めている。”(12月3日付け中日新聞)
三重県桑名市の森山さん(男・74)の投稿文です。元々乗り遅れがちの高齢者からみれば、近年の世の中の変わり様は凄まじい。パソコンが普及してきた頃にも感じたが、近年はそれ以上である。森山さんはお孫さんにそそのかされてスマホを購入、ラインを始められた。森山さんは元々新しいものに抵抗感があったと言われる。それでもスマホを始められた。ボクに言わせれば正解だ。孫の存在は大きい。
ボクは2年半前から、妻がこの10月から携帯電話からスマホに変えた。そして、娘や孫とラインもしている。便利さ、手軽さは言うまでもない。
ボクは森山さんと逆に、新しい物好きである。今となってみればボクの強みになっているパソコンがある。パソコンを使い始めてもう25年くらいになろうか、まだ職場にも数台しかなく、一般的でなかった。パソコンに長けた部下が入ってきて、パソコンに興味を持ち、教えてもらった。パソコン教室に通うことなどなく、自分で学ぶなり近くの人に教えて貰うなどして、我流で使ってきた。だから基本的なことでも知らないことがある。普通にはパソコンを覚えても家庭ではなかなか使う機会はない。ところがボクにはあった。いろいろな地域活動や会に関わり、結構資料作りをしてきた。これが幸いした。その内人にそそのかされてホームページを作るようにもなる。これが更に幸いした。ボクの歳である程度パソコンが使えるのは強みである。こんなボクであるので、スマホもそんな苦労することもなく活用している。
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