思い返せば、先生と出会えたことが私にとって人生の岐路になりました。感謝しています。”(11月29日付け中日新聞)
名古屋市の高井さん(男・71)の投稿文です。恩師の言葉が与える影響は大きい。そして小さい頃のことはより大きい。高井さんは、小学校の時に先生からかけられた言葉で、気分が良くなり、その後積極的になられたと言われる。これは先生に限らず、親や周りの人も心がけねばならないことである。最近、子供は誉めて育てよ、とよく言われることである。それがこれである。
ボクは田舎の小さな小学校の優等生であったので、よくは覚えていないが、誉められていたのだろう。でも誉められたことより叱られたことの方がよく覚えている。廊下に立たされて往復ビンタを食らったこともある。今なら問題視されていたかもしれない。そして今の若者は、誉められて育った故に、打たれ弱い、そして気に食わないとすぐ止めてしまう、そんな気がするのはボクだけだろうか。何事も一面ばかりではいけない気がする。