寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3795話) ニセ電話詐欺

2025年02月06日 | 知識
 “2024年に県内で発生したニセ電話詐欺被害が1469件、総額41億5202万円に上り、統計の残る14年以降で件数、金額ともに過去最悪となったことが、県警のまとめで分かった。近年に急増している「SNS型投資・ロマンス詐欺」も昨年、県内で675件、82億6818万円の被害が発生。市民を狙った両詐欺の被害額は計120億円を超えている。
 県警によると、ニセ電話詐欺はキャッシュカード詐欺盗や預貯金詐欺など、23年に目立ったキャッシュ力ード狙いの被害件数が同年から減少した一方、親族や警察官などをかたるオレオレ詐欺は2倍近く増加した。警察官を装い、偽の警察手帳や逮捕状を通信アプリで示し、被害者が犯罪に関与した疑いがあるかのように演出して現金を詐取する手口が目立った。(後略)”(1月15日付け中日新聞)


 記事からです。先日の「話・話」 第3782話「警察沙汰?」の続きのような話題です。3782話は川合さんの体験談であったが、今回はそれを裏付けるデータを入れての話である。ニセ電話詐欺が41億円という数字に、それが愛知県だけの額と知って驚愕である。「SNS型投資・ロマンス詐欺」が82億、併せて120億円。多いと聞いてはいたが、これほどとは信じられない。でも事実である。そして、多くの人はこのことを知っており、誰も自分は大丈夫と思っている。そしてこれである。いかに相手がうまく、用意周到と言うことであろう。こうした電話を受けてしまったとき、まずは落ち着き、疑うことであろうか。そして行動を起こす前に誰かに相談することであろう。でも、身内の危機にそれが働かないのであろう。



(第3794話) 危険予知

2025年02月04日 | 知識
 “登録した滋賀県米原市シルバー人材センターからの仕事で私は主に庭木の剪定や草刈りをしてはや10年。仕事をやめ講座で学んだ園芸の中でも剪定が面白く、それを第二の人生の生きがいにしようと考えた。現在年間50日ほど作業していて、大半が半日仕事だ。脚立を使っての仕事もあり落下の危険性は常に隣り合わせで、草刈り機を使用する際は十分な安全確認が欠かせない。昨年11月の同センターによる安全標語の公募で、私の「現場では常に大事な危険予知」が最優秀賞に輝いた。一層、安全に努めている。
 今年も「危険予知」で安全第一。整った庭を見た依頼者の喜ぶ顔に触れられたらと思っている。”(1月14日付け中日新聞)


 滋賀県米原市の田中さん(男・73)の投稿文です。シルバー人材センターに登録、そしてそこの要望に添って働く。高齢者の事を考えての人材センターである。元気な高齢者にはできるだけ世に出て働いてもらう。それがその人のため、世のためである。田中さんは、庭木の剪定に面白さを見いだされ、それを選ばれた。しかし、庭木の剪定は危険と隣り合わせである。そして危険予知の重要性を訴えられた。標語が最優秀賞にもなった。やる気のある人にはいろいろ付いてくるのである。
 ボクも自分の庭の剪定をやり始めてもう20年近くになろう。それまでは庭を作ってもらった庭師に剪定に来てもらっていたが、もうできなくなった、と言われて自分で始めた。学んだこともなく全くの自分勝手で進めているが、誰も文句を言う人はいない。そして、ボクも脚立に乗るのが恐くなってきた。そこで数年前に、脚立に乗らなくてもいいように、背丈ぐらいに頂部を切り落としてもらった。危険予知どころか、危険を避けたのである。それでもあと何年続けられるだろう、先が見えてきた。



(第3780話) ギンナンの町

2025年01月06日 | 知識
 “全国有数のギンナン生産地として知られている稲沢市祖父江町の山崎地区で、約1万1千本のイチョウの黄葉が見頃を迎え、街中を黄金色に染め上げている。
 同町商工会によると、今年は猛暑などの影響で、色づきが約半月遅れた。名鉄山崎駅そぱの「祖父江ぎんなんパーク」ではイチョウ並木のトンネルが人気で、6日も記念撮影を楽しむ家族連れらでにぎわった。
 刈谷市から訪れた4歳と2歳の兄弟は、落ち葉のじゅうたんの上を駆け回って大はしゃぎ。母親の鈴木美由紀さん(33)は「SNS(交流サイト)で写真を見て来たが、想像よりも遠くまで黄金色が広がっていて、とてもきれい」と喜んでいた。見頃はあと5日程度。”(12月7日付け中日新聞)


 記事からです。この記事が出た日に、一宮友歩会の例会をこの地区で実施した。名鉄山崎駅の隣の玉野駅からこの地方の史跡を見ながら山崎駅をゴールとした。出発式の時、ボクはこの記事のことを話した。ぎんなん祭は12月1日で終わっていたが、今年のギンナンの黄葉は遅れて、この記事となったのである。まさに黄葉真っ盛りのギンナンを終日見ながらのウォーキングであった。この例会に合わせて色づいてくれた感じである。たまたまの偶然であろうが、こういうのを天の配剤というのであろう。
 毎年4月の第一土曜日も例会の日である。桜の状況がいつも気にかかる。計画は当然ながら桜の多い地域を選ぶ。桜も開花日が毎年早まっている。終わっているときもあったし、蕾の時もあった。でもほとんどの年は見られている。桜吹雪の中を歩くのは最高である。天の配剤をいつも感じている。



(第3774話) お華束

2024年12月24日 | 知識
 “浄土真宗の宗祖、親鸞の命日を28日に控え、本山の東本願寺(京都市)に奉納する餅飾り「お華束」が20日、一宮市の正念寺で完成した。28日までの法要「報恩講」の間、東本願寺に飾られる。
 一宮、稲沢両市などの木曽川沿岸の旧中島郡の大谷派門徒でつくる「中島郡会」のメンバーら約100人が、300キロの米でおよそ8千個の丸餅をつくり、大小12基のお華束を製作。東本願寺にマイクロバスで運んだ。
 正念寺住職の野田広実さん(66)によると、旧中島郡は133年前の濃尾地震で甚大な被害を受けた地域。惨状を知った東本願寺の現如上人が救援活動に訪れた。その恩返しとして、お華束の奉納が始まったという。野田さんは「中島郡会の高齢化が進んでいるが、地域の伝統を守っていきたい」と話した。”(11月26日付け中日新聞)


 記事からです。 中島郡は丹羽郡の隣である。そして中島郡会の会員に知り合いがあって少しは状況を聞いている。そしてボクの所属する丹羽郡十八日講とは、比較にならない規模ということも知っている。そしてこの記事である。違いをもっと知った。丹羽郡十八日講では12月12日に御華束作りをした。少し比較してみる。中島郡は100人、300キロとある。丹羽郡は35人、120キロである。もうこれだけで分かろうというものである。中島郡は東本願寺本山用であり、丹羽郡は名古屋東別院用である。当然であろうか。
 しかし、規模に違いはあっても、浄土真宗の支援団体であることは同じである。中島郡の野田さんが「中島郡会の高齢化が進んでいるが、地域の伝統を守っていきたい」と言うことも同じである。高齢化まっしぐらである。若い人でも70歳半ば、上は90歳に近い。どこまで続けられるか、一番は人であろう。宗教に限らず既存の組織はどこも同じの気がする。



(第3760話) 鉛筆補助軸

2024年11月24日 | 知識
 “「鉛筆補助軸」という名前を知っているだろうか。私は72歳にして初めて知った言葉だ。 私は十年日記を書いている。その筆記具は、ずっとシャープペンシルだった。シャープは芯の太さが一定で細字を書くのに便利だからだ。しかし最近、シャープを鉛筆に替えた。
 シャープは筆圧が強いとポキポキと芯が折れ、心までもくじけてしまうから。鉛筆だと折れるストレスがなく書き続けられ気持ちがいい。ただすぐに芯が丸くなり、削らねばならない。削る手間は増えたが、使い心地はよく、気持ちも折れない。鉛筆の良さを改めて感じている。
 思えば鉛筆を使っていたのは小中学生の頃。半世紀以上も前鉛筆の感触は何とも言えず懐かしさがあり、いとおしささえ覚える。
 ただ鉛筆は削ると短くなり、書きにくいのが難点。そして思い出した、ある道具を。文具専門店で尋ねた。名前がわからないので「短くなった鉛筆を長くするものありますか」と。店員はすぐに売り場に案内してくれた。こんな昔のものが未だにあったことに驚き、うれしかった。そして名前が「鉛筆補助軸」であると知った。今、鉛筆補助軸で長くした鉛筆を使いながら、子どもの頃に返った気がして、妙に心が躍っている。”(10月21日付け中日新聞)


 浜松市の榊原さん(女・72)の投稿文です。ボクは長いこと、と言うより鉛筆補助軸という言葉は知らなかったが、この道具を知って以来お世話になってきた。ボクばかりでなく妻もそうしてきた。当然の行為としてやってきた。今でもわが家には3本位あります。それを知る以前は、カラー?と言った気がするが、鉛筆に差す短いものであった。ボクは時には、鉛筆の削ってない方を2本つなぎ合わせ長くして使っていたこともある。今の人が知れば驚く行為かもしれない。それ程にもの大切にしていたと言うことであろう。短くなった鉛筆はズッとこうして使ってきた。
 そしてボクの今鉛筆を使うのは、新聞の書き写しの時である。シャープペンシルは当然その良さはあるが、力が入らない。これも我々の時代の人が言う言葉であろうか。ボクらの時代はHBであったが、今の子供は2Bや4Bと言うのである。このことは昨年、子供に鉛筆を配ろうと考えたときに知ったことである。そんなに柔らかい鉛筆を使うことに驚いた。一長一短あると思うが、何かひ弱になってきている気がする。



(第3758話) 解説記事

2024年11月19日 | 知識
 “新聞を広げていて、参考になるなと思うのが用語の解説記事。年も重ねて、ただでさえ私が思い出せないような事象や事件は随分増えた。片仮名語をはじめ、意味がよく分からないものはもちろん、仕組みが複雑そうなものもコンパクトにまとめられてある。課題も端的に説明されていて、理解を助けてくれるとてもありがたい存在だ。
 これら用語の解説記事をもっと有効に使おうと、私は昨年春から「用語事典」と題したノートに記事を貼っている。インデックスのシールを付け、後日読み返せるように工夫している。このノートのおかげで、私は時事問題にかなり精通することができた。新聞を開くのがすごく楽しみになってきた今日この頃だ。”(10月25日付け中日新聞)


 愛知県知多市の藤田さん(男・84)の投稿文です。また新聞のスクラップの話である。藤田さんは、解説記事という、テーマを限ったスクラップをされている。これも一つの方法と思った。何でもかんでもとなると、とめども無くなり膨大になる。棒を折ることにもなるだろう。でも、テーマを絞ればまとめやすい。11月9日の第3753話でも話になったが、スクラップを利用するには、まとめ方が問題になる。藤田さんはよく工夫をされている。 
 ボクのスクラップと言えば、この「話・話」 の為である。でもこうして「話・話」 として掲載しているので、その切り抜きは1年位保存して捨てている。


(第3757話) 上野天神祭

2024年11月17日 | 知識
 “三重県伊賀市の秋の風物詩「上野天神祭」のメインとなる「神幸祭」が20日にあった。豪華絢爛なだんじり9基やみこし、鬼行列が城下町を巡行し、県内外から訪れた約15万人(主催者発表)を魅了した。
 祭りは400年以上続くとされ、ダンジリ行事は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産・屋台行事」の1つに登録されている。この日は午前8時半ごろから「コンチキチン」と鉦や笛、太鼓の音を鳴らしながら、市中心部を練った。酔ったようにふらふらと歩く「ひょろつき鬼」は、子どもを見つけると駆け寄って面を近づけた。沿道では鬼に驚いた子どもらの元気な泣き声が響き渡った。名古屋市から訪れた大学職員牧野久美子さん(61)は「初めて来たが、だんじりの刺しゅうがきれいで見入ってしまった」と話した。“(10月21日付け中日新聞)


 記事からです。実はこのだんじり祭、ボクは1泊2日のツアーで始めて見に行ったのである。それが記事になっていた。行ったことが記事で見つけると嬉しいものである。そして書いてあるとおりである。大きく分けて3つの行列が続く。まず神輿行列、そして鬼行列、最後がだんじり、山車の行列である。山車は9基ある。1時間以上続く。道路は狭い。各家庭で椅子を並べてみている家もある。記事のようにたくさんの人出、大賑わいであった。さすがユネスコ登録だけあって見甲斐があった。久しぶり祭気分を味わった。
 凄くたくさんの人が関わり合っている。山車から降りてくる人を見ていたが、思っていた以上に多い人である。多分、この日に合わせて帰省した人も多かろう。そうして祭は維持されていく。しかし、どこまで続けられるだろうか。



(第3746話) 燕の恩返し

2024年10月26日 | 知識
 “稲刈り真っ最中の時期です。私も小規模ですが、お米を作っています。やっと稲刈りが終了したところですが、今年は猛暑のせいか、出来が少し悪いようです。
 先日のことです。稲刈りを始めると、6、7羽のツバメが飛来し、私の頭上を行ったり来たりしました。すぐ近くまで寄っては離れを繰り返します。コンバイン上から伸ばした手のすれすれまで近寄ってきます。作業終了まで半日近く、全く去っていくことなく頭上を飛び交い、不思議な光景でした。
 我が家では、毎年2回ツバメが飛来し、倉庫内で巣作りをします。過去にはカラスや猫などの被害に遭い、悲しい思いをしました。夜間はシャッターを下ろし、昼間は手製のネットでガラスの侵入を防ぎ、守っています。ここ数年、被害に遭うことはなくなりました。年々ツバメの姿が少なくなったように思いますが、我が家の前の電線に多いときには十数羽が止まり、倉庫に出たり入ったりする姿が見られます。
 今年は8月中旬から全く姿を見せなくなり、南方に飛び立ってしまったと思っていました。突然、青空に飛び交う姿を見て、巣立ったツバメたちが励ましに来てくれたのかと嬉しくなり、暑さも忘れて楽しく稲刈りができました。”(10月1日付け中日新聞)


 岐阜県恵那市の農業・遠山さん(男・74)の投稿文です。ツバメの恩返し、こんなことがあるのですね。ツバメは毎年同じ鳥が同じ家に巣を作ると聞いています。そしてこういう様子を聞くと本当だな、と思いますし、家族と同じだな、と思います。飼っている鳥と同じです。人の方も巣を作られ迷惑と思う人と嬉しく思う人と様々でしょう。
 実は今まで、ボクは野鳥にはあまり良い気持ちを持っていませんでした。カラスや鳩などの迷惑ばかりに目が行っていた気がします。昨年から車庫のシャーターを終日開けておくことにしました。毎朝上げるのがおっくうになってきたからです。そしたら何と今年ツバメが天井に巣を作ったのです。そのままにしておいたら、雛のツバメが顔を出すようになりました。糞が車の上に落ちるのですが、ブルーシートを乗せました。いつの間にか巣立っていきました。これで毎年巣を作りに来るでしょうか。



(第3734話) 高齢者衣服に

2024年10月02日 | 知識
 “弥富市は、徘徊の可能性がある市内のお年寄りらの衣服やかばんなどに貼り付けるシールの無償配布を2日から始めた。発見者がシールに印字されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、家族に電子メールで通知される仕組みで、行方不明になった場合の早期発見につなげる狙い。
 シールは衣服やバッグ、つえなどの持ち物に貼ることを想定。洗濯可能なものと、夜間に光るものを1人計30枚配る。対象は市に住民票があり、在宅で生活している行方不明の恐れがある人。市介護高齢課で登録する人の名前や写真、身長などを登録すると、初回は無料でシールをもらえる。
 QRコードを読み込んだ第三者からは、個人情報が読み取れない仕組みとなっている。担当者は「各地で行方が分からなくなる人が増えている。元気なうちに見つかるよう、シールを見つけた人も積極的にQRコードの読み込みをしてもらえたら」と話した。(9月3日付け中日新聞)


 記事からです。徘徊する人をいかに見つけ出すか、危険から救うか、その一つの方法である。QRコードの付いたシールを付けてもらい、これはと思う人に会った人がそのQRコードを読み取るのである。高齢化社会である。認知症の人も徘徊する人も増えてくる。いくらか遅らせることはできるが、増えるのはやむを得ないことである。特に徘徊は大変である。本人の危険もさることながら、その家族は右往左往である。寝るにも寝られない。地域で、社会でこれをどう防ぐか、いろいろな方法が示されている。スマホでその人の位置を把握する方法もあるらしい。ともかくできる手法は駆使しなければならない。個人も役所もである。
 ボクの母も数回徘徊らしきことがあったが、、足が弱かったので遠くは出かけられなかった。ボクはどうなるであろう。足が丈夫なままだったら、それこそどこまで行くか分からないだろう。こんなことを考えていたら生きていけない。皆に見守ってもらうより仕方がない。



(第3709話) ハンセン病

2024年08月08日 | 知識
 “ハンセン病の治療や人権擁護に貢献したあま市出身の医師小笠原登さん(1888~1970年)の足跡をたどるパネルや、患者の支援をしてきた一宮市出身の住職真野正志さん(1939~2004年)が残した絵画などの展示会が、あま市役所で開かれている。12日まで。
 小笠原さんは京都大病院で治療に当たり、ハンセン病が完治する病気などとする論文を発表し、隔離政策にも反対したという。パネルでは、小笠原さんの足跡と現在もある国立の療養所などについて紹介している。
 真野さんは1992年、岡山県の長島愛生園に隔離された体験をした伊奈教勝さんと出会い、95年に伊奈さんが亡くなってから伊奈さんの著書に書かれた言葉を菩薩の絵などに添え て描いた。会場では「私たちは人間を放棄させられ、物として療養所の中に運び込まれた」 「動けば動くのです 動かなければ何も動きません」などの言葉が添えられた絵15枚を展示した。
 絵を貸し出した真野さんの妻孝子さん(81)は「ハンセン病患者だった人も心が温かい同じ人間だということを伝えたかったのでは」と話す。(後略) “(7月9日付け中日新聞)
 
記事からです。小笠原登さんについて、一宮友歩会の例会でその生家であるあま市の円周寺で話しを聞いたことがある。またこのパネルが尾西歴史民俗資料館で展示されたときにもに行った。真野さんは、ボクの地元の人であり、孝子さんは知り合いである。こういう時代のあったことを忘れてはいけない。
 何事もその人にどうしようもないことで差別することはしてはならない。性別、人種、そして病等々。このように間違った施策のこともある。国においてさえである。この話は昔のことである。今やSNS全盛の時代である。片寄った意見、間違った情報、言いたい放題のようである。言われた方はもう回復のしようがないほどである。直接関わりのないことや責任の持てない他人事に意見を言うのはよほど慎重でなければなるまい。