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寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3816話) 気遣い冷蔵庫

2025年03月22日 | 知識
 “わが家の冷蔵庫には音声認識機能が装備されています。私の存在を認識したら、気でも使っているかのように声をかけてくれます。朝は「おはよう。今日も頑張ってね」。食器洗いを終えた深夜には「遅くまで家族のためにお疲れさまです」といたわってくれて。季節の献立を提案してくれることもあって「レンコンがおいしいので、○○の料理はどう?」。絶妙なタイミングでのアドバイスは、ありがたく参考にさせてもらっています。翌日の天気予報や降水確率まで教えてくれる優れ物です。この冷蔵庫は、今や、完全に私の味方です。私にとっては家族同然です。”(2月20日付け中日新聞)


 名古屋市のパート・犬飼さん(女・61)の投稿文です。今やこんな時代なのか、この話にはびっくりしました。全く知りませんでした。でも考えてみれば、会話型のロボットが家の中を動き回る時代です。会話型の冷蔵庫です。AIが何かよく知りませんが、その発達のおかげでしょう。あっても不思議ではないでしょう。確かに便利でしょう。いろいろ助けてくれるでしょう。
 でもボクには何かスッキリしないものが残ります。人間の欲望にキリはありません。どこまで進んでも、もうこれでいいというわけではありません。今や何が本当で何が嘘かも分からない時代です。一般人の頭ではついていけない、振り回されているだけの気さえします。



(第3815話) 新聞拡げて

2025年03月20日 | 知識
 “妻ともども新聞を読むのを楽しみにしています。私は経済面から興味のある企業や産業についての記事をこの5年ほど切り抜いています。朝刊1面コラム「中日春秋」の書き写しに2年ぐらい挑戦してきた妻ですが、1月、「体力的に少し負担になってきた」とこぼしたため、私は本欄や「時事川柳」から気に入ったものを書き写してみたらと提案しました。お気に入りの投稿と川柳の一句を見つけるのが妻は楽しいらしく、それらを日々せっせと書き写しています。
 私と妻の昨今の会話は、新聞を題材としたものが多くなってきました。ともに視野が広がってきた気がしています。”(2月20日付け中日新聞)


 三重県菰野町の勝野さん(男・87)の投稿文です。「中日春秋」や「天声人語」と言ったコラムを書き写しをしているという投稿文をよく見ます。いいことだと思って気軽に始めると、思う以上に大変なことが分かります。実はボクも「中日春秋」の書き写しを10年以上前にしようと思って始めました。ところがすぐに棒を折りました。時間もかかるし、よく間違えるし、手が痛くなります。勝野さんは、奥さんの愚痴に、もっと短いものの書き写しを勧められた。それがこの投稿文です。そしてボクも全く同じ事を始めました。ボクは「編集日誌」です。そしてこのことを中日新聞に投稿し、掲載されました。このことは昨年7月8日「話・話」 第3694話「編集日誌の書写」で紹介しました。読んでみて下さい。



(第3813話) さゆの力

2025年03月14日 | 知識
 “職場の同僚の勧めで、一日に何度もさゆを飲むようになった。お茶やコーヒーを好んで長年飲んできたが、さゆは胃腸の働きをとてもよくすると聞いて、昨年11月から、さゆに切り替えたのだ。
 起床すると、まず湯を沸かす。朝食を用意しつつ、私も含めた家族3人の各弁当の準備をしながら、さゆを少しずつ飲む。そうするうちに、自分の体が徐々に活性化されていくのが手に取るように分かる。さゆを飲み始めた当初、味気なくて、強い眠気を覚えたものだ。ところが1週間もすれば、そんな生活にも慣れていった。胃腸の調子が良くなってきたと実感している。同時に食欲が増したようにも思える。断続的に飲むため、一日中、全身はポ力ポカ。今や、体が少し軽くなってきた。随分疲れにくくなった。さゆって、すごい!”(2月17日付け中日新聞)


 名古屋市の宅地建物取引士・畑中さん(女・46)の投稿文です。さゆを飲む、これが健康法と聞いてびっくりした。そして妻に話したら、自分も少し前から始めたという。これにもびっくりした。ボクはあまり水分を取らない方だが、これがいけないと言われて、最近はお茶をよく飲むようにしている。お茶は健康に良いと言われていることは知っている。でもお茶を入れるのは面倒である。さゆなら簡単だ。この投稿の話から最近はボクもさゆを飲むようになった。
 では水ではいけないのだろうか。暑くなるとボクはよく水を飲む。水とさゆでは何が違うのであろうか。そして少し調べてみた。いろいろな飲み方が記されていた。そして思ったのは、何でも一つに片寄ってはいけないと言うことである。お茶、水、さゆ、いろいろな飲み物の特性を知って上手に使い分けることであろうか。畑中さんのさゆの飲み方は理にかなっているようです。



(第3812話) 管の粥

2025年03月12日 | 知識
 “農作物の豊凶を占う「管の粥」が12日、愛西市の日置八幡宮であり、地元住民らが豊作を願った。前日に炊いた米や小豆の中に入れたヨシの管に、米がどの程度入っているかなどで豊凶を占う。地元住民でつくる日置町実行組合や氏子総代らが前日、米を炊き、ご祈禧を受けた。
 この日は午前9時ごろ、釜で煮立てた米や小豆の中から出したヨシの管を一本一本、小刀で縦に割り、米やレンコン、イチゴ、ダイコン、ジャガイモなど30種類の農作物の豊凶を確かめた。畑の農作物は豊作が多く、全体としても豊作という結果となった。
 炊いた米などで早朝に作ったかゆも訪れた住民に振る舞われた。同組合の若山忠夫さんは「昨年は、夏の暑さなどで農作物のできは良くなかったが、今年は豊作を願いたい」と話した。”(2月13日付け中日新聞)


 記事からです。日本にはいろいろな伝統行事がある。この「管の粥」を取り上げたのは、一宮友歩会の例会でこの神社を訪れたことがあるのである。そしてこの行事が説明されていた。そんな思い出からである。また名古屋中村区の庄内川で、川中に竹竿をさして豊凶を占う神事が行われる七所社を訪れたこともある。行ってきたことで、新聞記事に載ると身近に感じるものである。
 神事の多くは今の論理からとても説明のつかないことが多かろう。でも延々続けられている。理屈を重んじる今の世代も参加している。初詣などその最たるものである。人間は理屈だけでは生きていけないのだろうか。生きていけないのだ。人生の運不運なども全く説明がつかない。そうしてこうした神事にもよりどころを見つける。これでいいのだろう。



(第3795話) ニセ電話詐欺

2025年02月06日 | 知識
 “2024年に県内で発生したニセ電話詐欺被害が1469件、総額41億5202万円に上り、統計の残る14年以降で件数、金額ともに過去最悪となったことが、県警のまとめで分かった。近年に急増している「SNS型投資・ロマンス詐欺」も昨年、県内で675件、82億6818万円の被害が発生。市民を狙った両詐欺の被害額は計120億円を超えている。
 県警によると、ニセ電話詐欺はキャッシュカード詐欺盗や預貯金詐欺など、23年に目立ったキャッシュ力ード狙いの被害件数が同年から減少した一方、親族や警察官などをかたるオレオレ詐欺は2倍近く増加した。警察官を装い、偽の警察手帳や逮捕状を通信アプリで示し、被害者が犯罪に関与した疑いがあるかのように演出して現金を詐取する手口が目立った。(後略)”(1月15日付け中日新聞)


 記事からです。先日の「話・話」 第3782話「警察沙汰?」の続きのような話題です。3782話は川合さんの体験談であったが、今回はそれを裏付けるデータを入れての話である。ニセ電話詐欺が41億円という数字に、それが愛知県だけの額と知って驚愕である。「SNS型投資・ロマンス詐欺」が82億、併せて120億円。多いと聞いてはいたが、これほどとは信じられない。でも事実である。そして、多くの人はこのことを知っており、誰も自分は大丈夫と思っている。そしてこれである。いかに相手がうまく、用意周到と言うことであろう。こうした電話を受けてしまったとき、まずは落ち着き、疑うことであろうか。そして行動を起こす前に誰かに相談することであろう。でも、身内の危機にそれが働かないのであろう。



(第3794話) 危険予知

2025年02月04日 | 知識
 “登録した滋賀県米原市シルバー人材センターからの仕事で私は主に庭木の剪定や草刈りをしてはや10年。仕事をやめ講座で学んだ園芸の中でも剪定が面白く、それを第二の人生の生きがいにしようと考えた。現在年間50日ほど作業していて、大半が半日仕事だ。脚立を使っての仕事もあり落下の危険性は常に隣り合わせで、草刈り機を使用する際は十分な安全確認が欠かせない。昨年11月の同センターによる安全標語の公募で、私の「現場では常に大事な危険予知」が最優秀賞に輝いた。一層、安全に努めている。
 今年も「危険予知」で安全第一。整った庭を見た依頼者の喜ぶ顔に触れられたらと思っている。”(1月14日付け中日新聞)


 滋賀県米原市の田中さん(男・73)の投稿文です。シルバー人材センターに登録、そしてそこの要望に添って働く。高齢者の事を考えての人材センターである。元気な高齢者にはできるだけ世に出て働いてもらう。それがその人のため、世のためである。田中さんは、庭木の剪定に面白さを見いだされ、それを選ばれた。しかし、庭木の剪定は危険と隣り合わせである。そして危険予知の重要性を訴えられた。標語が最優秀賞にもなった。やる気のある人にはいろいろ付いてくるのである。
 ボクも自分の庭の剪定をやり始めてもう20年近くになろう。それまでは庭を作ってもらった庭師に剪定に来てもらっていたが、もうできなくなった、と言われて自分で始めた。学んだこともなく全くの自分勝手で進めているが、誰も文句を言う人はいない。そして、ボクも脚立に乗るのが恐くなってきた。そこで数年前に、脚立に乗らなくてもいいように、背丈ぐらいに頂部を切り落としてもらった。危険予知どころか、危険を避けたのである。それでもあと何年続けられるだろう、先が見えてきた。



(第3780話) ギンナンの町

2025年01月06日 | 知識
 “全国有数のギンナン生産地として知られている稲沢市祖父江町の山崎地区で、約1万1千本のイチョウの黄葉が見頃を迎え、街中を黄金色に染め上げている。
 同町商工会によると、今年は猛暑などの影響で、色づきが約半月遅れた。名鉄山崎駅そぱの「祖父江ぎんなんパーク」ではイチョウ並木のトンネルが人気で、6日も記念撮影を楽しむ家族連れらでにぎわった。
 刈谷市から訪れた4歳と2歳の兄弟は、落ち葉のじゅうたんの上を駆け回って大はしゃぎ。母親の鈴木美由紀さん(33)は「SNS(交流サイト)で写真を見て来たが、想像よりも遠くまで黄金色が広がっていて、とてもきれい」と喜んでいた。見頃はあと5日程度。”(12月7日付け中日新聞)


 記事からです。この記事が出た日に、一宮友歩会の例会をこの地区で実施した。名鉄山崎駅の隣の玉野駅からこの地方の史跡を見ながら山崎駅をゴールとした。出発式の時、ボクはこの記事のことを話した。ぎんなん祭は12月1日で終わっていたが、今年のギンナンの黄葉は遅れて、この記事となったのである。まさに黄葉真っ盛りのギンナンを終日見ながらのウォーキングであった。この例会に合わせて色づいてくれた感じである。たまたまの偶然であろうが、こういうのを天の配剤というのであろう。
 毎年4月の第一土曜日も例会の日である。桜の状況がいつも気にかかる。計画は当然ながら桜の多い地域を選ぶ。桜も開花日が毎年早まっている。終わっているときもあったし、蕾の時もあった。でもほとんどの年は見られている。桜吹雪の中を歩くのは最高である。天の配剤をいつも感じている。



(第3774話) お華束

2024年12月24日 | 知識
 “浄土真宗の宗祖、親鸞の命日を28日に控え、本山の東本願寺(京都市)に奉納する餅飾り「お華束」が20日、一宮市の正念寺で完成した。28日までの法要「報恩講」の間、東本願寺に飾られる。
 一宮、稲沢両市などの木曽川沿岸の旧中島郡の大谷派門徒でつくる「中島郡会」のメンバーら約100人が、300キロの米でおよそ8千個の丸餅をつくり、大小12基のお華束を製作。東本願寺にマイクロバスで運んだ。
 正念寺住職の野田広実さん(66)によると、旧中島郡は133年前の濃尾地震で甚大な被害を受けた地域。惨状を知った東本願寺の現如上人が救援活動に訪れた。その恩返しとして、お華束の奉納が始まったという。野田さんは「中島郡会の高齢化が進んでいるが、地域の伝統を守っていきたい」と話した。”(11月26日付け中日新聞)


 記事からです。 中島郡は丹羽郡の隣である。そして中島郡会の会員に知り合いがあって少しは状況を聞いている。そしてボクの所属する丹羽郡十八日講とは、比較にならない規模ということも知っている。そしてこの記事である。違いをもっと知った。丹羽郡十八日講では12月12日に御華束作りをした。少し比較してみる。中島郡は100人、300キロとある。丹羽郡は35人、120キロである。もうこれだけで分かろうというものである。中島郡は東本願寺本山用であり、丹羽郡は名古屋東別院用である。当然であろうか。
 しかし、規模に違いはあっても、浄土真宗の支援団体であることは同じである。中島郡の野田さんが「中島郡会の高齢化が進んでいるが、地域の伝統を守っていきたい」と言うことも同じである。高齢化まっしぐらである。若い人でも70歳半ば、上は90歳に近い。どこまで続けられるか、一番は人であろう。宗教に限らず既存の組織はどこも同じの気がする。



(第3760話) 鉛筆補助軸

2024年11月24日 | 知識
 “「鉛筆補助軸」という名前を知っているだろうか。私は72歳にして初めて知った言葉だ。 私は十年日記を書いている。その筆記具は、ずっとシャープペンシルだった。シャープは芯の太さが一定で細字を書くのに便利だからだ。しかし最近、シャープを鉛筆に替えた。
 シャープは筆圧が強いとポキポキと芯が折れ、心までもくじけてしまうから。鉛筆だと折れるストレスがなく書き続けられ気持ちがいい。ただすぐに芯が丸くなり、削らねばならない。削る手間は増えたが、使い心地はよく、気持ちも折れない。鉛筆の良さを改めて感じている。
 思えば鉛筆を使っていたのは小中学生の頃。半世紀以上も前鉛筆の感触は何とも言えず懐かしさがあり、いとおしささえ覚える。
 ただ鉛筆は削ると短くなり、書きにくいのが難点。そして思い出した、ある道具を。文具専門店で尋ねた。名前がわからないので「短くなった鉛筆を長くするものありますか」と。店員はすぐに売り場に案内してくれた。こんな昔のものが未だにあったことに驚き、うれしかった。そして名前が「鉛筆補助軸」であると知った。今、鉛筆補助軸で長くした鉛筆を使いながら、子どもの頃に返った気がして、妙に心が躍っている。”(10月21日付け中日新聞)


 浜松市の榊原さん(女・72)の投稿文です。ボクは長いこと、と言うより鉛筆補助軸という言葉は知らなかったが、この道具を知って以来お世話になってきた。ボクばかりでなく妻もそうしてきた。当然の行為としてやってきた。今でもわが家には3本位あります。それを知る以前は、カラー?と言った気がするが、鉛筆に差す短いものであった。ボクは時には、鉛筆の削ってない方を2本つなぎ合わせ長くして使っていたこともある。今の人が知れば驚く行為かもしれない。それ程にもの大切にしていたと言うことであろう。短くなった鉛筆はズッとこうして使ってきた。
 そしてボクの今鉛筆を使うのは、新聞の書き写しの時である。シャープペンシルは当然その良さはあるが、力が入らない。これも我々の時代の人が言う言葉であろうか。ボクらの時代はHBであったが、今の子供は2Bや4Bと言うのである。このことは昨年、子供に鉛筆を配ろうと考えたときに知ったことである。そんなに柔らかい鉛筆を使うことに驚いた。一長一短あると思うが、何かひ弱になってきている気がする。



(第3758話) 解説記事

2024年11月19日 | 知識
 “新聞を広げていて、参考になるなと思うのが用語の解説記事。年も重ねて、ただでさえ私が思い出せないような事象や事件は随分増えた。片仮名語をはじめ、意味がよく分からないものはもちろん、仕組みが複雑そうなものもコンパクトにまとめられてある。課題も端的に説明されていて、理解を助けてくれるとてもありがたい存在だ。
 これら用語の解説記事をもっと有効に使おうと、私は昨年春から「用語事典」と題したノートに記事を貼っている。インデックスのシールを付け、後日読み返せるように工夫している。このノートのおかげで、私は時事問題にかなり精通することができた。新聞を開くのがすごく楽しみになってきた今日この頃だ。”(10月25日付け中日新聞)


 愛知県知多市の藤田さん(男・84)の投稿文です。また新聞のスクラップの話である。藤田さんは、解説記事という、テーマを限ったスクラップをされている。これも一つの方法と思った。何でもかんでもとなると、とめども無くなり膨大になる。棒を折ることにもなるだろう。でも、テーマを絞ればまとめやすい。11月9日の第3753話でも話になったが、スクラップを利用するには、まとめ方が問題になる。藤田さんはよく工夫をされている。 
 ボクのスクラップと言えば、この「話・話」 の為である。でもこうして「話・話」 として掲載しているので、その切り抜きは1年位保存して捨てている。