“昨年逝った漫画家水島新司さんから食べ物の大切さを教わりました。小学校高学年で読んだ水島さんの野球漫画「ドカベン」で、昼食を終えた弁当箱の隅に米が一粒残っている場面が描かれていて、それを見た主人公が「おじいさんが言ってんのさ。一粒の米には七人の神さまがいて、残したら罰が当たる」と言っていました。当時食が細く、おかずも米も残してばかりだった私には、忘れられないせりふとなりました。以降私はどんなに時間をかけても出された食事は完食するように努めています。これが水島さんなりの食育だったのでしょう。世界中の皆が一粒を大事にすれば、きっと食品ロスの削減につながるはずです。”(2月17日付け中日新聞)
三重県鈴鹿市の大学職員・宮崎さん(男・57)の投稿文です。小学生の時読んだ漫画の教えが今も生きている。小さいときの体験というのは、凄いものである。
米一粒に七人の神様が宿っている、それ程に米は貴重なものである、と言うことである。88の手が加えられているともいう。作る人は粗末にしない。ボクの妻など、捨ててもいいような野菜も丁寧に使っている。自分が作るのに携わったとなると捨てられないのだ。農作物を作っていない人は、お金を払って買う。お金を払うだけである。苦労が分からないのである。日本は食糧輸入国である。多くを外国に頼っている。本当はこちらこそ重要である。自分で作ったものならまだしも、人が作ったものを粗末にするなんて、もってのほかである。
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