寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3490話) 一宮モーニング

2023年05月02日 | 活動

 “一宮市の喫茶店などで提供される「一宮モーニング」を地域団体商標として登録する一宮商工会議所が、知的財産制度を有効に活用した企業や団体に贈られる「知財功労賞」の特許庁長官表彰を受けることが決まった。知財功労賞を受賞する商議所は全国で初めて。
 一宮商議所では、地元の食文化であるモーニングをアピールしようと、二〇〇九年に「一宮モーニング協議会」を設立。それ以来、積極的にモーニングの普及啓発やイベント開催に取り組んできた。「一宮モーニング」は一六年に、地域名と商品名を組み合わせた名前を付け、地域ブランドの保護をねらう地域団体商標に認定された。
 今回は商議所が市や地元企業と協力して市全体で取り組んでいる点や、モーニングを販売する加盟店を一覧にしたマップを配布する活動などが評価された。表彰式は十八日に東京で開かれる予定。”(4月12日付け中日新聞)

 記事からです。「一宮モーニング」を地域団体商標として登録する一宮商工会議所が、「知財功労賞」の特許庁長官表彰を受ける、と言うニュース。何のことかよく分からぬが「一宮モーニング」が表彰されるのである。一宮とモーニングがより知り渡ることになるのは確かだろう。それはモーニングをよく活用する地域の人にとっては嬉しいことであろう。
 コーヒーにいろいろな食べ物がついてくるモーニングコーヒー、この一宮地方独特の文化であろう。朝食や昼食代わりにしている人も多かろう。値段もコーヒー代だけである。他の地域に行ってコーヒーを頼むと、本当にコーヒーのみであったり、豆がつくことが精々であったりする。そして、コーヒー店を見つけること自体が難しい地域も多い。ボクの家は一宮市の外れであるが、500m範囲で4店くらいはあろう。1kmまで拡げたら10店くらいあるのではなかろうか。と言っても、最近はどんどん減っていく。物価の値上がりや跡継ぎ問題があろう。こうして「一宮モーニング」として売り出しているのだから、何とか食い止めて欲しいものである。


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