寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3710話) 里山整備

2024年08月11日 | 活動
 “地元の工業団地周辺で里山が整備されることになり、4年前、それに関わるボランティア団体が結成されて、私もメンバーとなった。以降、50~80代の仲間20人と月に1度活動している。教師や市議、銀行員などと仲間の経歴は多種多様。話をするだけで視野がぐんと広がった気がする。まずは皆で協力して山の木を切り出して、標高353びメートルの山頂までの登山道をつくった。展望台を建設するための資材運びも手伝った。それから山道沿いにベンチや案内看板を設けた。里山での景観を楽しめるよう、視界を遮らないための伐採を続けている。桜やツツジの植栽もしている。
 私は5月からボランティア団体の副会長。里山整備を通じた地域活性化に貢献すべく頑張る所存だ。”(7月13日付け中日新聞)


 岐阜県土岐市の伊藤さん(男・72)の投稿文です。里山を整備する団体が結成され、それに参加された伊藤さんの投稿である。地域住民がこうした団体を結成することは、本当に素晴らしいことである。誰もが何かで地域に貢献する。この積み重ねが地域の力、魅力になる。これは人のためにもなるが、大きくは自分の為である。豊かな地域で過ごせることは幸せである。
ボクも働いていた頃、県立公園の整備団体に加わったことがある。また環境整備のNPO法人に加入していたこともある。今はそれらは止め、その代わりが老人会や歩く会である。こうしたことに関われて本当によかったと思っている。



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