“日本だけでなく海外でも高齢化が進んでいる国があると聞きます。高齢化とともに認知症患者も増えていくことでしょう。高齢者による運転で痛ましい交通事故は後を絶ちません。誰もが自分のこととして考える必要があると思います。
高齢者の一人である私も物を忘れる機会が増えてきていて、数年前には脳梗塞を患い、認知症は人ごとではないと心配しています。予防手段の一つとして俳句や短歌、川柳を続けています。菊の栽培やグラウンドゴルフなど、頭と体を使う趣味で仲間づくりも心掛けています。
認知症予防には誰かと会話をすることも有効だと考え、地域の八十代以上のお年寄りを訪ねておしゃべりをするようにしています。物心つく頃から両親に「世の中に役立つ人になってほしい」と言われていたことを思い出します。微力ながら高齢化社会で地域のサポーター役になりたいと願っています。”(6月15日付け中日新聞)
大津市の農業・北村さん(男・73)の投稿文です。ともかく高齢化社会である。若い人だけに頼る訳にはいかない。死にたいといって死ねる訳ではない。自分のことは自分ですると共に、高齢者同士が助け合わねばならない。自助、共助である。北村さんのように、頭と体を使う趣味を持続させねばならない。高齢者同士が補い合わねばならない。北村さんは高齢者を訪ねてしゃべると言うことをされている。良いことである。しかし、親しくなればできるが、親しくもない人が何の役もなく出来ることではない。返って不審がられて用心されてしまう。これにはまず顔なじみなることである。
ボクは老人会長というチャンスに、公民館でサロンを開設した。先月20日に始めて開き、45人の人に参加してもらった。まずは大成功である。あまり家を出ない人を車で送迎してくれた人もある。何回も参加してもらう内に、顔なじみを作ってもらえればこの上ない成功である。そうすれば家を訪ねてくる人も出てこよう。始めたことである。少々のことでくじけてはならない。
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