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寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3828話) だら焼き

2025年04月16日 | 出来事
 “娘の友人がハワイ旅行に行き、お土産でホットケーキの材料をもらいました。早速、妻に作ってもらい、とてもおいしくいただきました。食べながら、子どもの頃に食べた「だら焼き」と呼んでいたおやつを思い出しました。昭和の時代によく家庭で作られました。
 小麦粉に水を混ぜただけの焼き物です。飽食の時代ではなかったので、特別に砂糖を混ぜてもらうだけで妙にうれしかったです。焼き上がるまでワクワクして待ちました。今は多様な菓子のある時代なので子どもにそんな話をしても理解されないです。蜂蜜をかけたホットケーキを食べながら、かつてごちそうだった「だら焼き」に思いをはせました。”(3月22日付け中日新聞)
 
 三重県松阪市の会社員・山本さん(男・68)の投稿文です。「だら焼き」と言いますか、ボクは「せんば焼き」と言っていた記憶です。山本さんの思い出と全く同じです。お好み焼きに全く具がないものです。おやつであり、腹も膨れます。こんな投稿に昔を思い出します。今と比べると全く貧しかったのですが、周りも皆同じでしたので、特に不満を覚えた記憶はありません。おやつと言えば、あとはサツマイモに芋せんべい、さとの木(サトウキビ)くらいでしたでしょうか?、何を食べていたのだろう。多分おやつとしては何も食べていなかった気がします。周りもほとんど同じでしたし、それ以上のことを知りません。今の人、特に若い人はもの豊かな時代を過ごしてきました。これができなくなった時、どう思うのでしょう。気になります。