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寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第2885話) リハビリ前へ

2019年12月16日 | 行動

  “私はバドミントンの試合に出場して膝をけがしました。それでも一週間ほどしたら医師から「歩いていい」との許可が出たので、公園を歩くなどしてリハビリを続けています。この公園は以前はランニングで利用してきましたが、今回私のように歩いている人が案外多いことに驚きました。けがや病気のため、うまく歩けるようにとリハビリをしている人がこんなに多いなんて。皆スピードもさまざまで症状に合わせながら自分と闘っているんだと思いました。
 日がたつにつれて私は知らない人でも自分の仲間のような気持ちになってきました。声には決して出しませんが、「頑張れ」と心の中でつぶやきながら抜かしたり、抜かされたりしています。
 私は今、「今日はどうする?」「もう少し頑張ってみようか」と自分と対話しながら歩を進めています。急がは回れとはよく言ったものです。焦らず自分のペースで歩き続けるつもりです。”(11月25日付け中日新聞)

 愛知県刈谷市の主婦・加藤さん(48)の投稿文です。膝をけがして1週間不自由し、やっと医師から歩いてもいいという許可が下りたと言われる。そしてリハビリに公園を歩いていて、そんな人が意外に多いことを知られた。ボクの周りでもリハビリで歩いている人は結構ある。高齢化社会である。当然であろうと思う。
 先日この「話・話」 で少し触れたが、ボクがぶっ倒れた話を書いておきたいと思う。11月19日、一宮友歩会の来年7月例会の下見で名古屋市内を3人で歩いていた。ボクは歩道で突然ぶっ倒れるのである。つまずいたことは記憶にない。気がついたときは起き上がるときであり、一緒にいた人の話ではすぐに起き上がらなかったという。両膝を大きく擦りむいた以外には、手の平と目の下に少しの擦り傷である。顔面に大きな傷を作ることもなく、骨折もしなかった。その後も歩いて下見を終えた。歩くことには自信のあるボクである。大ショックである。その後、皆さんにも気をつけてもらおうと、恥を恥とも思わず、話す機会があるたびに話した。すぐ病院に行かなかったことを何人もの人からひどく叱られた。ボクとしても意識がなかったことが気になってきた。そして1週間後に病院へ行き、CTとMRIの検査を受けた。この結果も先日聞いたが、大きな問題点は見つからなかった。脳波検査も受けることにした。
 あの転倒で、骨折したり顔面に大きな傷を作っていたら、その後の生活は全く違っただろう。予定は大きく狂ったろう。多くの人を惑わせたかも知れない。転倒は本当に怖いことを身で知った。


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