FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今夜のFOMCの政策発表で如何なる展開が予想されるか。

2012-12-12 18:53:50 | 日記
<今夜のFOMCの動向から>
今夜のFOMCの焦点は12月末で終了するツイストオペの代替策になろうかと思われますが、”国債購入を月450億ドル” という予想が中心ではあるものの、 ①”規模は450億ドルよりもかなり小さくなる” ②”国債購入と住宅ローン担保証券(MBS)の購入規模拡大の合わせ技になる” など、さまざまな思惑が広がっており、直後の反応がどんどん読みにくくなっています。 発表直後は値が荒れる可能性もありそうです。

FOMC声明で金融政策が発表されるのは26時30分ですが、28時にはFOMCの経済・金融見通しの発表、28時15分にはバーナンキFRB議長の定例記者会見などもあり、今夜はNY市場終盤までなかなか忙しそうです。 リスク管理はいつも以上に慎重に行いたいところです。

欧州序盤のドル・円は強含みとなっています。
米10年債利回りの上昇も背景に11月22日高値(82.83円)を突破すると、ストップを巻き込みながら82.94円まで上昇しました。 ただ、83円ちょうどにオプションバリアがあるとの観測から伸び悩んでいます。 ほぼ筆者の予想通りのセオリーで進んでいます。 何度か83円の壁に向けて上下を繰り返しながら、仮に83円を超えるような展開に突入すれば、83.25円のラインも見えてきそうです。 

一方、NZドル・円は高値更新してきました。
欧州株高やドル・円の上昇を手掛かりに、2009年10月高値を突破して69.73円まで上昇していますが、いよいよ70円の大台が目先の大きな壁になりそうです。

今夜の予想はFOMCの政策一つで大きく変動されることが予想され、読みにくい展開だと言わざるを得ません。 可能性としては、83.25円のラインをクリアーした後に調整局面を迎える事になるのではないでしょうか。 仮に調整局面が有ったとしても、後に衆院選が控えており極端な落ち込みは考えにくいと思われますが、如何でしょうか。

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