FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

大胆なポジション取りも出来ず、のらりくらりの相場展開は何時迄続くのか。

2014-04-24 15:55:38 | 日記
  まもなくゴールデンウイーク。 筆者の勤務する会社も5月1~2日が休日となりそうです。 久しぶりに下の娘と上海市内見学でもしようかと思っているところです。 お上りさんとなり外灘が一望出来る高層ビルにでも上ってみても良いかと思うしだいです。

<大胆なポジション取りも出来ず、のらりくらりの相場展開は何時迄続くのか> 
  目先の外為市場では、潜在的な円高材料が控えているように思われます。 明日発表の消費者物価指数が強い結果になると、日銀が2014年度インフレ見通し(年度平均:プラス1.3%)を引き上げる可能性があり、海外ファンド勢の先行きの追加緩和期待が完全消滅に追い込まれる可能性がありそうです。 CPIが予想の範囲に収まったとしても、来週の日銀決定会合で、政策変更なしとなれば、投機筋による失望の円買いがある程度予想されるのでしょうか。

  非常に微妙ではありますが、先行きには円安材料もあります。 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による年央からの資産シフトや、共済年金など目下、ポートフォリオが国債に偏っている運用機関のポートフォリオ見直し、生命保険会社の外貨建てリスク資産保有の拡大などの動きも視野に入ってきています。 来週の米雇用統計が強めの結果なら、本邦輸出勢が休みになる連休中に、1ドル104円台まで円安が進んでも不自然ではなさそうです。

  ドル・円相場は、覇気のない状況が続いている現状です。 海外ヘッジファンド勢が、年初来、運用面で大苦戦を強いられており、新たに大胆なポジションを構築する元気を失っていることが背景として大きいと思われます。 非常に微妙な舵取りを余儀なくされ、筆者もポジショニングに苦労しているのが現状と言った方が良いのでしょうか。

本日のドル・円相場の予想推移 <102.20~102.70>

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