FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

ドル・円相場、79.80を超える勢いはまるで感じない展開に陥る。

2012-11-13 21:35:57 | 日記
<今夜も模様眺めか>
東京市場のドル・円相場は中国株の下落などを受けて円買い優勢となり、79.20円台まで値を下げました。 11月9日の安値79.07円が視野に入ってきていますが、ここを果たして試すのか、それともここから足場を固めて切り返すのか。

今夜は材料豊富な夜ではありますが、ドル・円に直接作用すると思われるものは米月次財政収支くらいでしょうか。 普段はそこまで大きく材料視される指標ではないですが、米国の財政の崖問題が取り沙汰されている中なので、市場予想よりも赤字額が大きければドル売りで反応する可能性もあります。

また、欧州の景気減速懸念が強い中ですので、ドイツとユーロ圏のZEW景況感調査の結果はユーロ相場を中心に注目されます。

さらに、ギリシャについては、本日の国債入札が16日の同国の大量国債償還を乗り越えるのに重要な役割を果たす見通しです。 これは金融市場全体のリスク許容度を左右する可能性もあるため要注意です。

ドル・円については80円の壁が重くて厚いと言った感じでしょうか。 79.80を超える勢いはまるで感じない相場展開となってしまいました。

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