FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

豪ドルの勢いか未だ衰えず、95.00~95.30円辺りが直近の最高値か。

2014-03-28 21:08:45 | 日記
昨夜はお客様の接待で夜遅く迄たくさんのお酒をいただきました。 上海で一番夜景が綺麗だと言われている外灘を眺めながらビール20本、紹興酒6本飲み干してしまいました。 正大モール(浦東サイド)の9階にある小南国と言う杭州料理のお店でしたが、180度のガラス張りに見える外灘の夜景は香港のシーサイドに良く似ていました。 あまりにも素晴らしい夜景であり、ついついお酒の量も増えてしまいました。

<豪ドルの勢いか未だ衰えず>
投機筋が豪ドルの売りポジションを取り崩し、急ピッチな豪ドル高につながっています。 13日のオーストラリアの労働力統計まで立て続けに予想を上回る豪州の経済統計が続いていることに起因されますが、今月中旬は中国景気の下ぶれ懸念やウクライナ情勢への警戒感から伸び悩んでいました。 リスクに対する見方が和らいでいくとあらためて豪州の経済の堅調さに注目が集まって来ているようです。

先月まで豪中銀の利下げ観測が根強く残っていました。 30日の銀行間金利の先物をみると、2月末時点で今年8月までに25bpの利下げがまだ3割の確率で織り込まれています。 しかし立て続けに良好な経済指標が発表されたことで勢いづき、投機筋も観念してポジションを崩してしまいました。

豪ドルの堅調推移は、足元のファンダメンタルズの改善を受けてというよりもポジション調整によるところが大きいと思われます。 豪ドルの上昇が一服するのは近いとみています。 金利先物の動向を見ると、すでに利下げ観測はほぼ払しょくされていて、これまでの勢いで上昇する材料は見当たりません。

豪中銀が年内に利上げに踏み切るほど良好な状況ではありません。 オーストラリアの企業景況感が相変わらず停滞していることも一因。 当面、政策金利は据え置きが続くとみられています。 

今朝、95円で売りに指値をしていたところ、偶然にも上手く引っ掛かっていました。 筆者は、95.00~95.30円辺りが直近の最高値ではないかと思ってみています。

本日のドル・円相場の予想推移 <102.00~102.85>

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