TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

夏山計画に思う

2014年06月21日 | 山にまつわる話
この夏、少しまとまった休みが取れます。リフレッシュ休暇です。
ふだん行けない遠くの山に登ろうと思って計画を立てています。
登りたいと憧れている山はいくつかあります。羅臼岳、北岳、剣岳、北アルプスなどです。
そこで、昔の資料を取り出してみました。
ワンゲル時代のものですが…、これを見て、現役の学生の登山計画って「すごいな」とあらためて感心させられました。かっての自分たちがそうだったのですが…。
同期のKから、「よく昔のものをとっているね」と言われますが、そんな中でも次の資料は自分でも感心するシロモノです。



社会人1年目の夏に、後輩が送ってくれた夏合宿の計画書です。(懐かしい青焼きが時代を感じさせます)
後輩と言うのは私たちが3年生の時の1年生ですが、これに目を通した当時、頑張っている後輩達の姿が目に浮かんだものでした。
また、おもしろいのは原点回帰とでも言うのでしょうか、南アルプスに行った1年は、今度は自分がPLとして、2年後再び(失礼、Dの場合は三度め)南に挑んでいることです。北海道、中部山岳地帯のサイクも同じです。
ただ、どれもが拡大再生産されており、自分たちを越えたなとも思える遠大な計画でした。
そんな計画書だったから、捨てずに取っておいたのでしょう。残念なことに、「フォッサマグナパート」の計画書だけは現在行方不明です。糸魚川から自転車で出発して、北アルプス、八が岳、南アルプスと山をいくつか登り、最後は富士山を目指すというものだったと思います。

他のパートも負けてはいません。南アルプスパートは、夜叉神峠から始まり聖岳までの山中19日、北海道パートも十勝・大雪の大縦走に加え層雲峡から上富良野までの5日間のロードも加えるとこれも18日にも及ぶ長期合宿で、学生時代ってすごいことをやっていたんだなとしみじみ思いました。

【D助の南アルプスパート】


【ENYAの北海道パート】


さて、今年の夏山登山ですが、学生のようなパワーと時間はありません。
2泊3日の北アルプスを考えているところです。
ただ、いやしくも元ワンゲル、トレーニングを積んで事故にだけは遭わないようにと思っています。

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