天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

お盆

2009-08-12 20:35:26 | 天真寺
「お盆っていつからですか?」というご質問をよく頂きます。。

wipipediaによると、
伝統的には、旧暦7月15日に祝われた。
日本では明治6年(1873年)1月1日のグレゴリオ暦(新暦)採用以降、
以下のいずれかにお盆を行うことが多かった。

①旧暦7月15日(旧盆)
②新暦7月15日(もしくは前後の土日)
③新暦8月15日(月遅れの盆。2.を主に祝う地方では旧盆とも)
④その他(8月1日など)

以上のように、土地土地によって、違ってきます。

例えば、
お隣東京都では、①の7月15日を中心に行われます。
千葉県では、③の8月15日を中心に行われます。
迎え火が8月13日、送り火が8月16日と言われるように、
この時期に行われるのが多いです。


さらに、浄土真宗でのお盆のおこころを探ってみます。
お盆は、仏弟子の目連尊者が餓鬼道(むさぼりの世界)に墜ちた亡き母を救おうとして、その母に食物を与えるのですが救われず、お釈迦さまの導きで衆僧に供養して初めて救われた―という故事から起こった行事です。
すなわち、亡き母や特定のご先祖に供物をささげるというのではなく、自らが深く仏法に帰依して、限りなき仏さまのおはたらきを仰いでいくということでしょう。
ですから、ご先祖が戻ってくる「日」があるのではありません。
ご先祖への感謝と、仏法の大切さを忘れないようにと、先人たちがこのように伝えて下さったものです。
天真寺ホームページBUDDISTLIFEより】

浄土真宗では、お盆の時期にご先祖様が帰ってくるからお参りをするのではなく、
ご先祖への感謝と仏法の大切さを聞かせて頂く大切な日となります。
結論から言えば、この日でなければ駄目というのではなく、それぞれがご先祖様、阿弥陀様のおこころを思うことが大切となります。

仏教ホームページ「POSTEIOS」にお盆のついての記事がありますので、ご覧下さい。
これであなたもお盆マスターです。

浄土真宗のお盆について
お盆は何のために営むのですか
お盆の迎え方
旧盆・新盆なぜなに?


(龍)

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