一緒に学ぼう、等身大の中国!

manamiの私生活は、食べることと歩くこと。日々の生活を通して、メディアが伝えない、中国の今を覗いてみよう!

中国国家博物館~全人代開幕日当日の天安門広場!~

2017-03-07 00:01:54 | 北京市内観光

 地下鉄2号線の前門駅にmanamiが到着したのは、2017年の全人代の開幕当日の11時頃…。約1時間半にわたる李克強総理の政府活動報告が終わった頃だったかもしれない…。前門駅の周辺には沢山の警察が出ていて、いつにも増して物々しい雰囲気だったけれど、まあ~、当たり前だよね!
 で、先にランチを済ませてから、スマホで予約してあった中国国家博物館に向ったのは12時半頃だったのだけれど、そもそも天安門広場方面に向う安全検査が厳しくて、結局、ここで並ぶこと約1時間…。でも、晴れわたった青空に、ふわふわと軽やかに浮かぶ純白の雲、そして、中国国家博物館や人民大会堂の屋上で勢いよく風に揺れる真紅の旗のコントラストは、実に美しかった…。こういう風景が眺められるのは、やっぱりこのタイミングだけ!もちろん、天安門広場への入場は制限されていて、完全な空白地帯となっていた…。

 中国国家博物館への入場は無料だけれど、3月1日~5月31日の予定で始まった特別展示「大英博物館100件文物中的世界史」を見るには、50元/人の入場料が別途必要だった!これは、そろそろ会期末を迎えたルーブル博物館に関る特別展示も同じで、まあ~、そんなものなのでしょう~。それにしても、展示が始まって最初の週末であったからなのか、いつも週末になるとこんな感じのものなのかは分らなかったけれど、余りの入場者の多さに、ゆっくりと展示品を鑑賞するのは難しかったな~。
 帰り際に、常設展示の方にも少し立ち寄ろうと、地下1階にある「古代中国」の展示と、3階にある「党和国家領導人外交活動受贈礼品展」をささっと見て回った…。特に、後者では、「1973年12月にアメリカのキッシンジャー国務長官が毛沢東主席に贈った磁器画」、「1992年10月に昭和天皇が訪中した際に江澤民主席に贈った七宝焼の花瓶」、「1972年9月に田中角栄総理が周恩来首相に贈った杉山寧作の絵画」などが新たに印象に残ったものだった。
 正直、ちょっと疲れたけれど、充実した週末の1コマになったね!



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