旧暦2月2日は、中国北部を中心に、“龍抬頭”と呼ばれる伝統行事が取り行われたりする…。今も昔も農業国の中国だけに、大半の伝統行事が“豊作”を祈願することに由来している訳で、“龍抬頭”もご多分に漏れず、「雨をもたらす神と信じられている“龍”が、頭をもたげる」という意味から、その年に雨が沢山降って豊作になることをお祈りするのだそう。
で、“龍抬頭”によく食べられる料理というのが“春餅”。別名“龍鱗”とも呼ばれて、春に収穫される様々な食材を、好みに応じて、北京ダックよりもひと回り大きな春餅で巻いて食べる…。
ということで、この日のmanamiは、隣に座っている中国人スタッフと連れ立って、オフィスを定時に離れて、“春餅”を食べに出発!目指した先は、地下鉄14号線の棗営駅の南側、朝陽公園の西門近くにある超庶民派中華料理レストラン・二月二春餅。こんな店名で、1年中営業をし続けられるのかな???と少し心配にはなるけれど、実際存在し続けるのだから、色々とニーズはあるのだろうね~。
燕京ビール(12元)と五香豆腐絲(12元)でスタートして、京醤肉絲(26元)と細粉黄豆芽(16元)の2種類を春餅(8元)で巻いてパクパク!大きくて厚めの春餅は、4~5枚も食べれば結構のボリュームになるので、正直、大量には食べられないね~。
まあ~、いずれにしても季節のものなので、タイミングを逃すことなく、ちゃんと口にしておけば良いでしょう~。
住所:朝陽区朝陽公園西門南側20号 ℡:6460-5986
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