一緒に学ぼう、等身大の中国!

manamiの私生活は、食べることと歩くこと。日々の生活を通して、メディアが伝えない、中国の今を覗いてみよう!

府学胡同巡り~約700年の歴史を数える学校は、ここっ!~

2017-06-30 03:09:07 | 北京市内観光

 で、食事が終わったら、今度は、北側に東西にのびる府学胡同を、あてもなくフラフラ…。
 と、ここで偶然出会ったのが、文天祥祠(府学胡同63号)。南宋の軍人・政治家で、南宋が滅びた後は元軍の捕虜になり、何度も元に仕えるよう勧められながらも、最後まで南宋への忠節を貫き処刑されてしまった文天祥(1236年~1283年)を称えた祠。ということで、manamiは人も疎らなこの小さな四合院を、入場料5元を払って、ちょこっと見学。

 が、もっと関心を持ったのは、その隣にあった府学小学(府学胡同65号)の方。部外者のmanamiは、当然、敷地内には入れなかったのだけれど、外観からして歴史を感じさせる風情ある造り。実際、歴史を辿れば、1368年に開校した明清朝時代の官学校“順天府”であった場所なので、700年近くも“学びの家”としての役割を果たしてきた学業の専門地。
 現在、府学小学から有名校への進学率などがどれほど高いかなど評価は分らないけれど、「優秀な先生が多く集まる学校」という評価にはなっているようで、この日も多くの保護者や塾の勧誘者が、学校の前に溢れていた…。
 あ~、歴史的建造物も残っているみたいだし、敷地内に入って、歩いてみたいな~。



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白魁老号飯庄~北京の老舗、点心・麺料理大集合!~

2017-06-29 00:12:01 | 中華料理

 白魁老号飯庄は、イスラム料理の老舗レストランだけれど、歴史をたどれば、1780年に隆福寺の東側で開業し、創業者・白魁の氏名をとってネーミングされたというのだから、業暦230年以上!
 で、この日manamiが足を運んだのは、何店舗か残るこの老舗レストランの交道口店で、地下鉄6・8号線の南鑼鼓巷からだと徒歩圏。交道口南大街×張自忠路の交差点にあって、鮮やかな緑色に黄色の文字で“白魁老号飯庄”と記された看板が超目立つので、見つけるのは簡単…。
 ランチタイムやディナータイムになると2階エリアが開放されて、自慢料理の焼羊肉など、普通に食事ができるのことだったけれど、朝食タイムということもあって1階のみの開放で、牛肉蒸餃(10元)と大火焼(2元)・糖火焼(3元)を食べてみることに…。
 このお店の仕組みは、入口附近の售票処で食べたいお料理を告げて、お金を払ってチケットを受け取り(金額しか記していない)、そのチケットを持ってお料理窓口で再び食べたいお料理の名前を告げて、チケットと引き換えに今度はお料理を受け取るという仕組み。まあ~、慣れてしまえばどうということはないのだけれど、余りに沢山の点心類や麺料理が記されたメニューリストを前に、昔ながらのスタイルの注文を久々に経験して、少し焦ってしまってドキドキだった…。
 どれも普通に美味しかったけれど、火焼は少しパサパサするので、スープや湯麺と一緒に食べるのが、お勧めだね!

 住所:東城区交道口南大街158号 ℡:6406-3611



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念願を1つ実現~段祺瑞執政府旧跡に潜入!~

2017-06-28 00:02:29 | 北京市内観光

 地下鉄5号線の張自忠路駅から徒歩1分程、張自忠路に面した段祺瑞執政府旧跡(張自忠路3号)は、元をたどれば和親王(雍正帝の第5子)府だった場所で、その西側には、かつては貝勒斐蘇庁や和敬公主府も並んでいた由緒あるエリア。高い壁に囲まれた向こう側に、歴史を感じさ勒せるクラシックな石造りの建物が並ぶのを、通り掛りに目にしたことがある人は少なくないと思う…。
 清朝後期には清朝の陸軍部や海軍部が設置され、1924年からは段祺瑞(1865年~1936年、軍人・政治家)の執政府としても利用された後、1937年には日本軍華北駐屯軍総司令部が置かれた場所でもある。

 が、この敷地内には、現在もオフィスや住居があって一般開放はされていないとのことで、manamiも、これまで何度か外門の前を通り掛かりながらも、なかなか敷地内に入ることができずにいた…。が、今回、偶然、知人の友人が、この敷地内で生活しているということで、内部を案内してもらう機会を得て、ちょこっとだけ散策できて、ラッキー!
 壁の外から見ているよりも、圧倒的に広くて、建物の数も多かった。ちょっとドキドキしたけれど、念願果たせて、大満足!



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劇団四季公演~これぞ、理想的な日中交流事業!~

2017-06-27 00:14:11 | 日記

 地下鉄2号線の東四十条駅の真上にある保利劇院は、様々な演目を楽しませてくれる劇場だけれど、今回、manamaiが足を運んだのは、劇団四季公演・「人間になりたがった猫」(中国語名「想変成人的猫」)を観賞するため…。 
 前から12番目・中央の席で380元というのが高いのか安いのか、感じ方には個人差があると思うけれど、約2時間の演目は、まずまず満足できるものであった…。近年、中国での公演活動に力を入れようという劇団四季が、じっくり育成してきた中国人ミュージカル俳優の活躍の場として、中国語版で提供したのが、この日のパフォーマンス。
 多くの中国人の子供達が足を運んでいて、しかも、大半の子供達が飽きる様子もなく、しっかり2時間演目を楽しんでいたのには、感心させられた!色々な機会を通じて、中国の子供達の情操教育もどんどん高まっているね!正に、理想的な日中交流事業だった。



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泰安~中国三大宮殿式歴史建築物・岱庙は圧巻!~

2017-06-26 03:23:41 | 中国各地訪問

 で、登山が終わったら、もう1つの泰山の名所・岱庙へ…。天外村からここまでは、バスでの移動も考えられたのだけれど、時間を優先してタクシーを利用(約10分、9元)することに…。そして、到着した14時45分から約1時間余りをかけて、岱庙の中をじっくり参観(入場料30元)。この場所も、manamiが是非とも訪れたいと思っていた場所なので、歴史を感じさせる門の外に立っただけで、既に、ワクワク・ドキドキと大感激!

 ちなみに、岱庙は、泰山を祀った廟で、歴代の皇帝が泰山詣でをした時の行宮でもあった場所。そのまま真北に進んで行けば、紅門経由で泰山に繋がる、いわゆる泰山登山のスタート地点でもある…。北京の紫禁城、曲阜の孔子廟と並ぶ、中国三大宮殿式歴史建築物の1つである岱庙は、紫禁城のミニチュア版みたいな感じもあって、世界文化・自然遺産の一部を形成しているので、泰安に行ったら、時間の許す限りは、是非とも立ち寄りたい…。
 2~3時間でも参観できるだけの広いスペースだけれど、時間の都合もあって一通りの参観を終えて、北門を抜けたら、そのまま北進すること約15分で紅門に到着。そこからは、泰安高鉄駅行き直通バスK61に乗車(5元)して、途中、天外村にワンストップしながら、約40分で泰安高鉄駅に到着できた。

 そして、泰安駅17時36分発の高鉄(G164、214元)は10分遅れで出発となって、北京南駅へ…。泰安駅には、コンビニ系のお店はなかったのだけれど(代わりに、肯徳基(KFC)がある)、さすがは青島ビールの地元・山東省で、駅には青島ビールの専門店があって、ちょっとしたスナックも売られていたので、高鉄の中では、黒ビールとピーナッツで、のんびりと時間を過ごさせてもらった。
 20時少し前に北京南駅に到着となって、この日の超充実しながらも、超疲れた1日は無事に終焉となった!



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