闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

「無心」が課題

2011-05-18 08:16:51 | 翻訳への道
古都の大学の経済学部長Bさんと、私の『人間の精神について』の翻訳について面談する日がいよいよ明後日に迫ってきた。
11日の記事に、朝早く目が覚めるということを書いたが、その後もこの状態は変わらず、今朝も午前6時に目が覚めてしまった。平常心を保つことを自分に言いきかせてはいるのだが、身体の方がかってに緊張状態に入っているようで、コントロールできない。こんな状態がもう一週間も続いているので、アルバイトをしながらも、眠くて仕方がない。ちなみにアルバイト先では、気が合う数人の同僚に今回の<営業旅行>のことを伝えてあるのだが、眠れないという話までくると、「遠足前の小学生のようだね」と笑われてしまう。自分としては、小学生というより、小心な野球部の女子マネージャーがドラッガーに会いに行くような気分だ。面談のことを考えていると、Bさんはどんな人だろうかとか、何をきかれるだろうかとか、不安がつのってくる。
それでも訳そのものは先週中にとりあえず提出できる状態まで仕上がったので、古都までもっていてから不十分だと言われたくないとおもい、14日にメールでBさんに送信した。今回送った分は、400字詰め原稿用紙400枚分ほどなのだが、送信ボタンを押すと、1秒かかるかかからないかという時間であっという間に送れてしまい、拍子抜けした。これに対しては、Bさんから「続稿と改稿をお送りいただきありがとうございました。完成も大分近づいてきましたね。楽しみにしています」という返信を、すでに頂いている。
だからあとは、Bさんに会うだけなのだが、こんな状態でうまく話ができるのだろうか。
相手が相手だけに、自分を立派にみせようなどとしても無駄なことははっきりしているので、とりあえず、変な野心を起こさずに「無心」でBさんに会うことが、自分への課題だ。