浜松氏楽器博物館で中級ガムラン講座が開かれ、参加してきました。
今回の講習会は初級講座を受けた方のみということだったのですが、今日集まったメンバーは・・・レベルが本当に高かった
受付で楽譜らしきもの(音符表示ではないんです)をもらい固まる私
わ、わわわ、わからない。
確かに主旋律は思い出せるんだけど、その他パートがまるで記憶に無し!無し!!無し!!!
ところが講習会は淡々といきなり始まるわけです。
「みなさん、これは前回やった曲、トロンポンバンです。一回やりましょうか。」
それで始められるみんなって凄くない?
これまた私の楽器選択ミスも重なりただ茫然。前向いて座っているだけ
一通り演奏した頃に自分の楽器が「クトゥ」であることが判明。そして先生が私に、
「telurさん、その楽器になんて書いてあります(名前のシールがある)?」
「クトゥです!」
「そうじゃなくて、PL?SL?」
「??SLって書いてあります」
「この曲はペロッグだから左のクトゥ使って下さい」
・・・なんのこっちゃみんな解って使い分けてるのー?
そんな出だしの私。そしてそんな初心者がやってしまった楽器選択ミス。このクトゥ(お鍋が二つ並んだような楽器)、みんなが表打ちするのに、これだけ裏打ち。みんなの音聞いてるとつられて表打ちしちゃう~大丈夫か、おい。
途中楽器を変えて演奏してくるうちにだんだん感を思い出してきた私。
でも今からは難しい曲なんだって! キャー ←今回の講習は3時間なの
難しい曲ってのは結構メジャーみたい。ラーマヤナの中のエピソードの一つで、Ladrang Wilujeng という曲。なんと、歌が入ります
楽器変えて~と思い、選択した楽器。名前は忘れたけど・・・選択ミスagain
A・Bの2部編成のこの曲、Bからメロディがあるのは私だけ。初心者の私が一人メロディ~!あっはは。
曲自体はゆっくりだけど、おっちょこちょいの私は間違えっぱなしです。でもね、やってみると楽しいの。低音で少しずれて入るのが気持ちいい
で、そこに歌が入るとまたアジアっぽいのよね~
♪ pa ra be sang sma ra ban gung ・・・ se pat dom ba ka li o ya ♪
♪ a jo do lan lan wong pri ya ・・・ gun re meh no ra pra sa ja ♪
で、私はこの歌の旋律も覚えたかったので、ドラに楽器変更。良かった~歌えて♪
だっていろんなことやりたいものねぇ。
今回は私たちの演奏に先生も色んな楽器で参加。スリン(たて笛)や二弧のような弦楽器、太鼓の一種など・・・夢中で聞き入っちゃいました。
必死でこなした今日の講習会。3時間は長いな~なんて思っていたのに過ぎればあっという間。楽しかったけど、インドネシア音楽がもっとわかっていたら、演奏に余裕があったらもっと楽しかっただろうな。
先生も余裕があったらもっとゆったりした気分で気持ちよくなるって言ってたし。そう思うと、このガムラン講習会もまた受けたいな!となるわけです。
最後の最後に先生が、
「浜松市でガムラン隊を結成しようかという話が出ています。来年のお正月過ぎあたりかな・・・もし出来たらこの中からも出ていただいてね・・なんて考えてます」なーんて言うもんだから、素人リズム音痴初心者telurは面白いことが起こりそうだ・・・とワクワクしてしまうのでした
ガムラン隊か・・・実際入ることが可能なのであれば、ぜひ入って演奏したいものでえす。
こないだの日曜日、こちらではダシャハラーという
ラーマーヤナのお話にちなんだお祭りがあったよ。
インド古典音楽もしみじみ聴くと良いのですが、
長いので大抵途中で寝てしまう(笑)。
タブラとか自分で演奏できたら格好いいだろうな~。
カルチャースクールで趣味で習うってのないのかな~本格的に修行のごとくやるのは違うしね。