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とみーのにっき&おえかきちょう

凪のあすから 第十八話 シオシシオ

2014年02月21日 | 凪のあすから
まなかの登場は意外であった。

 そんな今回のお話は…
 三橋の予想を元に汐鹿生への道を探るべく海に潜った光、要、美海の3人。
 美海が聞こえたという砂の音を頼りに海流の中を進むと、そこには雪に覆われた汐鹿生があった。
 光たちにとっては懐かしく、美海にとっては初めて訪れる海村。静寂に包まれた村を歩く3人は、未だ冬眠から目覚めぬ村人たちを見つける。
 光と要はそれぞれの家に向かい、ひとり残された美海は光たちが通っていた波路中学に向かう。そこで美海の前に現れたのは……。
 以上公式のあらすじ。

 お話はシオシシオに辿り着いた光たちはまなかを発見するが~という話で、物語の核心ニスコ触れているような気がするんですが、全然よく分からないのが正直な所。
 流れとしては、シオシシオに着いておじょしさまの墓場を発見し、その中にまなかが眠っていて、見たら彼女のエナが剥がれていっているので連れて帰った、というだけではある。
 上記しましたように、基本的に何が起きているのかよく分からないので、正直わかんね、くらいしか書く事なかったりもするんだけど、興味深い点はいくつかあって、まずはなんと言ってもまなかを発見したことであろう。彼女の再登場はもっとクライマックスに入ってからなのではないかと思っていたので、ここでの登場は意外であった。
 それに伴っての「おじょしさまの墓場」。けっこうショッキングな絵面なのはさておき、1クール目でうろこ様はおふねひきには何の意味もないと言っていたが、歴代のおじょしさまがこうして一ヶ所に集まっているのを見ると、何かしらの意味は確実にあったと言えるのではなかろうか。とすると、うろこ様や海神様の真意は一体なんなのだろうか。
 そこでまなかである。おじょしさまの墓場の中心で膜のようなものに覆われ、少しずつエナが剥がれ、美海が聞いた音はまなかの剥がれたエナの音であったことが判明した。音に関しては前回の予想は当たらずとも遠からじと言った所か。
 それはそれとしても、おふねひきであかりの替わりにまなかが吸い込まれて今こうなっているわけで、本来ならばあかりがこうなっていたこととなる。それでエナがなくなったとして、どうなるというのだ。結局、生贄的なこと、なんですかねぇ。海神様がなに考えてるのかさっぱり分からん。

 もうひとつ気になる点としてはうろこ様だ。
 公式のキャラ紹介では、海村を冬眠させたあと行方不明、と書かれているのだが、陸の人はうろこ様のことは知っていても海村に行けないので元々見たことないし、光たちだってこれまでは海村に行けなかったわけだから、行方不明かどうかも分からねーじゃねーか、などと思ったことはさておき(笑)、そんなうろこ様が美海の前だけに現れて興味深いことを言っていた。
 まなかを発見した際に「何かが現れる時、何かが失われる。さすれば、差し引き同じになるというわけじゃな」などと言っており、それが何を表しているかを考えると、それは美海とまなかのことなのではなかろうかと思うわけです。
 まなかのエナが失われ、美海はエナを纏った。差し引き同じということなので、まぁエナがなくなったまなかが陸に行くのは仕方ないとしても、美海はエナを纏ったからと言っても海の人にならなくてはいけないということはないよなぁ。美海が陸で生活するもん!とかしちゃえば意味のない話になってしまう。
 こういうことから見ても、海神様は何考えているか分からない、というか、状況的にどうなっているのかが分からないと言った方が良いのかもしれない。これで「何が」「どうなる」かさっぱり見えてこないのだ。

 まぁ追々真相が分かってくることとは思いますが、ここへ来て余計にゴチャゴチャしてきた感はあって、この物語がどうなったら終わりになるのか想像もつかん。ま、それだけに気になるということはあるが。
 なんにせよ、どうなるのかなーと気にさせる作りにはなっていて、そういう点では良く出来ていると言って良いだろう。お話としては、おじょしさまの墓場の件で、ここはもしかして核心に触れているのかな?と思うものの、物語の進行度的には大きいけれど、ひとつのお話としては情報提示くらいのことしかなかったような気がするなぁ。

 最後にどーでもいー私の予想なんですが(笑)、まなかはなんか最後の方まで起きないような気がしてならないのだが、どうだろう。


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