秋津のゲーム部屋

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開かずの部屋のレイストリン

2014年01月01日 | つぶやき
この項はドラゴンランスのストーリーには関係ありません。検索で出てきちゃったらごめんなさい><




 新年あけましておめでとうございます。皆様お健やかにお過ごしでしょうか☆
 去年を振り返ってみると、まったくもってドグマに始まってドグマで終わった年だったなあ…。
 もう去年になるけど大晦日の夜、年の終わりにどうしてもやっておきたい事として、Amazonでドラゴンランス伝説の中古全巻+秘史をポチったですよ。ああポチってしまった…。
 自分で隠した鍵は見つかってしまった。もう観念してドアを開けるしかないんだろうなと。

 ドラゴンランス戦記はこの手のファンタジーが子供の頃から好きだったあたしにとっても、それまで読んだ中で一番と言っていいほど感銘を受けた作品で、これ読んでから自分でもこーゆーの書いてみたい!!って願望が出てきて、誰かに読んでもらう事を意識して妄想文を作り始めるきっかけになった小説でもあるのよね…。
 それだけ好きなのになんで当時、店で手にとっていながら続きを読まなかったのかと言うと…。

 当時、最初の数巻を流し読みするうちに「これはもしかしてレイストのイメージが変わる…変わってしまう…!!!」って予感を感じて、それがものすごく怖くて続編の存在を拒否しちゃったんだよ。何故か(笑)。
 何故か、とか言ってみたけど理由は明白。レイストリンというキャラがすごく好きだった、自分の中で形成していたイメージを絶対に変えたくなかった、もうどう考えてもこれ。当時の自分の本心を今の自分目線で眺めると、そのガキくささとアホっぷりに笑えてくる。

 この頃あたしは学生で、授業にも出ずに一日中バイクで走り回ってるかバイトしてるかみたいなチャラけた生活してたんだけど、本だけは手放せずいつもタンクバッグの中に読みかけのが入ってる状態だった。(というか活字中毒なのでなんか読んでないと落ち着かないだけなんだけど)
 ドラゴンランスは本屋巡りしてるうちに偶然見つけて何の前知識もなく読んでみたらどっぷりハマったっていうパターンで、当時バイクで走ってる時もドラゴンランスの、いやレイストリンの事を考えてたのは覚えてる。レイストはあの時どんな事を…?とか、どのように…?とか、どうして…?とかもういろいろと(笑)。
 当時のあたしにはキャラ萌えという概念はまだなくて、「好き」っていう感情は作品全体に向けられているものだと思い込んでいたけど、今から思うともう言い逃れようもなくレイストリンにキャラ萌えしてたんだと思う。

 実を言うと、物語の結末だけはもう知ってる。あれからずいぶん月日も経ってあたしも多少は経験値積んだし、今なら続編をすでに読んだHiryuが再現したレイストのイメージもある。バカみたいな理由で心の中の開かずの部屋に閉じ込めたままにしていたレイストリンを解放して自分なりに完結しなければ…いやそういう言い方は違う…ホントはあたし自身が当時の葛藤を克服してでも続編のレイストリンにむちゃくちゃ会いたくなっただけだな…。
 
 そんなに大げさな事かよと笑わないでくで~(笑)。
 ……いや笑ってもいいです。笑うよね普通。でもこの気持ちを分かってもらえるように説明するのは難しいよ。
 遠い昔、開かずの間に閉じ込めたままにしていたレイストリンの事を思う時、自分の意識がそのまんまアホで頑なな子供だった過去にシンクロする感覚なんだよ。会うのが怖い、でもものすごく会いたい、みたいな懐かしいような切ないようななんとも不思議な気分で、妙に動揺を感じてしまう。
 でも後悔はしないような気がしてる。Hiryuが作ったレイストを見る限り、そんな気はする…。

 あ、年賀状はこれから書きます…絶対書きます~!
 伝説で衝撃受けすぎて正月中ずっと頭の中真っ白状態になったらどうしよう。そしたらまた寒中お見舞いになったりして~…。(^^;