みどり市議会議員 宮崎 武

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都市伝説なのか。

2012年12月22日 | Weblog

流しの水道の蛇口がここのところ調子が悪く、友人の設備やさんに頼んでおいたところ設置に来てくれました。

設置後、以前のものは、下げて出るタイプだったので、これは、阪神大震災以降に上げて出るタイプに変わったということでした。

そうなんだ。と思いつつ少し調べてみました。調べた内容は以下のようなものでした。

「下げ止め式レバー蛇口統一のきっかけは阪神大震災」は、ほぼ「都市伝説」

「水道の蛇口で、レバーを上げると水が止まるタイプと、下げると止まるタイプの両方があって、阪神大震災をきっかけに下げると止まるタイプに統一された」という話を皆様は聞いたことがあるだろうか。
 
蛇口の正式名称は「シングル湯水混合水栓」といい、日本バルブ工業会によるとこの水栓は欧米生まれ。1970 年代半ばから国内でも普及した当初は国内では「上げ止め」が製造された。しかし 1980 年代初めに米国の大手水栓メーカーが「下げ止め」に変更、国内でも「下げ止め」のメーカーが現れ、混在するようになった。1990 年代初めに規格統一に向けた議論が業界内で始まったものの、結論が出なかった。
 
そして 1995 年 1 月の阪神大震災で、物が落ちてレバーを押し下げ、水が出たままになった例があったそうだ。これが「震災きっかけ説」の根拠となった。1996 年には JIS 規格化の対象になり、経産省の日本工業標準調査会が 1997 年に、2000 年 3 月末での「上げ止め式」の廃止を決めた。
バルブ工業会によると、理由は欧米で「下げ止め式」が圧倒的に普及していることに合わせたためだそうだ。ただ、震災での事例を踏まえて、「下げ止めの方が (非常時に) 安全ではないか」との意見もあったそうなので、完全な「都市伝説」でもないようだ。
 
ということだそうで、私は、設備やさんがいうのだからそういうことで。と思っていますが。ただ、下げて使っていたものが、上げるということは、少し不便になるかもしれません。