とまとのため息

気分一新☆つれづれ日記in大英帝国~

もっと身長がほしいよ

2006-08-30 21:40:51 | Weblog
ネットで映画関係の検索をしていたら「身長別映画俳優」なる
サイトを見つけた。
身長1センチ刻みで該当する俳優さんたちの名前が書いてある。
必ずしも正確ではない、と断り書きがあるのだが、そうそうはずしても
いないだろう。身長は嘘つきにくいもんね。

とまとはまず、ティム・ロビンスがいっちゃん背が高いだろうな、
と予想したのだが、あいにくリチャード・キールというヒトが218cmでトップ。
よく知らないヒトだけど別格だわね。
で、ティムが2番手の196cm。でか~。

クリント・イーストウッドは193cm。細いからもっと低いと思っていた。
えー、ウィル・スミスも192cm!

女優さんは、やはりというか、モデル出身の方々が高身長欄に名を連ねている。
以外だったのは、シャロン・ストーン。
コンパクトなヒトだろうと思っていたら、なんの174cm。たかいね~。

そして笑っちゃうのが、
メグ・ライアン 173cm
シルベスタ・スタローン 172cm
ひえー! 1センチだけどロッキーの方が低いんだー!イメージ狂うー。
前の奥さんブリジット・ニールセンとはエライ差があっただろうなぁ。

ノミの夫婦といえば、
ウッディ・アレン 160cm
ミア・ファロー 167cm  (夫婦じゃないけどね)
ミアは華奢なヒトっていう印象だったのに違ったじゃん。

エミリオ・エステベス 168cm
チャーリー・シーン 180cm
ありゃ、お兄ちゃんを追い越しちゃったわね~。

ダスティン・ホフマン 165cmが小さいのは周知だけど
アル・パチーノはもっと小さく163cm。
ゴッド・ファーザーではそこまで感じなかったが。

イングリッド・バーグマン 173cm
イザベラ・ロッセリーニ 170cm
娘は母親を追い越すものとは限らないのね。。。

やっぱり俳優さんたちはその演技力で自分の身の丈以上にも
以下にも演じ分けるんでしょうねー。すごい。

つーか、とまとはスクリーンで何を観てたんだろうか。。。


その後の肌は

2006-08-28 22:05:24 | Weblog
ひさびさ、忘れた頃におでましの化粧品レポート。
というか気付いたことをつらつらと。

既にご紹介したとおり、基礎化粧にドモホルンリンクルを一年近く
使っているのだけど最近ようやっと感じてきた。

「良いじゃない。」

肌に合っているのだと思う。

とまとはこれまで、年齢肌+乾燥肌+時々吹出物 という状態だった。
夏冬変わらず(汗は人並み以上にかくのに)乾燥していたのだけど
ドモ社を使ううちに、乾燥度合いが軽くなった。
冷房にあたっていてもいつものようなダメージを感じない。

それから生理前になるとじっとりしてきて、吹出物がぷつぷつ顔をだしていたのが
それもめっきり減って若干べとつく程度。
(単に加齢のせいかもしれないけどさ)
吹出物が減るということは、ザラつきがなくなるということ。
なのでキメが整ってきたといってよいのでは。

要は、1ヶ月のサイクルで、山あり谷ありのブレが収まったような感じと
言えばわかりやすいだろうか。
変化しないわけではないけれど、その度合いはゆるやかるといえる。
これを書いている今も、ちょうど女の子期間の最中だが
肌の調子が悪くないんだわ。

あとは、常に血行が良いような気がしている。
というのも、なんだか顔がポカポカしているからだ。
これは夏には少々ツライのだが、朝晩扇風機にあたりながらせっせと塗りこんでいる。
ただし、どうしても量は少なくなりがちだ。
ドモ社のオペレータさんは、適量は守ってください、といっていたけれどねぇ。

それでも、途中、可もなく不可もない、という時期もあった。
効果がなんにも感じられない時はどうしようかと迷ったけど
根が無精だから新しいものに手が伸びなかった。
結果、継続はチカラになったのだろう。

引き続き使い続けてみますが、正直、洗顔クリームだけは
匂いがダメで使っていない。
それから、クレンジングもコンタクトの都合で他社の「水性」のものを
使っているので、どちらについても感想は言えません。

相性の良し悪しがあると思うので、まずは試供品を送ってもらって
試してください。

あとは「通販」という」形態がどうなのか。
杉並だと注文して3日以内に受け取れるので思ったほどは不便ではない。
が、美容部員さんと対面で相談ができないので
いまひとつアドバイスが物足りない気はする。
たまには熊本から上京してもらって、相談会開催の設定でもしてくれたら
親切だろうな、と思います。


おやゆび

2006-08-26 19:41:24 | Weblog
「ガングリオンですねぇ。」

「はい?」

「聞いたことありませんか?」

「ええ、、、。」

「手の甲によくできるんですけどね。」

先生はイラストが描かれた紙を出してきて説明してくれた。
あー、これ、オカンの手の甲にできたことがあるわ。
手首に近い甲にぷっくり小さな瘤ができていて、
病院で注射して液を抜いてもらって痛そうにしていたな。

3年ほど前になるが、右手の親指の第一関節がわずかに
盛り上がっているのに気がついた。
タコかいな、とほったらかしていたのだが、少しづつ大きくなってきた。
痛みはないのだが、力を入れにくくなってきたので、今日
整形外科に行ってきたのだ。

女性によくでる瘤みたいな症状なんだって。
良性なので痛みがなければ「放置」するらしい。
でも、気になる場合は注射針で瘤の中のゼリー状液体を抜くか
切開して切り取るんだと。

「痛い割りにはちゃんと抜ける保証がないから、注射より切開を勧めますが、
問題なければこのまま放っておいて大丈夫です。
もし切開したければ、指の神経を傷つける危険があるので、
専門医に紹介状を書きますよ。」
きわめて消極的だ。

なんだかとっても重大なことになるかもしれないので
とりあえずは何も決めずに帰ってきた。
んー、どうすべきなんだろか。

ネットで詳しく情報を調べてみたが、やはり指の関節にできたら
皮が薄いのでけっこうタイヘンみたいだ。
だから先生も「放置」を勧めたんだな。
なかには、「ガングリオンオーナーズクラブ」なんていうブログもあったりして
笑えるのだけど、それでもどうすべきなのかはわからない。

違う病院の先生に意見を聞いてみようか。
それでも手術をすれば完治に数週間かかるらしいから
タイミングを考えなければならないだろうし、
やっぱり「放置プレイ」かね。。。


面倒くさーっ

2006-08-24 21:03:53 | Weblog
ボスがバカンスで帰国したものだから、今月はなーんにもすることがない
とまとである。
「休めば?」と言ってくれるヒトは多いのだが、自分の有休を減らすだけなので
出勤している。

なわけで、オフィスでせっせと「簿記3級」のお勉強をしております。

これまで、うちのボスがミーティングの際におもむろにT字の仕訳を書き出すと
とまとは正直ビビりまくったものである。

「なに、借方?貸方?」何が何で、どっちがどっちなんじゃ!?

というわけで、この際基礎をマスターしようと思い立ったんである。
日曜日には学校にも通い、ふがふが言いながら練習問題を解いている。

まあ、仕訳の何たるかは理解できたし自分でもできるようにはなった。
だけど、試算表の作成がうざーい!
もともと数字に弱いタチだから、延々と月中取引を仕訳して、転記して、
残高を出しているうちにどうしてもミスをしてしまう。
電卓に入れる数字も間違えたりして、なかなか合わないのだ。
凡ミスではある。(電卓やめてパソコン使わせてよー。)
今週末からは決算整理の講義に入るし、益々うっとうしくなりそうだ。

やっぱ、計算ものはキライだ。ぶんぶん!

ざくっといこうよ、ざくっと。


若く見えることに執着するのよ

2006-08-22 20:37:48 | Weblog
(ベネチアで買ったマスク)


少し前に伯母からダイヤの指輪を譲り受けた。
ごっつい立て爪型のその指輪は、いかにも婚約指輪然として仰々しく
とても気軽にはめられるものではない。
なので伯母にわけを話してペンダントにリフォームすることにした。

新宿の宝石店に持ち込んでリフォームの手順を聞いたら
まず鑑定をして傷が入っていたりすると、リフォームすることで
さらに大きな傷を負わせる可能性があるので引き受けられなくなるらしい。

そういう場合はそのまま返却されるんだけど、その時点ですでにリングから
はずされているものの、元通りの指輪にはできないらしい。
リングはプラチナだから引き取ってもらえるとしても、石は石のまま出戻ってくるとか。
そんな石を貰ってどうしろって言うんだろう。選択肢がないではないか。

「ですので思い入れの深いものですと、そのままお持ちになられる方が良い場合もあります。」

迷ったが、そのまま持ってても出番がないし、それなら石で眠らせておくのと
同じだと結論づけて注文に出した。
リフォームできなかったら伯母に申し訳ないなぁと、心配していたら
今日連絡が入って、加工しても大丈夫だと言ってきた。ふーよかった。

ダイヤ+プラチナの組み合わせは、とにかくコンサバなデザインばかりだ。
永く身につけるから流行や年齢を選ばないものに人気が集中するのだろう。
今のとまとは年齢はイッてるものの、ショートヘアにカジュアルルックで
店に行ってしまったので、一番シンプルなタイプになってしまった。

「他のデザインですと、お客様の年齢の印象が上がってしまいますねー。」
の一言で即決だった。

1ヶ月待たされるのだが、できあがりが楽しみなことよ。

高いワインで口が腫れそうだ

2006-08-19 11:48:56 | Weblog
ワイン教室はまだ続いてて、今週のテーマは「赤ワインのいろいろ」だった。
先生が選んだ今日の6本は、フランス産で年代別飲み比べ、という構成。

今日のイチ押しは、はい、そりゃもう文句なく写真の
シャトー・ランシュバージュ1977。
30年物のこの一本はヒトに例えれば70代なんだって。
それを聞いて「ときめく」かどうかは別だが、
言いたいことは、角の取れたまろやかなコクのある味わいということだ。

若飲みタイプのワインと比べたら一目(一味?)瞭然。
フルーティさは確かに消えている。香りもしかり。
が、上記の通り、おだやかながらいろーんな味がする。
同じ飲み物とは思えないほど。

メドック地区のポイヤック産で、格付けは5級。
お値段は30,000円。ひゃー、自分では買えんなぁ。。。
でもってレストランでは2~3倍の値段が付くというからね。
タイヘン貴重な経験をさせてもらいました。

ちなみに先生いわく、「断言できないけど、これは今がちょうど
飲み頃なんじゃないかなー。」
なるほど。
だから100年でももつと言われる1級とは差があるってことなのかね。

この日は食べ物持込み可だったので、いろいろとお仲間から分けて
もらったのだが、意外にもかぼちゃのクリーミィーサラダが
こってりボルドーに合うということがわかりました。
ぜひお試しを。

ランシュバージュの存在感に圧倒されて、他の5本がかすんでしまったが
3級のシャトー・ディッサン1987、4級のシャトー・プリウレリシーヌ1997など
味わいと香りのコメントの勉強になる銘柄が揃いました。
シャトーの違いはよくわからないが、品種別・年代別の特徴を掴めた
ためになる回だった。

品種と年代で料理とのマリアージュを考えられるようになったのが
教室に通った一番の収穫です。

マンマ・ミーア!イタリア日記エピローグ

2006-08-14 22:04:10 | Weblog
(タクシーから街を見上げる。)

7月1日(土)

最後でドタバタしてしまったが、その後のプロセスは滞りなく
無事に成田まで戻ってきた。
もうちょっと旅情豊かに去りたかったのだけど、とんまな
旅行会社のおかげで、気分も何もあったものじゃない。

帰国便が午前着だったので、着いたその足で旅行の申し込みをした
代理店に立ち寄って文句を言った。
店員さんは、それは申し訳ありません、と口では言うものの
多分慣れっこになっているのだろう、心から発せられた様子ではなかった。
そう、とまとも昔はこの身を置いた業界だからわかるのだが、
はっきり言って、手配ミスは実に多い。
もちろん、あってはならないことだけど、ヒトがやることだから
「絶対」はないどころか、けっこうある話ではある。

それでも、客として言うべきことは言わねばならない。
「せっかくの旅も、最後でぶちこわしでした。」

で、立て替えたタクシー代だが、旅行代金一部返金として含められ、
さらに迷惑料として上乗せもしてもらった。
ミスの原因は、現地ガイドの家族が急病になり、交代要員を出してもらおう
と思ったが、うまく連絡ができなかった、だと。

なんだその理由は。小学生の言い訳並みじゃないか。
多分、とまとは嘘だと思う。
いい大人がそんな子供みたいなヘマはしないものである。
むしろ、何も言い訳しない方がいいぞ~。

まあ、ちゃんと帰ってこられたのだから、しつこくからむつもりはない。
途中、寒い経験もしたし、帰りが帰りだから、色々思うことはあったけど
でも全体としてはなかなかな旅だった。

折も折、ロンドン・ヒースローではテロ未遂で大混乱が起こっている。
ヨーロッパ内のフライトは軒並みキャンセルになったし、今でも
搭乗前のセキュリティチェックにえらく時間がかかっているという。
もしもこの時期出発で計画をしていたら、オカンのことだから
キャンセルするべきだとゴネていたことだろう。
だから、あのタイミングで良かったのだ。

だけど、次はオーストラリアかねぇ、と相談するとまと親子は
懲りない面々なのだった。

(イタリア日記、完結でございます。)

マンマ・ミーア!イタリア日記22

2006-08-13 16:32:02 | Weblog
(ゴンドリエーレは人気者)


6月30日(つづき)

フロントのマッシモ君がささっとタクシーを手配してくれた。
あ、ベネチアで言うタクシーって、水上タクシーのことで
エンジン付きボートでブォーンと飛ばしてくれるので、早いかわりに
料金はべらぼうに高い。

「渋滞だから、ここに来るまで20分かかるそうです。」
朝の渋滞ってこと!?
ベネチアの足は水上バスかゴンドラかタクシーボートで
狭い運河では「離合」できないから片方通行になり、
一方が去ってからしか逆方向行きが進めない。
まあ、時間は十分にあるから待ちましょう。

「85ユーロ。先払いです。キャッシュオンリーで。」
げっ。たかい!150円換算で12,750円だ。
しかもユーロは手元にあんまり残っていなかったんだ。。。
財布の中をさらって小銭まで使ってどうにか85ユーロを用意した。

「あの。。もうユーロがなくって、チップまでは無理なんですけど。」と言うと、
「チップは不要ですよ。」と返され、とりあえずはほっとした。

さあ、これであとはタクシーの到着を待つばかり。
しかし、待てども待てどもやって来ない。
元々気分が悪い状況だったから、それがかなりイラつく。

オカンは、空港までの手段が確保でき、時間もあるということがわかると
安心して座り込んで運河を行き交う船を見やっている。

しかし、40分待ってもタクシーは来なかった。
あんまりイライラしているのが伝わったのか、マッシモ君と同僚の
何とか君が電話をかけて確認してくれたり、外まで出て様子をみてくれたりする。
ホテルのヒトたちには関係ないことなのに、ホント申し訳ないね。

45分待って、ようやくタクシーはやって来た。
イケメンの運転手さんがにこやかに迎えてくれる。
一応、空港チェックインには普通に間に合いそうだ。
海上ではまさか渋滞もないだろうし。
ホントにホントにとまとはここでやっと胸をなでおろすことができた。
荷物とともに乗り込んで、とまとはぐったりしてしまったのだが
オカンは脳天気なことに

「タクシーの運転手さんと一緒に写真撮って♪」

勘弁してくれい!

マンマ・ミーア!イタリア日記21

2006-08-12 17:20:11 | Weblog
(ドゥカーレ宮の回廊)


6月30日(金)

とうとう帰国日になってしまった。
またウィーン経由のオーストリア航空に乗るのだが
ベネチア発11:25のフライトの出発3時間前に
チェックアウトを済ませホテルのロビーで待つように指示がある。

ユーレイさんは一度も現れず、朝すっきり目覚めて朝食を済ませ
早々にチェックアウトを終わらせると8時過ぎだった。
余裕の行動である。

が、旅行会社のヒトは全然現れない。
8:25の5分前になってもだ。
とまとはだんだん不安になってきて、そういえばフィレンツェで
嫌な予感を覚えたことを思い出した。
通常、ガイドさんが5分前になっても来ない、なんてことはない。
客が遅れることはあっても、ガイドがこんなヘマはしないものだ。

とうとう、8:25になったがそれでも影も形もない。
それから5分待って、ホテルのフロントに電話を借りるつもりで事情を話した。
マッシモという名前のホテルマンは同情してくれて、さっそく電話をかけてくれた。

オカンが横で困り果てた顔をして、「どーしたんかね。」を繰り返している。

電話に出たのは、いわゆる現地オペレーターの日本人スタッフで、
状況を話すと、すぐ調べて数分後に折り返し電話すると言って切った。
10分ぐらいしてからそのヒトは電話をかけてきて、

「申し訳ありません。こちらの手配ミスでした。」
「は?どういうことですか?」
「手配できてませんでした。。。。。」
「えーーーー!」
「申し訳ございません。。。。。。」
「それで?どうしてくれるんですか?フライトには乗らないといけませんよね。」
「すみませんが、お客様のほうでタクシーを呼んで空港にいっていただけませんか?」
「なんでお宅が手配しないんですか!?お宅のミスでしょう!」
「こちらで手配をしますと時間がかかるので、間に合わないかもしれません。
タクシー代は後日お支払いしますので。。。」
「お支払いって、私たちは日本に帰るんですよ。どうやって払ってくれるんですか?
ユーロで払ってもらっても困りますよ。銀行に振り込むってったって、今は
口座番号も覚えてないし。為替レートはどうするんですか?」
ちょい大げさにぶちまけてみた。

オカンは横で泣きそうになっている。

とにかく後日必ずお支払いしますから、と言われて、氏名と電話番号を
確認して、すぐホテルにタクシーを頼んでもらった。

手配ミスって、とまと親子が一体どれだけの手配をお願いしたか?
飛行機とホテルと空港の送り迎えだけじゃないか。
基本の基本しか頼んでないのに、それさえも全うできてないってことは
旅行会社として失格じゃないかあ~~~。

「タクシー代はうやむやにする気じゃないと?こっちがかぶるとよ。あ~あ~。」
「いや、オカンよ。そんなことは断じてさせん!断固取り返しちゃる!!」


マンマ・ミーア!イタリア日記20

2006-08-07 21:29:56 | Weblog
(大運河。警官もボートで巡回だ)


6月29日(つづき)

オカンを置いて、そそくさとホテルを出て、
マスクが欲しいなと思ったので見て回る。
毎年2月にお祭りがあって、その時にドレスを着込んで
ハンドルが付いたマスクで顔を隠しながら集まるんだと。

たくさん専門店があって、それはそれはいろーんなマスクが
飾られている。
厚紙で作られているのでとても軽い。
飾り用のは陶器などでできているのでけっこう重みがある。
とまとは紙製の目元だけ隠すマスクを買ってみた。

さて、イタリア最後の夕食は、オカンが切望するので
ピザが食べれるお店に行くことにした。
イタリアでは通常はピッツェリアでないとピザは食べられない。
名の知れたリストランテなどではお目にかかれないのだ。
そうとは知らないオカンは、行く店行く店でピザがないのを
不満に思っていたらしい。

でも、サンマルコあたりのツーリスト向けレストランでは
何でもありだもんね。
ということで、「ダ・ロベルト」だか何だかいうオープンテラスの
あるレストランで夕食をとることにした。

美味しいイタリアンの何たるかなど知らないオカンにとっては、味よりも
楽しい雰囲気、お客でざわざわしているような所のほうが良いレストランである。
注文をとるおじちゃんたちは、なんだかせわしなく、でも陽気だ。
「サラダひとつ~、ピザひとつ~、サルティンボッカひとつ~、
キスひとつ~!」と、とまとのおでこにぶちゅ~。
ああ、気持ち悪い!触るない!
でもオカンは妙に喜んでいる。
おじちゃんにカメラのシャッターも押してもらい、ご機嫌だ。
ピザも食べれたし、良かった良かった。
ワインにコーヒーも頼んだけど、チップまで入れても7000円ぐらいだったから
まあまあなんだろう。

こうして最後の夜をイタリアらしく楽しく過ごして締めくくった。