とまとのため息

気分一新☆つれづれ日記in大英帝国~

いい味でてます

2006-09-25 22:02:29 | Weblog
以前ここにも書いたが、先に原作を読んだら映画化されても観ない、
というのが信条だった。
で、ダ・ビンチ・コードについてはそれを撤回したわけだが、
今日もひとつ。

最初、原作本を読んでいたのだが、すでに出来上がっていた映画の
キャストがすごい、ということに気がついた。
ケヴィン・スペイシー
ジュディ・デンチ
ケイト・ブランシェット
ジュリアン・ムーア などなど

実力派で賞取り俳優ばっかじゃん。
ということで、原作はお休みしてDVDを借りてきた。

「シッピング・ニュース」

いいよ、これ。
キャストでわかると思うけど、アクション系とかヒーロー物ではない。
世の中に忘れられそうになってる中年男性が先祖ゆかりの土地である
ニューファンドランド島に移り住んで、家系にからむ歴史や秘密を知り
島の住人との関係を築いていくことで、自信を取り戻す話。

気が弱くてさえない中年オトコを演じさせたらピカ一のケヴィンは
抱きつきたくなるほどいい味出してる!
アバズレ女役のケイトもハマリきりだ。うますぎ。
意地悪な上司役で出てるピート・ポスルスウェイトも◎。
過酷だけど島の自然がまた素晴らしい。
島だからこそミステリアスに受け継がれる公然の秘密。
決して楽しいばかりのストーリーではないけど
ところどころでしみじみさせてくれる作品でした。

こういう出来なら、俳優さんたちのイメージを引きずって
原作を読み直すのも、それはそれで美味しいと思うな。






ダイヤに負けない人間になるぞぉ

2006-09-24 20:29:35 | Weblog
ようやく秋らしくなってきたこの頃。
本ブログの背景も衣替えいたしました。

ここのところ基本的人権無視の長時間会議のせいもあって
仕事終わって帰宅すると脱力状態である。
そんな中、1ヶ月前に注文しておいた指輪のリフォームができたと
連絡がきたので受け取りに行ってきた。

シンプル過ぎたかなと心配していたものの、完成品をみると
なかなか良いではないの。
飾りのない台(定番のたて爪ではない)とチェーンを合わせて
クリーニングしてもらうと新品同様。
全体費用65,000円のところ、プラチナリングの部分を買い取ってもらい
プラチナの含有率による単価を、リングの重さで掛けた値段を差し引いて
払ったのは43,000円。
思っていたより負担は少なかった。

いまは「トリロジー」とかいって3連ダイヤのペンダントがショーケースの中で
幅をきかせているので、手持ちのプチダイヤと新規で1個を買って造ってもらえば
良かったかな~とも思うが、もう手遅れだ。
何でも一度リフォームしたダイヤを2度もリフォームするのは、石を痛めるキケンがあるんだって。
それにしても見れば見るほど目移りするのがジュエリーなんだよなぁ。

よし。がんばって働いてお金貯めて買いに来よう。
ねだる相手がいないから自助努力しかないわっ。
ワタシの勲章。
それも、悪くない。

出口がみえない~

2006-09-19 20:54:24 | Weblog
先週、新会計システム導入のことでぼやいていたのだが
今日も朝から昼までみっちりミーティング。

連休を挟んだからなのか、ボスとプロジェクト(ほぼ)責任者は
ともに頭を冷やしたようで、たいへんなごやかに会議は始まった。
ちょっと冷や冷やしていたが、無事に普通の会議として終始した。

それにしても、日本の金融・会計システムというのは相当独自色が強いと
ボスから「何?」「なぜ?」の連発だ。
確か、去年の着任時にしかと説明したはずだったのに、とっても基本の
部分なのに、わかっていなかった、ということがぞくぞく出てくる。

だから、和やかだけど、会議がまったく前進しないのよん。
20項目くらいクリアしなけりゃならんのに今日は1項目が片付いた程度。
同席している部下たちも、それはそれは辛抱強く黙って見守っている。
ええい、誰か何か刺激をくれ。前に進んでくれ。
普通に計算すると、延べ最低20回はこの会議を繰り返すことになるわけで
しかも、関連部署との調整も入ってくるから、今から気が遠くなっている。

通訳さんならわかってもらえるかと思うけど、「踊る会議」ほど
フラストレーションの溜まることはない。

というわけで明日はまた4時間の枠をとって会議の続き。
○X△□*!!

というか、スケジュールびっちりでランチ15分はないだろ。
頭使うのには「ブドウ糖」が必要なんだわ。

飯食わせろーーーっ。

ゆうううつな~り~

2006-09-15 22:42:51 | Weblog
沖縄ショックじゃないわよ。
判断が正しかったからとっくに立ち直ってるし。

社内の会計システムを新しくすることになった。
バージョンアップじゃ追っつかないほど、ほんの数年前に
導入したシステムでも、足りない部分が目立つのね。

国内の関連会社を取り込む大規模システムだけに、投資額も千万単位。
導入まで1.5年しかない。

というわけで、とまとのボスはきりきりしている。
いや、時間とか予算のことではない。
もちろんのんびりしてられる程猶予があるわけではないが
問題はこれだけの一大プロジェクトなのに、我が部内で
本格的に関われるヒトが若干1名しかいないということ。

いやいやいや、ITのことがじっくり話せる輩なんて
IT企業じゃなきゃそんなにはいないでしょう。
そのこと自体が問題になっているわけではない。
ホントの問題はその若干1名が好き放題に
やってくれちゃってるということなんですねー。

そのヒトは真面目だし頭もいいしで信頼できるが、
すべて自分の頭の中でイメージなり計画なりができあがっていて、
ボスの承認も得ず3段飛ばしで、他部署と調整なんか始めちゃってる。

社長でもないんだから、それはダメだろう。
わかんないヤツにもわかってもらうよう説明を繰り返し、
質問に答え、注文をさばき、関係者をうまく取り込まなけりゃね。

問題の根っこは、元々そんな行動を許してきた以前の上司・会社にもある。
技術的なことには何も口出しできないという弱みがあるから
おまかせ状態になるんだろうか。
本人もそれを見越して、ある程度自分で固めて、「ノー」と
言えない状況まで進めて決議をとるというから、そちもワルよのお。

まあ、しかし、そんな勝手をとまとのボスが許すわけもなく
かといってそのヒトも引かないし。
今週からボスが強引に召集して始まった会議では、険悪なムードが充満だ。
オトナだから喧嘩にはならないまでも、その手前の空気の痛さといったら。

むしろ、喧々諤々やったほうが健全じゃないか?

あー通訳やりたくねー。


うえ~ん

2006-09-14 23:06:02 | Weblog
明日から3日間沖縄だったのにぃ~っ!
よりにもよって台風がやってくるというではないか。
行きはね、とりあえず行けそうなのよ。
でも17日の帰りがヤバイ。ほとんど確実に沖縄上陸のようなので
そうなると飛行機がメチャクチャでしょう。

というわけで、モコちゃんとも話し合って今回は自主的に
キャンセルいたしました。
もちろん、キャンセル料がかかります。
でも、行った先で追加宿泊の手配などするハメになったら
損失はもっと大きいだろうということでの結論です。
席が取れるまで空港待機なんつうのも耐え難いしね。

それにしてもついてないことよ。

痛い映画

2006-09-10 22:25:12 | Weblog
フランス映画の「ピアニスト」を借りてきた。
ご贔屓のブノワ・マジメル君♪を堪能するつもりで軽く選んだんだけど
大間違い。(いや堪能できたのは事実なんだが)
すごく、すんごーく重い作品に参った~。
あまりの重さに、夜なかなか寝付けない状態に。

なんか、ヒト誰しもが隠し持っている部分をまざまざと
見せ付けられたといいましょうか、絶対に自分以外の人に
知られてはイケナイ秘密のエゴがえぐり出されたようだった。

あんまり説明するとこれから観ようという人の迷惑になるので
難しいところだが、攻撃的なシーン(別に暴力映画じゃないが)
のせいで眉をひそめる場面も幾多あり、痛さと悲しさに溢れた作品でした。

イザベル・ユペールは、確かにオバサンになってはいたが
その分大人の色気は十二分。その後ろ姿の「肩」で表現する孤独感、
つと上げた「顎」に込めるプライドにはうーんと唸りました。
すごい女優さんだ。
この映画に出演するっていうだけでそれはもうすごいことだと
思うんだけどね。

立場はどうであれ女性にはぜひ観てほしいけれど、そのタイミングは
十分考えてくださいませ。



スペインバルは旬なのね

2006-09-08 21:35:58 | Weblog
昨晩は友人モコちゃんと銀座のスペインバルでお食事。
モコちゃんには、ちょうど一年前とまとがUKで長い夏休みを取った際
ずっと泊めてもらってお世話になった。
彼女は今年になって帰国し、相変わらず外資系企業で忙しく働くカッコイイ女子である。

今回の本命は「スペインバル」だったのだがあいにく満席で、
しかもお店のヒトはたいして申し訳なさそうな顔もせず、
今日はムリムリ!帰って!ってな感じの素っ気ないヤツだったので
「感じわるー」ということで、
次に「バル・デ・エスパーニャ・ペロ」に行ってみた。
ここも満席だったが空いたら携帯に電話してくれるというので
まずこの対応に点数アップ。

20分くらいたって連絡がきたので入店すると、
3階のオープンテラスの席に案内された。
蒸し暑かった外気もそのうち涼しい夜風が吹いてきたので心地よい。
(見える景色は味気ないオフィス群だけどさ。)
1階、2階は結構ぎちぎちで狭そうだったので、行かれる時はぜひ3階の
ゆったりテーブル席をゲットしましょう。

去年二人でマドリードに遊びに行った経緯もあって
何はさておきハモンイベリコを注文♪
イタリアのプロシュートとはまた違って、歯ごたえシッカリ油がしみしみとろりん、
でビールがいけるいける。
でも悲しいかな日本ではチョー!薄切りなので
マドリードのハム屋さんで食べた無造作にスライスされた贅沢な味は再現できず。
ま仕方ないかっ。

イカのフリトス(天ぷら)、ムール貝のワイン蒸し、タコのガリシア風など
美味しかったよ。
油がきつくなくどんどんいけました。小皿でポーションが少ない割に
値段はそこそこするからたくさん注文すると高いけど
ちょい小腹に入れるには良いんじゃないか。
隣のテーブルを占拠しているパエリアが美味しそうだったな。。。
あースペインまた行きたい。

モコちゃんのズッコケ恋愛てん末記に夢中になってて写真撮り忘れたけど
上記店名で検索したら情報はたくさん出てきますので。

来週末はモコちゃんと沖縄珍道中なので、またここでご報告いたします。




訂正します

2006-09-05 20:43:11 | Weblog
3つ前のブログでドモ社のことを書いたが、最後に東京で相談会でも
開けば~、と書いていた。
そしたら今日、郵便受にドモの会報が届いていて、その裏表紙に
「お客様交流会のご案内」とあるではないか。
認識不足で失礼しました。

週4,5回、一日3回、お手入れの指導と相談をいたしますだって。
少人数制を保つため予約制だそう。
土日も開催しているので親切だ。
場所は高輪らしい。
「らしい」というのは、ちゃんと予約したヒトにだけ
案内図が送られてくるんだと。
きっと思い立って押しかけられても困るからなんだろうな。
こりゃ一度行ってみようかしらん。

ところで、この会報にはよく化粧品のサンプルが入ってくる。
1回分の小さなパックだが、旅行に持っていけるので便利。
だって基本4点セットのトラベルサイズが5,500円もするんだもんね。

おちゃめなお店よ

2006-09-04 21:23:45 | Weblog


今週からボス復帰で、やっぱり何かとばたついている。
しばらく残業の日が続くだろう。ふー。

それはともかく、久しぶりに友人Mちゃんと食事をすることになり
前から気になっていた新宿のイタリアンに行ってみた。
「イル・ピッチョーネ」
新宿とはいってもすごくはずれた場所にあって、こんな所に
あるんだろうかと心配しながらたどり着いた。
HPあるので詳細はそちらでチェックしてね。

トスカーナ地方料理が得意ということだが、魚介類も色々ある。
パスタも自家製の変わったものがあったりして、メニューの名前からして
よくあるイタリアンのお店とは違った内容だ。
特に気に入ったのが「トリッパの煮込み」!
もつなんだけど、牛すねの煮込みぽく柔らかい肉みたいで
ピリ辛のトマト味が、ワインのお供に最高だったよん。

料理とは別にお店のヒトたちがそれぞれ個性的で面白い。
写真はデザートなんだけど、お皿の右上の赤いマークを見てよ。
「温泉印」なんだと。
よっぽど疲れてるように見えたんだかなんだか知らんが
癒される前にめっちゃウケたおかげで、デザートの名前を忘れる始末。
パンナコッタのこってり凝縮版みたいなのだった。うま♪

ちなみにMちゃんのお皿には「愛の架け橋」が描かれていた。。。
それはとまとの皿に描いてよ!