新しい年度に入り、我がチームの若大将は無事に海外子会社へ
赴任していった。
後任は予定どおりのバンビ君だ。
バンビ君、着任日が近づくにつれて元気がなくなってきた。
プレッシャーが相当なんだろう。
若の最後の日の送別ランチに、3人で「ざくろ」の牛ロース定食を食べに行った。
あまりの美味しさに若もとまともご飯ばくばく、2杯目をたいらげようと
しているのに、バンビ君は一杯目も済んでいない。
「食欲がでなくて。。。」
「あかんど、食わんと。大丈夫やて、やっていけるから。」
若も励ますが、効き目がない。
しかし、現実問題として、ボスが私らにいつ、どこで、どんなミーティングを
するから空けておくように、ととても簡単な英語で指示しても
聞き取れていない。
キケンなのは、彼が聞けた「ふり」をしてしまうことだ。
だからとまとが一々確認しないと見当違いなことになってしまう。
これは本気で上達してもらわないとヤバいことになるぞ。
なんだか急に「先生」モードになってきた。
バンビ君が海外スタッフのひとりが送ってきたEメールを
いきなり転送してきて、お礼のメールを書いてくれという。
「なんで?」
「自分だといつもパターンが同じなんです。」
なんじゃ、そりゃ。
「だめだめ。それなら自分で調べていくつかパターンを用意しなきゃ。
自信がないなら添削はしてあげる。そうしないとボキャ増えないよ」
まったく、Thank you note ぐらいで怖気づかないでほしいものだ。
そんなんじゃ、アンタの仕事は回らないよ。
メールはおろか、電話だってじゃんじゃんかかるし、ギャージンが
合いに来ることも増える。
これからはスパルタでいく、と決めたこの頃である。
赴任していった。
後任は予定どおりのバンビ君だ。
バンビ君、着任日が近づくにつれて元気がなくなってきた。
プレッシャーが相当なんだろう。
若の最後の日の送別ランチに、3人で「ざくろ」の牛ロース定食を食べに行った。
あまりの美味しさに若もとまともご飯ばくばく、2杯目をたいらげようと
しているのに、バンビ君は一杯目も済んでいない。
「食欲がでなくて。。。」
「あかんど、食わんと。大丈夫やて、やっていけるから。」
若も励ますが、効き目がない。
しかし、現実問題として、ボスが私らにいつ、どこで、どんなミーティングを
するから空けておくように、ととても簡単な英語で指示しても
聞き取れていない。
キケンなのは、彼が聞けた「ふり」をしてしまうことだ。
だからとまとが一々確認しないと見当違いなことになってしまう。
これは本気で上達してもらわないとヤバいことになるぞ。
なんだか急に「先生」モードになってきた。
バンビ君が海外スタッフのひとりが送ってきたEメールを
いきなり転送してきて、お礼のメールを書いてくれという。
「なんで?」
「自分だといつもパターンが同じなんです。」
なんじゃ、そりゃ。
「だめだめ。それなら自分で調べていくつかパターンを用意しなきゃ。
自信がないなら添削はしてあげる。そうしないとボキャ増えないよ」
まったく、Thank you note ぐらいで怖気づかないでほしいものだ。
そんなんじゃ、アンタの仕事は回らないよ。
メールはおろか、電話だってじゃんじゃんかかるし、ギャージンが
合いに来ることも増える。
これからはスパルタでいく、と決めたこの頃である。