とまとのため息

気分一新☆つれづれ日記in大英帝国~

寒くなると香りがほしくなって

2009-11-24 21:40:55 | Weblog


先週末は3年ぶりに「イケア」でショッピング。
とまとの家からは新三郷店が武蔵野線一本で行けて
しかも駅前に位置するので、たとえ小1時間かかるとしても一番便利。
それに無料のシャトルバスが運行されていて、買い物後には特に
ありがたいサービス。

イケアの家具はモダンでカジュアルなので、とまとのテイストには
あまり合わない。
しかし、キッチン関連やインテリア小物となると、けっこう使えるものが
多くて売り場で何時間も過ごせるほど選び甲斐がある。

今回はクリスマスが近いこともあって、小物類はキャンドルを中心に
フレームや食器などをお買い物。
プレーンなものからアロマ系、形もサイズもそれはそれは多岐にわたる
中から香り付きのものをメインに計7点、
値段的にはかなり安いが重量的には重い買い物に(涙)
この中で一番高いものでも600円(後ろに写っているティーライト36個入り、
アップルシナモンの香り)、写真の左側に写っている黒い爆弾みたいな
キャンドルにいたっては、なんと2個で100円♪これはアウトレット価格。
多分、定価では売れない傷でもあったのだろうが、特に気づくような
ものでもなかったので「即買い」。
持ちきれないのでこれでも絞りに絞った結果なんだが
できればもっと買いたかったなぁ。
ともかく、今年はこれらを使って少しは正統派クリスマス☆な部屋作りを
目指さなくちゃ。

ご参考:
赤いキャンドルはベリーの香り。
右手前のグラス入りは「松」の香り-優しく爽やかです。
奥のボルドー系はオレンジ&クローブの香り。


元気をもらう

2009-11-15 18:50:33 | Weblog
更新が3週間も滞ってしまった。。。
風邪の治りが遅くてほぼ1ヶ月かかったのに加え
ストレスからじんましんに悩まされ、最近やっと
薬の効果で抑えられた次第だ。
ストレスは、これ当然ながら、仕事関係のあれこれだ。

人員削減の影響を被って業務が増えたこと自体は問題じゃないが
それにまつわるゴタゴタのせいだ。
まあ、結局は自分の気持ちの持っていきようなのだから
適度に発散させて、見方考え方を変えて考えてみれば
一歩前に進めるようになるわけで。

そんな中、息抜きに友人と映画を観てきた。
数年前の「プラダを着た悪魔」という映画の「悪魔」のモデルと
言われた人物を主人公にしたドキュメンタリー
「ファッションが教えてくれること」。
それはアメリカヴォーグ誌の編集長アナ・ウィンターというヒトだ。
そのまんま本人やヴォーグで働くヒトたち、本物のデザイナーが
登場して、一年で一番大切な「9月号」を製作する様子を追った内容。

フィクションじゃないから起承転結には欠けるが
ファッション誌製作の裏側をかいま見れて興味深かった。
で、何よりアナさん自身の凄みが味わえるのが良かったわねぇ。
作中のメリル・ストリープのように冷酷で理不尽なふるまいはなかったが
一刀両断、部下に有無を言わせない指示を見てると、
メリルさんより断然コワかった。
英国人らしく口数は少なく愛想もなく、大げさな表現もないが
だからこそ凄みが増すのだろう。

彼女には20年来のアシスタント、グレースという片腕が付いていて
どう見ても彼女のセンスの方が業界のプロっぽいのだが、
アナさんは「編集長」。片腕だろうが容赦ないから、片腕さんも
キレそうになっている。
でも、時代の先端に居て、さらにその先を捉えて紙面に表現する
というエディターとしての才能がそれを凌いでいる。
彼女自身は、別に奇をてらった装いをするわけではなく、
むしろコンサバな格好をしている。が、御年60歳には全然見えない。
非常に女性らしい雰囲気を出しているが、やはり目がコワい。
顔は笑っていても目が。。。メヂカラが凄い。
ナンバーワンの雑誌を作る重責と誇り、妥協を許さない姿勢、
でも淡々と仕事をこなす様は、正直カッコいい!

ひるがえって、自分は仕事に対してどう臨んでいるだろうか。
瑣末なドタバタに振り回されて、必要以上に雑念に邪魔されていた
最近のことを思い返してしまった。
この映画を観てて、自分のことをちょこっと反省させられ
そして「なんかワタシもがんばらねばな。。」と思わせられた。
仕事をしているヒトにはぜひ観てほしい一作です。