とまとのため息

気分一新☆つれづれ日記in大英帝国~

お買い得を探しにいく

2010-02-28 09:38:32 | Weblog
吉祥寺にある伊勢丹がいよいよ閉店してしまう。
とまとも時々利用していたが、確かにお客さんの入りが
とても悪かった覚えがある。
伊勢丹から5分も離れていない場所に東急デパートがあるが
こちらは適度に賑わっているので、対照的だった。
なんでかな?
JRの駅から行けば伊勢丹のほうが断然行きやすいのだが、
やはり品揃えの問題なのかしら。

吉祥寺といえば、若い人たちに相当な人気がある土地だが
小さくても個性にあふれたお店が主流のような印象を受けるのは確か。
高額で、都心のデパートと同じような商品を出しても
ここの客にはアピールしなかったか。

ともかく、年が明けて連日の閉店セールだ。
とまとも家庭用品を探しにでかけてみたのだが、在庫一掃なのか
売り場全体がセールの赤い札をつけた商品でいっぱいだ。
日頃欲しかった、でも高くて決心できなかった「レミパン」も
2割引になっているではないか。
まあ、たった2割、ともいえるが、他の店では全然割引がないので
思い切ってお買い上げだ。

平野レミさん考案のこの鍋、煮る、焼く、揚げる、蒸す(専用台が必要)
ができるような造りになっている。
蓋にも細工がしてあって立てて置けるし、真ん中の小ブタを開けると
水や調味料を注ぐこともできる。
だからいろいろな鍋を揃えなくても良いわけだ。
今回のセールでは、オマケとしてフライ返しとトングがついてきた。
満足できるお買い物だ。

さらに日を改めて、今度はスーツケースを見に行った。
TSAロック付の「プロテカ」をこれまた2割引で購入だ。
これは通販でも買える程度の値段なので、特別安いという気はしなかったが
サイズや造りを自分の目で確かめての買い物なので
特に不満はなし。

あと2週間で閉店だから、日頃安くならないものを中心に
またお買い得を探しにいこっかな♪
叩き売り状態だと嬉しいんだけどな。。。

ヒトごとではなく

2010-02-21 16:36:50 | Weblog
隣の部署の騒ぎを対岸の火事的に眺めていたとまとだが、
先週はこっちの部署でもちょっとしたことが。

そう「ちょっとしたこと」なんだけど。

社内でとある研修が数日間行われることになり通訳の要請があったのだが
他にも会議予定が数件入っていたため、外部フリーランスさんをメインに、
とまとはサブ的な位置関係にしてもらうことに。

フリーさんは、とてもやる気に満ちていて
口では「まだ勉強中の身ですから、私こそサブの存在でお願いしたい
くらいなんですが、でもよろしくお願いします♪」

出だしはまともだった。

ところがいざ始まると、「スタートは私が(通訳を)やってもいいですか?」
と、「ダメ」とは言えない質問をされた。
もちろん、おおいに結構なんだけど、30分交代で、と決めたルールを
あまり気にしてないそぶりだ。
せっかくノリノリだから邪魔したくはないんだけど、1時間近くもやるとはねぇ。

まあでも、エラそうにしてると思われちゃかなわんので、なるべく
やりたいようにやってもらおうと控えていると、
あれあれーなんだか通訳を間違ってるではないか?
という箇所が出てきた。

研修の受講生も納得できないという顔をしだしたぞ。
で、それを見たガイジン講師が「わかった?」「わかった?」と
何度も受講生に問いただすのだが、彼らは首をヨコに振っている。
それが続くとフリーさんも自信をなくしたのか、一々とまとの方を振り向いて
「私、間違ってますか?」という目線を送ってくる。

うん、間違ってる。

とは言えないんだけどさー。
でも受講生のためを思って敢えて正しい訳をかぶせることになってまった。
(あ~なんかいやらしい人間だと思われてるだろうな。。。)

さらに誤訳、聞き漏らしは続き、その度にとまとは訂正をせねばならなくなって
交代や休憩だのは取れなくなってしまった。

誤解しないでいただきたいのは、社内の人間にしかわからないような事柄は
もちろん無理に決まってるから、そういうフォローは問題ではない。
しかし、明らかに英語力が「?」状態なんだな。

もちろん、誰にだって初心者時代はあるわけで、そのこと自体は仕方がないのだが
今回は明らかに人選ミスだ。
さては依頼部署が予算をケチったか、エージェントの手抜きだったか。

いずれにしても、自分の不出来をあまり深刻に受け止めず
ガイジン講師と楽しくダベってるフリーさんを見てて
一層の疲れを感じたオバサン通訳なのでした。

求む、ホントにまともなヒト

2010-02-11 17:00:40 | Weblog
期せずして通訳者みずから辞めていった隣の部署。

さっそく後任探しが始まった。
このご時勢なので応募者はけっこう居たようだ。
その中から数人が面接にやって来て、無事にひとり採用が決まった。
これまでの経験も十分で、組織の中でちゃんとやっていけそうだ、
ということで手続きもぐいぐい進んで勤務が始まった。

実はこの新人さん、とまとと同じエージェントから送り込まれてきた。
エージェントの担当者と話す機会があったので、すんなり決まって良かったですね~♪
と振ってみると、意外にも
「なんで彼女に決まったのかよくわかんないのよねぇ。。。」

なんでですか?

「実はスキル的にはもっと上が居たのよ。でも結果として彼女になったのは
やっぱり人間関係を重視したのかしら」

まーそれもありでしょう。
やはり企業の中でやっていくからには、社会人としての常識があり
組織人としてのわきまえがないといけないからね。

なんていう話をして数日後、この新人さんはやらかしちゃった。

勤務開始してまだ何日もたっていないのに遅刻だ。
連絡先をもらっていたにもかかわらず、電話一本なし。
何か事情があったかと思いきや、自宅と会社は電車一本、
10分程度の距離。電車が止まったということもないのになぁ。

次は、割り振られていた会議をすっぽかし。
本人いわく「忘れていた」そうだ。

さらに、東北方面に出張が予定されていたのだが、
「寒いからなるべく屋内で仕事したい」
「防寒具は会社から支給してほしい」
「だいたい出張なんて面接で聞いてないので想定外だ。であれば時給を
上乗せしてほしい」

出張が多いことで知られる隣の部署のことだから、
そんな話をしないはずはないのだが、本人はあくまで言い張っている。
で、この辺まで話がこじれると会社の担当者も落ち着きをなくしてくる。

そして遅刻は再び繰り返された。

言うまでもなく、新人さんは2週間の命だった。

採用する側の目が節穴なのか、玉石見極めるのはかくも困難なのか。
お隣のヒト探しの旅は長くなりそうだ。









求む、まともなヒト

2010-02-06 17:35:21 | Weblog
お隣の部で働く通訳者の話。

留学帰りのお嬢さんで、秘書として入社したものの
通訳学校に通っていたため、腕を試すべく途中から通訳を
志望するようになった。
そして、たまたまポストに空きが出たのでめでたくご就任。
しかしなにぶん「経験」が足りない。
それを承知の上での抜擢だったのだが、これがとんだ「エリカ様」だった。

新人さんは普通、大きな会議や役員会議は任せてもらえない。
先輩さんのアシストで入るか、もしくはピンチヒッターで代役をして
経験かつ勉強を積んでいくものだ。
最初は先輩さんのアシストをおとなしくやっていたのだが、
ある日代役で難しい会議に割り振られてしまった。

ここで普通は厳粛に受け止め、しっかり準備して、またとないチャンスを
しっかり掴むものなんだ。
けどさ。
新人さんは「会議が難しすぎる」
「これまで私は関わってなかった案件だから無理!」
「だれか他のヒトにお願いしてください」
などと文句をたれてキレちゃったのね~。

それは事実だ。多分、いきなりでは何もできないだろう。
でもね、そういうことを繰り返して、恥かいて落ち込んで
必死になっていくしかスキルは身につかないものなのよ。
教室で先生に教えてもらってばかりじゃ、仕事はできないのさ。

でも他の通訳さんに仕事が割り振られるのは面白くないらしく、
「もっと私に仕事を」と要求したかと思うと
「やりやすい会議にまわしてほしい」と注文をつけてくる。
困り果てた手配担当者から相談を受けたとまとも「?」で
「どうなれば満足するんでしょうねぇ。100%の環境なんてないよね。」
と二人で頭をひねるばかりだった。

その後も、会議に出たものの、出席者同士で意思の疎通がとれちゃって
通訳がいらない場面があったとかで勝手に退席してきたり
呼ばれた会議の出席者の顔ぶれを見て「通訳は不要じゃん」と
すっぽかすことも。

まあ言うまでもないが、社員から「使えない」というクレームも届き始め
当の新人さんもそれを知ってか知らずか自分から会社を去っていった。
厄介払いができた管理職たちはもちろん大喜びだ。

それにしても、どーしてそんなに要求ばかりできるのか皆目わからない。
会社に貢献して「value」を与えることができなければ
その資格はないと思うのだが。

この話にはまだ続きがありますが、次回にでも。