とまとのため息

気分一新☆つれづれ日記in大英帝国~

オスカー!

2007-02-26 21:31:11 | Weblog
今日はアカデミー賞の授賞式があった。
日本人候補者が賞を取りそこなったのは残念だが
個人的に嬉しいのは主演女優賞にヘレン・ミレンが選ばれたこと。
とまとはこの人のファンであります。

お年もお年ですし、これといってハデな作品がないので
あまり知られていないかも知れない。
でも、この人の演技力はすごいんですぞ。
主役であっても華やかさよりは、苦悩をかかえて迷ったり怒ったりする
キャラクターが多くてその演技が実にうまい。
まだ観ていないが受賞作の「クイーン」もそれ系ではないかと思う。

彼女は、もう10年ほど前になると思うが、NHKのドラマシリーズ
「第一容疑者」で主役を演じていた。
今でもたまに再放送があるので、記憶にある方もいるのでは。(DVDあり?)
とまとはこのシリーズが大好きでしっかりビデオ録画してあるのだが
イギリス製のドラマ自体がまた秀作。
実際イギリスで大きな問題となっている犯罪を取り扱っていて、
よく練られた厚みのあるストーリーは、どんな展開になるのかと
観る者をぐぐっと引き込む。
主役のヘレンは、旧態依然の男世界の警察署の中で、ひとり奮闘する
女刑事役を演じている。
ヒロインであっても華々しくカッコいいわけでもない。
「人間」という目線で捉えた刑事役はとても印象に残るもの。

意外なことに現地でも、彼女はこのドラマシリーズで一躍有名になったそうだ。
その後、めざましい活躍により「Dame」の爵位を与えられている。
授けたエリザベス女王も、彼女が自身の役を演じたことを
とても喜んでいるのではないだろうか。
「クイーン」が楽しみだ。

結局は自分の判断力?

2007-02-21 22:01:49 | Weblog
口座を開いたオンライン証券会社の案内で
投資セミナーに参加してみた。
受講料は3,000円。
これだと本が2冊ぐらい買えてしまうのだが
その値段でどんなことが聞けるのか興味があったわけだ。

それに以前受けたセミナーで言われたのが、
タダの講座は中味のないものも多いんだそうだ。
確かに別の銀行主催の無料セミナーに行ってみたら
投信のマネジャーが自社商品の宣伝にかなりの時間を
費やしていたこともあったし。

ともかく、今回の講師は独立系の方でM&Aにも多々関わっていたそう。
なので、その方面のプロの目で銘柄を選定する手法が紹介された。
これまで自分なりにBSやP/L、FCFの見方を勉強してきたつもりだったが
これら諸表の関連付けの仕方や、その他の指標を使っての企業の状態の見方を
教わることができたのは収穫だった。

だけど、やはりとどのつまりは、素材となるデータを使って
自分でどれだけのシナリオを描けるかにかかっているように思う。
それができればチャート分析をしなくても(勿論しても良いのだけど)
長期投資はやっていけるだろう。
そう、投機じゃなくても益は狙えるわけだ。
会社の同僚男性に自他共に認める投機家がいて、月平均30万円を稼いでいる。
彼も「10人いれば10通りのシナリオがあるから、何がベストかはわからない」だとさ。

持っている資産をどう活用して、どれだけ効率よく稼いで、将来にわたって
必要とされ存在し続けることができる企業はどれか。
そしてそれが今割安評価されている銘柄。
宝探しの気分ですな。
まったくのド素人ながら、そう考えるとなんだか面白そうにみえてくる。

ヤケドの1度や2度は覚悟が必要かも、だけどね。

日本人向けイタリアン

2007-02-18 11:01:56 | Weblog
昨日は藤原・陣内の挙式があったんですなぁ。
いやー初々しくて楚々として良かったですねー、陣内クン。
衣冠束帯姿なんてまるで七五三みたいだし。
「がんばってシアワセにします!」って好感もてるじゃない。
対して花嫁さんは堂々としたもので、15キロもあるという
十二単に全然負けてない華やかさ。
「役じゃなくて自分の式なんだ」と感慨深げだったが
やはり役っぽく見えるんだけど。
仕事っぽくカメラ目線だしちゃんと撮影ポーズをとってるし、
だけど白無垢を着たら、あまりキョロキョロしたり
饒舌にならない方がよろしいか、と。

負け犬の遠吠えはさておいて。

友人Mちゃんと赤坂のイタリアン「ラ・スコリエーラ」へ行った。
ここは肉類を出さず魚介中心のシチリアンメニューだ。
店内も青と黄色を基調として明るい海をイメージ。

いただいた料理は、
魚のカルパッチョ、クレソンサラダ、魚介のフリット、
アサリとドライトマトのフレゴーラ(というパスタ)
ほうぼうのアクアパッツァ。最後にデザートとコーヒー。
どれも新鮮で、味付けも行き過ぎのないバランス感。
ワインもすすむ塩加減。
反してデザートは平凡だったので、敢えていただかなくとも
その分料理をとった方が良いなという感想です。

魚料理とパスタは素材を選んで、好きな料理法・ソースを
組み合わせるスタイルで、いろんな楽しみ方ができそうだ。

やはり魚介は胃に優しい。
満腹になっても胸焼けのしないイタリアンって、そうそうないでしょう。
イタリア南部は生クリームを使わないスタイルだからだと思うが
ゆえに高齢者にもおすすめのお店です。

お店の対応がどうか?と、Mちゃんがネット検索して悪い評判を見つけ
心配してたけど、悪くはなかったです。
何を聞いてもちゃんと答えてくれたし、本来単品では注文できない
カルパッチョも融通して1皿で出してくれたし。

コペルト(席料みたいなもので、水・パン代込み)を
しっかり取られるけれど、それでもまた行きたいと思わせてくれる
お店でした。(HPあり)


広がるか関西のオカンの味

2007-02-13 20:49:53 | Weblog
友人M子が「お好み焼き」の作り方を教えてくれとやって来た。
自分で作ってはみたものの、あまりのマズさに
ダンナから「お好み焼き禁止令」が出たとか。
出張で大阪に行った時に食べるから、作らなくてよろしい!と宣言されている。

ありふれた材料でできるし、たいした下ごしらえもテクニックも不要だが?
聞けば、小麦粉をケーキでも焼くかというぐらいたくさん溶いて
その中にキャベツの千切りを入れ、卵を落とすだけのお好み焼きだったとか。

「そんなものはお好み焼きとは言わん!」
「だって子供の頃からあんまり食べたことないんやもん!」

そっか。やっぱり関西人じゃなければそんなに頻繁に口にすることも
ないのかもしれない。お母さんのレシピにもなかったらしいし。

というわけで「とまと家」の作り方を伝授した。
小麦粉は大さじ3杯程度を水で溶いてさらさらにし、
塩少々、すった山芋を大さじ2杯、卵1個を落として、
あとはキャベツの千切り、刻んだネギ、紅しょうが、
みじん切りしたこんにゃく、天かす、を混ぜ込んでタネは準備OK。
プレートに、薄切り豚バラとエビを置いて上からタネをじゃあっと落とせば
もう何も必要ないし、まず失敗はあり得ない。
トッピングはイカも美味しいし、他にも何でもありだ。
焼けたら、「どろソース」に少々ウスターソースを混ぜて塗り、
青海苔と鰹節をかけたら完成。

M子は大きなお好み焼きを2枚、実習として焼いてペロリと平らげ満足顔。

大阪の伯母によれば、辛子マヨネーズをつけて食べるのが
現地で定番になっているそうだ。
確かに美味しいがホントだろうか。
粉はお好み焼き用に味がついたものも市販されているので便利だが、
別に普通の小麦粉でも問題はないでしょう。

さあ、M子は汚名挽回できるかな。

よくわからん!

2007-02-12 16:49:41 | Weblog
横浜のマリーナベイアウトレットショッピングセンターへ
遠足気分で出かけてみた。
洋服類は特に好きな店がなかったのだが、「フランフラン」で
グラスやボウルなど食器類を購入。
重い帰路になったが、なかなか良い買物ができた。
やはりテーブルウエアは「Ikea」よりも小ぶりでよろしいわね。

デジカメで施設の写真を撮ったのでここにアップしようとしたら
「1メガ以上のサイズはできません」ときた。
なんでショット1枚が1メガするんだよ!と突っ込みたいのだが
ホントに1メガを超えている。
ちなみに同じデジカメで撮ってここに掲載した過去の写真のサイズは
ケタが全然ちがう軽いサイズだ。

なんでやねん? 誰か教えて。

せっかく横浜らしい造りのショッピングセンターやのに
雰囲気が伝わらんぜよ。

いよいよ花粉が飛来して鼻の中がむずがゆく
落ち着いて追求する気にもなれません。
なので写真はお蔵入りさせます。

日本酒は残ります

2007-02-09 21:18:16 | Weblog
どうも今週は調子がいまひとつ。
どこがどうというわけでもないが、だるい。
PCの前に座る気にもなれないんだな。
もしかしたら花粉症の予兆かもしれない。
今年はとっても少ないらしいが、この数日突然わけもなく
クショーン!と出てしまう。

だるい理由はもうひとつあって、お酒のせい。(たぶん)
職場の飲みごとで連れられていったのが「大田市場」。
韓国料理じゃありません。
ホントのマーケットです。そう、野菜とか果物の。

この中に数件お店があって、その中の一軒、
「大松」さんといいます。
これという特徴もないような居酒屋に見えるけれど
出てくるものが最高っ。
黒マグロの大トロ、自家製イカの塩辛、うなぎの肝の炙り、
アナゴの天ぷら、そしてトドメがあんこう鍋!
いやもう、文句なし!
特にあんこう鍋ですが、スープがなんとあん肝を調味料で割ったもの。
水は使ってないらしくて、とろりと甘く濃厚なつゆに浸る
切り身や肝に野菜、最後はウドンで締め。
みんな、最後まで舐めるようにして飲み干してました。

これで日本酒を飲むなという方が酷でしょ?
だから当然次の日は重いんですわ。。。

このお店、アナゴの天ぷらが特に有名みたいです。
でも何せ市場で働く人たちをメインに相手してますから
朝早くて夜早い。
21時ぐらいに追い出されます。
でもお近くまで行くことがあったら、ぜひ。(要予約)



手間は必要なのね

2007-02-03 21:06:40 | Weblog
今、発売中の「クロワッサン」の特集は中高年向け美肌作り。
カリスマ美容研究家の佐伯チズさんがフィーチャーされていたので
買ってみた。

この方、エステサロンも主催されていて、なんでも予約は1年待ちだとか。
本はバカ売れだし、テレビにも多々ご出演なさって
その美容法には興味しんしんだった。
特段、化粧品の指定がないのが良いわね。

で、さっそく真似事をやってみた。
化粧を落とした後、大判のコットンに水を湿らせて軽く絞る。
その後、化粧水を浸み込ませ、薄く数枚にはいで顔全体に広げる。
(呼吸用の穴空けを忘れずに)
その上から顔の上半分用、下半分用に分けたラップを貼り付ける。
待つこと3分。たったの3分だ。それ以上やっていると一旦吸収された
成分がまた出戻ってくるそうだ。
その後は美容液を塗って、最後にクリームで「蓋」をする。

この方法のためにオリジナルのコットンが発売されているそうだが、
とりあえず、買い置きしていた顔型にカットされたパック用ペーパーを
使って顔にのせ、ラップのかわりにホテルでもらってきたシャワーキャップを
呼吸用に穴を空けて、顔にかぶってみる。(この方法も佐伯さんのアイデア)
なんとも妙ちくりんな様子だが、キャップを使うのは手早くてよろしい。

これを1週間続けてみたのだが、けっこう肌が柔らかくなっている。
生理前にもかかわらず、コンディションが悪くない。
ご指導にあるように、美容液とクリームも手のひらで温かくして
顔をこすらずに圧をかける要領で入れ込む。

中高年は、とにかく水分と油分の補給が欠かせないとか。
洗顔のしすぎで取りすぎている場合が多いらしいので
ダブル洗顔も不要だって。
詳しくは佐伯さんの著書ででも確認していただきたいが、
難点はやはり手間がかかるということか。
毎日続けるのは正直無理だと思うが、時間がある時はなるべく
やってみましょう。
佐伯さんいわく、「願いは必ず叶う」そうですから。


善人に拾われて良かったね

2007-02-01 22:16:15 | Weblog
仕事を終えて会社を出、近くの交差点で信号待ちをしていた。
目の前には、マラソンランナーな格好の男性も同じく信号待ち。
肩にはリュックをしょっている。
信号が青に変わると、当然ランナーは走り出した。
すると、リュックの口が開いていたのか、ぽろっと財布らしきものが
飛び出して道に落ちてしまった。
ランナーはぱっと後ろを振り返ったのだが、日が暮れていたからか
財布が落ちたことには気付かず、そのまま走っていく。

とまとは「あ~、あの~」と二つ折りのその財布を拾って
追いかけてみたが、追いつくわけもない。
財布を握りしめてぼーぜんとしてしまった。
とにかく走っている男子には追いつけないのだ。
電話番号でもあればと中をみるが見当たらず、現金、カード数枚、
IDなど諸々が入っている。
これは困るだろうなぁ、と交番に届けようと思った。

が、交番がどこにあるかよくわからない。
たまたま官庁街の目の前で、警備のおまわりさんがひとり
立っていたので、最寄の交番の場所を聞いてみた。

「交番ですか。。。自分は機動隊なので。。。」

(機動隊だって、警察だろ!とぼけるな!あれ、警察じゃなかったっけ?)

「どうされたんですか?」
「財布を拾ったので届けたいんですけど」
「ああ、それなら、すぐ近くにありますよ」

ぶっ。なら、すぐ教えんかい!
ということで、教えられた交番に行ってみた。

年配のおまわりさんはさっそく「調書」みたいなものを出してきて
拾った場所と時間や、お札や小銭の枚数を数えて記入する。
「あ~れ~。ドル紙幣が入ってるなぁ。これはぁ、お金であって
お金ではないんですなぁ。日本では使えませんからね」
などと独りごちながら丁寧に書き込んでいる。

「あれ!このヒトは日本陸連の会員さんですなぁ」
と会員証を取り出した。
どうりで達人のランナーみたく素早く走り去るはずだ。

財布の形状を書き込み、とまとの氏名・連絡先も書き込むと
一応拾得者ということで、半年後までに本人の申し出がないと
とまとのものになるらしいので、どうしますか?と聞かれた。

「いただくつもりはありませんので、どうにか連絡をつけて
本人に返してあげてください」と言って、交番を後にした。
「ご協力あ~りがとうございましたぁ!」
(ドラマに出てくるおまわりさんみたいだ)

現金はあきらめるとしても、カード類の停止連絡などが面倒だから
やっぱり財布は落としちゃいけないね。
ランナーの皆さん、リュックのチャックはきちんと閉めて
走ってくださいよ。
でないと、一般人はあなたたちには追いつけないんだからね。