とまとのため息

気分一新☆つれづれ日記in大英帝国~

マンマ・ミーア!イタリア日記エピローグ

2006-08-14 22:04:10 | Weblog
(タクシーから街を見上げる。)

7月1日(土)

最後でドタバタしてしまったが、その後のプロセスは滞りなく
無事に成田まで戻ってきた。
もうちょっと旅情豊かに去りたかったのだけど、とんまな
旅行会社のおかげで、気分も何もあったものじゃない。

帰国便が午前着だったので、着いたその足で旅行の申し込みをした
代理店に立ち寄って文句を言った。
店員さんは、それは申し訳ありません、と口では言うものの
多分慣れっこになっているのだろう、心から発せられた様子ではなかった。
そう、とまとも昔はこの身を置いた業界だからわかるのだが、
はっきり言って、手配ミスは実に多い。
もちろん、あってはならないことだけど、ヒトがやることだから
「絶対」はないどころか、けっこうある話ではある。

それでも、客として言うべきことは言わねばならない。
「せっかくの旅も、最後でぶちこわしでした。」

で、立て替えたタクシー代だが、旅行代金一部返金として含められ、
さらに迷惑料として上乗せもしてもらった。
ミスの原因は、現地ガイドの家族が急病になり、交代要員を出してもらおう
と思ったが、うまく連絡ができなかった、だと。

なんだその理由は。小学生の言い訳並みじゃないか。
多分、とまとは嘘だと思う。
いい大人がそんな子供みたいなヘマはしないものである。
むしろ、何も言い訳しない方がいいぞ~。

まあ、ちゃんと帰ってこられたのだから、しつこくからむつもりはない。
途中、寒い経験もしたし、帰りが帰りだから、色々思うことはあったけど
でも全体としてはなかなかな旅だった。

折も折、ロンドン・ヒースローではテロ未遂で大混乱が起こっている。
ヨーロッパ内のフライトは軒並みキャンセルになったし、今でも
搭乗前のセキュリティチェックにえらく時間がかかっているという。
もしもこの時期出発で計画をしていたら、オカンのことだから
キャンセルするべきだとゴネていたことだろう。
だから、あのタイミングで良かったのだ。

だけど、次はオーストラリアかねぇ、と相談するとまと親子は
懲りない面々なのだった。

(イタリア日記、完結でございます。)