とまとのため息

気分一新☆つれづれ日記in大英帝国~

モノの値段に混乱ぎみ

2010-09-29 10:25:54 | Weblog
先週のことだが、会社の同僚から「ロレアル」のセールに誘われた。
「は?」
ロレアルと聞いてシャンプーとか毛染めしか頭に浮かばないとまとは
とんだ認識不足をしていて、よくよく聞けば「日本ロレアル」はその傘下に
ランコムやヘレナ・ルビンスタイン、メイベリン、シュウウエムラなどのブランドを
持つ一大企業グループなんだそうだ。

となるとガゼン行く気が出てきて友人に連れてってもらうことに。
破格の安さで買えるとあってすごい人出らしい。
入場整理券を確保するために新宿の会場へは朝6:30過ぎに到着だ。
そのおかげで第一陣で会場入りできたが、確かに安い。
ランコムのマスカラ(\3,800→\1,600)、(ヘレナ、サンローランのも同様)
グロスは千円台、ジェルライナーはなんと\3,200→\600!
全部で17点を\16,000ほどでお買い上げだ(買いすぎた~)が、それでも定価に直せば
6万円近い額だ。

こんなんじゃあもう定価で買物なんかできないカラダになっちゃうなぁ。。
メーカーさんは定価だと売れないからこんなセールを開催するのか?
それとも感謝特価でのイベント的な催しなのか?

ついこないだ「クロックス」のサンダルを半額以下で買い、六本木ヒルズのブティックに
入れば「先週入荷した秋物を30%オフにしますよ♪」と耳打ちされ、
値段の感覚がマヒしそうだ。。。というか既にマヒしちゃってるな。

ちょっぴりデフレスパイラルの心配をしながらも、目先のお得感につい
踊ってしまう情けない消費者である。



簡単、ざっくりがキーワード

2010-09-26 20:29:35 | Weblog

急に秋めいてきたということもあって、台所であれこれ料理をする
時間が増えてきた。
週末になると、去年の冬から始めた(ごく簡単な)ケーキ作りだ。

お菓子研究家の福岡直子さん著によるレシピ本を買ったので
それを見ながら挑戦中で、スクエアのケーキ型を使って甘いデザートや
甘くない食事系のケーキを作れる本だ。
甘くないタイプのは「ケーク・サレ」(塩味ケーキ)とも呼ばれている。

で、今回作ったのが写真の甘くないタイプ。
これがけっこうイケるのだ。ワインにもよく合う。
パンとケーキの中間みたいな生地を作って、上に角切りにしたズッキーニ、
同様に角切りのチーズ、ブラックオリーブの輪切り、ベーコン(本にはないが追加)
をトッピングしてできたものだ。
ランチぐらいだったらこれだけでもいいぐらい、満腹感もある。
これはお客様を呼んでおもてなしとしても出せるわね。

専門家のレシピは入手・準備がたいへんな具材があったりするが
身近なものに置き換えもOK、というようなことが
書いてあるのがこの本のイイところだ。

あとは作りすぎて食べ過ぎて、体重が増えないよう重々注意せねば。

【参照】
福岡直子さん著:「スクエア型ひとつでざっくり作るケーキ」河出書房新社


呆れました

2010-09-20 15:13:22 | Weblog
先日、「ガチョーン」おじさんの谷啓さんがお亡くなりになった。
自宅の階段を上ろうとしてつまづいて顔と頭を打ったのが原因とか。
階段を転がり「落ちた」のではなく「上り」でもそんな致命的な事態に
なるんだーと驚いたものだ。

そしたらその3日後、会社の同僚の30代の男性社員が駅の階段を転がり落ちる
という事態が発生した。
朝の出勤電車を乗り換える途中のことで、気丈にも本人は会社には到着した。
したんだが、額を切って血がべったり、手足も打っている。
そして「ちょっと気分が。。。」と言ってオフィスにある仮眠室に駆け込んで
しまった。

仰天したワタシらは、会社の保健師さんを呼んで様子を見てもらうと
「すぐ救急車を」
119番して到着を待つ間にも、本人の顔がどんどん腫れだしている。
救急隊員さんは、本人に名前や住所、転落した時の様子を聞き出し
粛々と担架で運び出し病院に向かっていった。
額=前頭と後頭を打っていたので検査をしてもらったが大事には至らなかったの
が不幸中の幸いではあった。

ところが、怪我した社員は翌日出勤してきたのだ。
でも着くなりまた仮眠室で休んでいる。
立っていると内出血した血が額に停滞して苦しいらしい。

もう皆あきれて強制的にただちに帰宅させたのだが、なぜ彼がそこまでして
出勤してきたのか。
答えはズバリ、アホな上司のせいである。

まず、怪我して出勤してきた彼を尻目に、上司は研修に出席するからと
「○○くん、ちょっと様子を見てあげてたいへんそうだったら対処するように」
と言い残してさっさと退室。

病院での処置が終わりこれから帰宅すると電話をかけてきた本人に
「そうかわかった。じゃ今日は休みということで。あ、あの資料の件は
ストップしておくから、、、ま何かあったら電話する」

どうだろうこの言いぐさは。
「まずはちゃんと休んでカラダを治すように」ぐらいのことが言えないのか。
資料はあくまで君が作れというプレッシャーをかけられた本人もヤケになって
出勤だ。

見かねた窓際おじさん社員(とは言え、アホ上司が頼りにしている先輩だ)が
諭すように本人帰宅を促し、資料は上司がまとめるように助言すると
アホは(もう呼び捨てだ)バツが悪そうにしていたが、資料作成だけは
「私じゃ作れません」と頑として聞かない。
で、提出先に遅延の申し出をしている。

こんな管理職、アリだろうか!?
上司としてまとめ切れないのかとおじさんもびっくりしている。

アホ上司の360度評価点が異常に低い理由を垣間見た気がした瞬間だった。

とにかく
頭を打ったら大事を取るよ。
ダメダメな上司より何より自分のカラダが一番大切なんだから。


押し売りはダメよ

2010-09-05 14:43:06 | Weblog

友人M子に誘われ、六本木ヒルズの37ステーキハウス&バーにてお食事。

店名のとおり、ステーキがメインのレストランだ。それはわかる。
だからメニューの筆頭にステーキが上がっているのも当然のことだ。
それ以外では、魚のグリルやラムチョップ、パスタにサラダ、と続く。

M子もとまともこの日はあまりビーフという気分ではなく、それぞれ
カジキマグロのグリルとラムチョップ・ミントジュレソースを注文
しようとした時だった。

お店のヒトが「当店はステーキがおすすめでして、、、、、」と
説明しだして、なんとかステーキを食べさせようと試みている。
しかし、肉のサイズが350g と 650g しかない。
しかもおすすめは650gだと。
これって、食べ盛りでもないニッポンの女子には無理だろ~と抵抗したが
彼は「いや、美味しいから大丈夫です、お二人でシェアすれば食べられます!」
と言い切る。
この接客態度に少々ムカついて、とまとは益々ステーキが食べたくなくなった。
何も肉だけを貪るつもりはなく、付け合せやサイドメニューだってつまみたい。
それなら150g がせいぜい、できれば100gに落としたいぐらいだ。
M子も同じ感触だったらしく二人できっぱり最初の注文を押し通した。

ステーキを食べさせたいなら、別に他人とシェアしなくても、ニッポンのオバサンと
呼ばれる世代が食べ切るサイズを用意せんかい。
そもそも欧米の食事なら一皿を「シェア」なんかしないのが普通じゃないか。

とケチをつけたい気持ちを抑えつつ、ラムチョップにかぶりついたのだが
これはこれで結構なお味で、だからこそちょい残念なり。

でも食後、デザートを食べる余裕もなかったのに、上記の店員さんが
「はい~別腹はいかがしましょう♪」と登場してまたも少々ムカついた。
「お二人でシェアすれば、、、」と強く勧めだしたから。
そう言われると尚更食べたくなくなるぢゃん。
客単価を上げようと努力するのはわかるけど、食べ物屋さんは
お客の胃袋の状態を優先するのが大前提だと思うんだよね。

多分、もう来ないわね、と声には出さずにお店を後にした。

で、場所を変えてさっぱりとフローズン・ヨーグルトで締めるなり。
おかげで爽やかに口直しできました、ちゃんちゃん。