とまとのため息

気分一新☆つれづれ日記in大英帝国~

神楽坂の実力

2007-07-14 16:10:06 | Weblog
神楽坂周辺には、小さいけれど美味しいビストロがたくさんある。
今回は、その中でも「良かった!」という評価が特に多い(ような気がする)
「ビストロ・ド・バーブ」さんへ行ってきた。

4,000円ぐらいでプリフィクスメニューをいただけるそうだが、
大人数だったので、「前菜・魚・肉・デザート・コーヒー」で4,400円という
コースに固定されていた。

写真は前菜、ホタテと茄子のサラダ。
上にはクレソンといんげんがたっぷり乗っており、それを崩すと
ホタテと茄子、トマトが顔を出してくる。
まろやかなフレンチドレッシングが、材料の味を引き立てていた。
少なく見えるが、お皿一杯に料理が広がり、ボリュームたっぷりだ。

続いて魚は、初めて口にするヤガラという鯛によく似た白身のソテー。
前菜と同じように、野菜の土台の上に魚、そしてトッピングに
手作りポテチが乗っている。
にんにくバター系のソースの塩加減がドンピシャで、料理の味と合わせて
ちょうどいい味ができるようになっている。
フレンチは大体が塩味が強いのだが、心配無用だわね。

料理最後の肉は、仔牛のフィレステーキ温野菜添え。
どうもこのお店は、料理を段々に積み上げて出すのが特徴のようだ。
いろんな野菜が土台になって上にステーキが乗っている。
野菜:肉が2:1と、とにかく野菜が充実。しかも茹で加減がちょうど良い。

少食の参加者ひとりがとうとう肉料理をギブアップし、ちょうど遅れて来て
ワインだけ、というメンバーに譲っていた。
そう、ボリュームたっぷりで、おまけにゆっくりサーブされて
ワインを片手に味わうので、お腹が相当に膨れるんだな。

最後は、デザート。ナッツ入りファッジのようなケーキにアイスが乗り、
甘すぎないが食べ応え満点。
男性陣もかなり満腹度が高いようで、非常にコスパ良し。
「ぜひ、デートに使いたい」と、彼女の居ない男子参加者の目が輝いていた。
まず彼女を作れよ。

8人でスパークリングワイン1本、白ワイン1本、赤ワイン2本を空けて
それでもひとり7,000円もしなかった。ワインの値付けも良心的。

神楽坂はすごい。
銀座あたりの一流店とは違って「気軽に贅沢」ができるのがいいわね。

「市谷」駅と「牛込神楽坂」駅の中間あたり、牛込中央通りから
ちょっと横に入ったところにあります。