とまとのため息

気分一新☆つれづれ日記in大英帝国~

業者泣かせのようね

2006-12-16 22:21:19 | Weblog

「きゃつら」のプレゼンが目も当てられないほどお粗末なのは事実だが
ウチの会社も相当な要求を出しているには違いない。
だから結論として「できません、そんなの。」と言われるのは
半ば覚悟している。

「きゃつら」の後にやってきた有名外資も、国内市場に参入したてで
「弊社の今の開発段階ではとてもお役にはたてません」と
お詫びプレゼンとなってしまった。
ボスは「彼らのほうが正直で誠実だわね」と、妙なところで好感度を上げていた。

そしてその次に登場したのは国内企業だったが、ここはもう
”ゼッタイ、うちがいただくもんね”といわんばかりに、ものすごく
力のこもったプレゼンを披露。
それはそれは見事なものだったが、「標準型プラス少々の改作」では済まず
「貴方仕様」を提案してきたものだから、当然コストのケタがひとつ違う。
となると、今度はウチが「とても出せない」。
なので、「その辺よく加味して出直してきてね」となった。

なかなかすんなりと選定ができなさそう。
どうしても仕様レベルとコストのバランスが取れなければ、
現行システムのバージョンアップにとどめることになりそうだが、
そうなると、他部署へ異動を命じられそうになっている担当者は
ゼッタイ動かせない。だって他に誰も対応できないもん。
そうなると人事計画を練り直す必要がでてくる。

で、そうなると、うちのボスの機嫌がまた悪くなるのが見えてくる。はぁ。。。
ガイジンであるボスとしては「外から適材を持ってくればいいじゃない」。
しごく当然の話なんだが、うちの会社にはなんかこう、純血主義みたいな文化が
残ってるみたいで、あくまで現社員の中から探し出そうとしている。

でも事実として、別の大型案件が持ち上がってしまったので
うちらのシステムなんざピン!と指ではじかれて予算が全く出ない可能性も
あるんじゃないかと、独りあれこれシナリオを描く毎日である。