青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

ブルスカの 復権告げる 台鐡色

2016年03月25日 21時58分13秒 | 京浜急行

(台鐡カラー!モーニングウイング@津久井浜)

四日市でDDを追い掛け回した後は、今月はこの車両ばかり追い掛け回している。最近は1057Fことイエローハッピートレインに押されて、単なるブルスカでは特にギャラリーも集めなくなっていたように思うのですが、この「ブルスカ&台鐡カラー@2133F」は久々にブルスカの復権を告げるスマッシュヒットのラッピング。期間限定塗装というのもプレミア感を高めているみたいなんですけど、結構遠くからこの車両を撮りに来ている連中が多いのも驚きますね。まあ春休みのヒマそうな学生が大半ですけど(笑)。


一応もうすぐ当初の予定ラッピング期間である1ヶ月が近付いてるんですけど、どうなんでしょうねえ。せめて大岡川の桜が散るまでくらいは塗装を剥がすのを待ってもらえはしないだろうか(笑)。こんだけ注目を集めていると言う事は、京急の本社も気付いていると思うんだけど。そして結構京急はその辺りのネタについて寛容な会社じゃないかと信じているのだが。


小松ヶ池の河津桜はすっかり散り、若葉が伸びて早くも新緑の趣。終着駅の三崎口へ向かってのラストスパート…バックには遠く久里浜の火力発電所の煙突が見えます。ここの構図はタテにするかヨコにするかいっつも迷うのだけど、花もないからタテで詰め気味にしてみました。そう言えば先週京急は正式に油壷への延伸計画を断念したらしいですね。小網代の森を巡って環境保護か開発かとグダグダしているうちに、いつの間にか三浦半島は高齢化と人口減少が顕著になりまして、投資をするフィールドではなくなってしまったというのが正直なところでしょうか。


風の噂ではこの「京急×台鐡」のカラーリング、現地台湾の鉄道ファンにも結構な関心を持って伝えられているようです。逆に台湾国鉄でもお偉いさんが京急色の電車を走らせようじゃないか!とか言ってるとかいないとかで。確かイエローハッピートレインの時も、京急を黄色に塗ったら西武電車に似てるね→じゃあ西武も黄色い電車を京急みたいに赤く塗ってみようか?→西武9000系レッドラッキートレイン爆誕と言う一連の流れがありましたけど、今度はさしずめ国際試合におけるホイッスルの後のユニフォーム交換のごとき光景が京急と台鐡で行われるのでしょうか。としたら、それはそれでめでたい事なのでしょうね。そんな事をつらつらと書いてふと京急のHPを覗いたら、


と言う事で6月上旬まで延長すんのかよ!しかも今日発表したのかよ!(笑)。そして6月上旬までって事は当然ながら5月下旬に久里浜工場で行われる京急ファミリーフェスタを見越しているのは間違いなく、このカラーリングで堂々と展示されるのでしょうね。下手すりゃこのカラーリングに味を占めて年度替わり早々にメーカーへBトレとかグッズ系の発注飛んでるかもしれんね。ヲタクの気持ちを掴むのも上手だけど、ヲタクにカネを使わせるのも上手な会社だからねえw
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