青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

春は宵闇

2016年04月01日 00時01分52秒 | 京浜急行

(乗務員交替@金沢文庫駅)

何だか風も春めいて、そろそろコートも不要になって来ましたね。相変わらずの台鐡京急、ウイング2号の京急久里浜行き。文庫と言えば乗務員交代があったり、増解結があったり色々と忙しい駅ですが、今日も今日とて一分一秒を惜しむがごとき早業の乗務員交替。指導乗務員が付いた若い運転士さんの大きな声がホームに響いて…


構図に何のひねりもないのが非常に申し訳ないのですが、黄色のゼブラマークと夜を思わせる深いブルーに白い帯というたっぷりとした色味の良さを味わいます。この「青・黄色・黒」の色の取り合わせはよく考えたら図研の勝負服と同じだな。どうりで強そうに見えると思ったよ(笑)。


先日は4+4でエア急に入っていた新型1800番台、今日は4連のブツにされて品川方で待機しております。上りの快特へ増結されるんでしょうね。ちょっとペッタンコの顔が水銀灯に照らされて。


金沢文庫名物のホーム真ん中に突っ立っている場内信号機。朝のラッシュ時の増結をスムーズに行えるよう、ギリギリまで後続の列車を引っ張り込む工夫が凝らされています。ラッシュ時間帯の下り快特はここで後ろ4両を解放。久里浜方へ快特を先行させた後、ヘルメット姿の運転主任さんが早々に増結編成を車庫線へ引き上げる準備を行いますが、そのテキパキとした身のこなしと絶妙な連結テクニックが京急の定時運行を支えておるのであります。

京急・朝と昼の連結シーン

金沢文庫の駅ってのは、朝のラッシュ時間に乗客が増結車両の座席狙いで3列×3組で整然と並ぶさまがまさに「企業戦士ガンダム」と言うか「ザ・社畜」と言う感じがして壮観なものがあります。勤勉な日本人の縮図と言うか(笑)。あれを見て「Oh!エコノミックアニマル!」と言わない外国人はいないと思う(笑)。
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