生きていてもいいんだよ

２１歳のとき私は自分が生きていることを受け入れることができなかった。

あの当時、自分のように太っている人は周りにはおらず、「こんなに太ったままだと成人できない」と母に言われ続けた私は、２０歳を過ぎて自分が生きていることが不思議でたまらなかった。そして今しも死んでしまうような感覚を持っていたからだ。

そんな時、胃に激痛が走った。十二指腸潰瘍だった。最初は痛みで食べられなかったが、しだいに私は食べないことに快感を覚えた。

１日に１ｋｇずつ落ちていく体重。それがどんなに異常な事態なのかを私は考えようとしなかった。

「どうせ長生きできないんだから…」それが死につながると気づいた家族に諭されてもそんな風に心の中で反論していた。

当時教会学校の先生をしていた私は、定期的に子供たちの前で聖書のお話をしなければならなかった。子供たちにわかりやすくというのは、実際問題かなり難しいことで、自分が整えられてなければ、何も話せないと頭を抱えなければならないことがよくあった。

そうした訓練の中で、私は度々イエス様からの「生きていてもいいんだよ。そのままで充分だよ」という声を聞くことができた。

２年間人前で食事ができない日々を送ったけれど、それでも私は帰ってこれた。

今でも胃がいたむと体は食べない快感を恋しがる。でも、神様が生きていてもいいよという間は生きていなきゃいけない。

時間がかかっても今のスタンスを貫こう。間違いがあるのなら、きっと神様が教えてくださる。

本日の体重８０．６ｋｇ（前日から＋１００ｇ）体脂肪率４４％

昨日の食事
朝パン（２４０）ヨーグルト（６６）豆乳プリン（８０）れんこん水煮（１５２）
昼寒天入りカレーラーメン（３６２）シチューの味見（５０）
夜クッキー（２７０）コーヒー（３２）味噌汁（２８）
間食カリカリ梅（１６）キャラメル（６０）お土産（８０）ソーダ（２４）

総摂取カロリー１３９９ｋｃａｌ