フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ULT

2013-12-20 08:49:16 | Weblog
朝マルちゃんと散歩のとき北の山は真っ白だった。雪だ。昨日ULTの実践者の間で密かな人気のダウンのパンツをネットで購入。七分丈のダウンパンツは持ってるけどフルレングスははじめてだ。軽くて暖かくてダウンのパンツはヤミツキになります。ULTっていうのはウルトラライトトレッキングの略で荷物が軽けりゃもっと遠くへもっと高くへ行けるという発想で始まった新しいスタイルのアウトドアだ。今までは荷物が重いのガステイタスの一つだったけれど。無駄な道具やモノを見直して荷物を軽くしてみたら思いのほか快適だったということから自分の荷物を徹底的に見直して軽く軽くしていったらグンと遠くまで行けたという。それでいてトレッキングになんの不自由もなかったって。まずガスストーブをアルコールストーブに変えてとかオーバーズボンはやめてダウンパンツ雨具は上だけ食器はシリコンとか30ℓのザックが20ℓのザックと変わらないくらいの重さであるとかヒトはこだわればドンドン軽くできるもんだね。次に狙うのはドラウクラウトだったっけ。
ファイントラックから出ている汗を発散できる繊維でできている中間着だ。これは冬のトレッキングには必須アイテムだけど予算が限られている者にとってはツウェルトにするかどっちにするか悩ましいところだ。スポーツ店のセールのチラシを見るとまたまたくだらない物を買って予算を減らしそう。財布の中身がウルトラライトだからね。
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やはり鷹か

2013-12-19 08:56:26 | Weblog
鷹の山に登ったのがいけなかったのか帰ってから「顔色が悪いよ」と言われた。そうだ忘れていたんだ今の自分は龍蛇神を背負っていることを。やっぱりやられたのかな。鷹に。やたらめったら疲れたもの。山の名前の由来は形からきてるらしいけどと思って頂上にあった社の祭神を調べたら詳しくは分からなかったけど阿蘇神社系の神で鷹ではなかった。そうだったのか。自分が腰痛で調子悪くバテただけだったのか。でもいつもの倍つかれたということはもっと詳しく調べなければ。このあたりは龍蛇神のエリアなんだけどな。この山の尾根から仁淀川を見ると龍そのものに見えるから。もっと時代を遡らなければ僕の体の調子の異変の原因は分からないかもしれない。山には時たまこんな山がある。我武者羅クンが陰陽道をやるけど彼もそう言ってた。何かがついて来る山とそうでない山とが。僕は今回がはじめてだったけど彼は何度もあったと。でも彼の山と僕の山とでは全然違うけど。共に神の領域の話ではあるのだけどどちらもあやういからな。まぁ、これくらいで丁度なのかもしれないけど。
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登山記帳

2013-12-18 08:23:40 | Weblog
メールで鷹ヶ羽山と送ってくるからてっきりそんな名の山だと思っていたら「鷹羽ヶ森」が正解だった。もうみんな年だからしかたがないか。

登山入り口にはこんな立派な看板があって休憩なしで2時間30分と所要時間が書かれている。立派な山なんだと実感。前にも書いたけど四国百名山に載らないB級の山は高さはあまりないけど急坂で峻険な山が多いんだ。大体百名山が高低差が400mくらいが多いんだがこの山は標高918mで高低差900mもあった。この山は厳しいぞとその時思った。なんせそれくらい知らない山だったし918mかってナメていたところもあって下調べもせずに挑んだんだ。登山口には神社があって記帳所が設けられていた。こんなのも珍しい。ここも「神の山」か。記帳して登山の無事を祈る。休憩なしで2時間30分か。俺たちは休憩を繰り返すから3時間30分くらいだろうなと予測する。急な坂道を登り始めると急な坂道が終わらない。冬の登山は温度調整が難しい。朝早い集合だから寒いので1枚余慶に着込む。そのまま登り始めると坂が急な分早くも暑くなってきてヒートテックの下着に汗が滴り落ちる。ひとやま越えて山を巻いての隣の山だから距離が結構ある。途中でベストを脱いでマウンテンパーカーも脱ぐ。額から汗が滴り落ちる。それくらい暑い。這うように登って作業道に出ると風が吹いてきて今度は寒い。汗が凍る。マウンテンパーカーを羽織って頂上をめざす。

途中でまたぎのおじさんに出会った。こっちでは「またぎ」とは言わないから「猟銃をもったおじさん」なのかな。イノシシを追ってると言ってた。「ワナを仕掛けてたら破られていた」とも言ってた。70歳くらいに見えたけどすこぶる健脚だった。ヒトが下りてくるのが見えたからあの辺りで出会うかなと思っていたらいきなりズームアップ。思っていた地点よりずっとこっちよりで出会った。頂上からの見晴らしはよく雪の石鎚山系がよく見える。

高知にはこんないい山が沢山在る。これからもチーム63でコツコツこんな知るヒトぞ知る山を巡っていけたらなと思う。だけど我武者羅クンが数日前救急車で運ばれたという現実もあるからいつまで行けるのかな。
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本年最後のチーム63

2013-12-17 06:45:43 | Weblog
本年最後のチーム63の活動は今日の鷹ヶ羽山の登山です。誰か雨男がいるのか天気が悪い今朝は5時から起きてお弁当を作ったりマルちゃんの散歩をしたりといそいそしてます。ヒトが忙しいと猫もソワソワ。フィガロが起き出してこの忙しいのに餌ちょうだいとうるさい。みんなソワソワ。荷物が重くなるからとなるべく持っていかないようにしようと思うのだけど雨が降りそうだから雨具はいるだろう。寒いかもしれないからダウンもいるだろうと結局ULKには程遠いパッキングになった。まぁそれほど高い山ではないからと背負ってみる。重い。でも冬はこれくらい持たなくては。それでは行ってきます。
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八重の桜が終わった

2013-12-16 08:39:20 | Weblog
猪瀬なんか北朝鮮でなら火炎放射器で焼かれるだろうなとテレビを見てあのみともない小心者の姿を見て思った。貧すれば鈍すというが人間窮地に陥った時の態度で値打ちが決まるというのが本当だろうな。戦うなら戦う謝るなら謝る。腹の決め方だろうが卑怯未練なヤツほど他人を騙せると錯覚するからこんなみともない姿を晒すらしい。それとは対照的に覚悟が出来ていた人「八重の桜」が昨日最終回でした。新島八重の一生を扱った大河ドラマでしたが「再び戦を学ばず」とか今の世にあい通じるものがあって考えさせられました。戊辰戦争のことも白虎隊くらい知らなかったし八重なんて全く知らなかった。これは又聞きなんだけど会津の子供達は学校で戊辰戦争のことや八重のことをけっこう詳しく教えられるとのこと。どんな教え方かまでは知らないけどやはり戦に負けた側はこの戦の意義とか正義とか意味とか自分達側の思いとかを正しい歴史認識として共有したいと思うのだろう。その中で八重は会津の希望だったんだ。それに応えて八重は江戸明治大正昭和と生き抜く。昭和7年に84歳で亡くなったのかな。こんな話を聞いて東北が羨ましくなった東北人の強さは育まれた強さなんだとわかって。僕らの子供の頃には龍馬も万次郎も知らなかったし教えてもくれなかったものまぁ南国特有の「じゃまぁいいか」くらいのもんで何にも気にしない気にしないで育ってきているから木も石も犬も猫もヒトもみんな一緒くたで誰も偉いと思ったこと無いからな。まぁ自分だけのことかもしれないけど。こんだけ東北人と土佐人と違うんだから日本も広いよな。僕から言えば八重は梅であって桜じゃないと思うのですが八重を演じた女優さん名前を忘れてしまいましたが「くちびる」の形がきれいでしたね。アッいま思い出しました「綾瀬はるか」さんでした。もう年だからこんなモンデス毎日。
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日本人撲滅作戦

2013-12-15 09:45:07 | Weblog
国民の大半が選挙に行かなかったばっかりにたった18%の支持しかない自民党が大量議席を獲得し一党独裁でまるで自民党に主権があるが如く専横政治に歯止めが利かない。たった2割の得票で8割の議席が獲得できるなんて選挙制度そのものが異常なんだね。このことを誰も言わない。リベラルにすると政治家が困るからか。それにしても小学3年から英語授業が始まって中学では英語で授業なんて誰が決めたんだろう。これってグローバル化という名の植民地化じゃないの?まるで韓国だね。旧日本軍が韓国や東南アジアでやってきたことと同じことを今度は日本本土でやろうとしている。これって復讐なのかな。韓国人が一番怒っていることは日本に併合されたとき日本語の強要と日本名を付けられ自国の文化や言語を否定されたことだから。それを面と向かってやると反発を食らうもんだからレトリックを使って植民地にしようとする。多分日本人を撲滅したい勢力が政治の中枢か官僚に増えて力と金を持ったんだろう。日本人がいままで差別してきた異文化の者達の蜂起かもしれない。彼らは言葉を否定する。これが一番国を滅ぼす近道だと知っているから。それは歴史が物語っている。教育という名の下に日本人撲滅作戦は始まっていく。
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仏手柑のマーマレード

2013-12-14 08:18:09 | Weblog
ぐうたら畑は果樹のほうが多いからいまは仏手柑が実ってます。木に負担になるほど実るからせっせと適当に取ってます。

取ったものは搾ってポン酢にして保存してます。皮は苦味が強いので今までは干して入浴剤として使ってましたが今回マーマレードを作ってみました。

前にも作ったんだけど金柑と混ぜたりリンゴを入れたりで純ではなかったので今回は仏手柑のみです。苦味をどんだけマイルドにするかを考えて氷砂糖と仏手柑の絞り汁をつかいました。搾った仏手柑を袋を全部取り除き皮を細く切ってウイスキーに漬けて置く。総て適当だけど沸かしたお湯の中に皮を入れて茹でこぼす。これも適当に。それで今度は適量の水に皮をいれて水から煮る。沸騰してきたら灰汁を取り氷砂糖を入れる。そして弱火でトロトロ煮つめる。水が半分から三分の一になったところで絞り汁を入れて混ぜる。最後に最初使ったウイスキーを香り付けにいれてひと煮立ちさせアルコール分を飛ばして出来上がり。これがねオレンジより香りがよくて苦からず甘からずで柚子のジャムより香りが個性的じゃないからかえっていいんだよな。こんなにウマくできるとは思わなかったけど自然って美味しいんだよね。
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虹の橋

2013-12-13 08:57:13 | Weblog
「一生を見届けられぬ寂しさに振り向きながらゆく虹の橋」(俵万智)
こんな句を見ていたからなのか死んだ姉と母の夢を見た。誰かの葬式に参列してる二人の姿だった。虹はあの世とこの世に架かる橋なのか。
「年たけてまた越ゆべしと思いきや命成りけり佐夜の中山」(西行)
こんなもんなんだろうね。人の死って。だから一茶が最後に作った句が心に沁みます
「とにかくも あなたまかせの 年の暮れ」
あなたまかせでいいんですよね。人間であるということは自分自身であること。再び自分自身に戻ることのあいだに眠りと言う束の間の休息があるということだ。というからね。誰が言ったのかは忘れたけれど。
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虹龍

2013-12-12 08:04:02 | Weblog
虹がでていた。珍しい。somewhere over the rainbowだね。近づくとあまりよくみえなくなったけど。虹は昔、龍の化身だったんだ。瀬織津姫を背負っている自分としましては虹が現れるということは龍が現れるということで吉兆。

自意識の範囲だけのことだけど。この日は池川にきな粉を買いに行こうと出かけていたんだ。そしたら途中でヒロコから電話があって「モシモシ」っていうと「抜糸したのよ」といきなりノタマウ。オレはオマエの行動の総てを把握してるわけじゃないぞ。何のことかさっぱりわからない。「お昼たべにいかない?」って言うから「池川に行ってるからムリだね」「池川ってどこだ?分からないけど無理」「ムリ」「ザンネンじゃぁね」「マーチンに電話してみて」ヒロコが高知に出てきてたんだ。いつも行き当たりバッタリ。太陽は自分についてくると思ってるヤツだから前日電話するというアタマなかったんだろうな。
時間はたっぷりあるんだから予約しといてくれたら池川に連れて行ってあげたのに。いやいや龍がワザワイを払ってくれたのかも知れない。帰ってからマルちゃんと散歩してると角の煙草屋のオバちゃんからビールをドーンと貰った。まさに虹は吉兆。
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一本の木

2013-12-11 08:40:22 | Weblog
シュウタにショータンが聞いている「クリスマスに何が欲しい?」となるべく欲しいものをプレゼントしてあげようと思ってかな。シュウタがダウン症独特の言い方で「ギャラクシー」とか何とか言っている。「なんだそれ?」って聞くとゲームのタイトルらしい。ゲームの機器からセットで買わないといけないから5万位かかるとのこと。「「それはムリです」「ザンネン」「他には」「ダイコンとゴボウと」「いきなり野菜かよ」で終わっただけの話なんだけどこんな子でもゲームにうつつをぬかす世相に驚いた。またバカなタンちゃんが買ってあげるのかも知れないけど僕はこんな言葉を思い出していた。
「一本の木、一つの石で楽しむ術を失ったヒトはかなし」
ゲームなんかしたこともないし興味すらない自分だからかもしれないけどね。頭がいい先人は優れた言葉を残していてくれる。
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