フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

リスペクトって耳障り

2013-12-08 08:06:04 | Weblog
最近でもないけどいつからメディアで使われだしたか知らないけどまるで市民権を得たようにテレビでもラジオでも天下のNHKでも「相手をリスペクトして」とかよく使われているこのリスペクトという言葉、僕には耳障りだ。昨今の放送は外国語の羅列で何のこと言ってるか分からないとか受信料払って分けの分からない言葉を聴きたくないとかの苦情がNHKに寄せられていると聞くが政府と同様聴衆の苦情に耳を貸さず改善されていないという。別に抵抗なく耳に入る外来語もあるのだけどこのリスペクトという言葉は耳になじまないしこの言葉を使うタレントや政治家なんかバカに見えてしまうのは何故なんだろう。英語で使う時は別に問題がないんだけど日本語に混じるとなじまないと思わないかい。何でもかんでも飲み込んで融合して大きなものを形成しながら小さな美を見つけるのが日本文化の特徴なんだけどこの言葉は僕には雑音だ。日本人は意外と外国語をそのまま受け入れているんだよ。お経なんてサンスクリットそのままの音訳だからね。これは日本人の脳に雑音と聞こえなかったから受け入れられたんだと思う。日本には「相手の立場を重んじて」とか「尊敬して」とかの美しい言葉があるから日本語と混ぜて使うリスペクトって言葉は雑音に聞こえるのだろうか。聞いてて不快だから個人的には放送禁止用語にしてもらいたいんだけど。
コメント
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