フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

登山記帳

2013-12-18 08:23:40 | Weblog
メールで鷹ヶ羽山と送ってくるからてっきりそんな名の山だと思っていたら「鷹羽ヶ森」が正解だった。もうみんな年だからしかたがないか。

登山入り口にはこんな立派な看板があって休憩なしで2時間30分と所要時間が書かれている。立派な山なんだと実感。前にも書いたけど四国百名山に載らないB級の山は高さはあまりないけど急坂で峻険な山が多いんだ。大体百名山が高低差が400mくらいが多いんだがこの山は標高918mで高低差900mもあった。この山は厳しいぞとその時思った。なんせそれくらい知らない山だったし918mかってナメていたところもあって下調べもせずに挑んだんだ。登山口には神社があって記帳所が設けられていた。こんなのも珍しい。ここも「神の山」か。記帳して登山の無事を祈る。休憩なしで2時間30分か。俺たちは休憩を繰り返すから3時間30分くらいだろうなと予測する。急な坂道を登り始めると急な坂道が終わらない。冬の登山は温度調整が難しい。朝早い集合だから寒いので1枚余慶に着込む。そのまま登り始めると坂が急な分早くも暑くなってきてヒートテックの下着に汗が滴り落ちる。ひとやま越えて山を巻いての隣の山だから距離が結構ある。途中でベストを脱いでマウンテンパーカーも脱ぐ。額から汗が滴り落ちる。それくらい暑い。這うように登って作業道に出ると風が吹いてきて今度は寒い。汗が凍る。マウンテンパーカーを羽織って頂上をめざす。

途中でまたぎのおじさんに出会った。こっちでは「またぎ」とは言わないから「猟銃をもったおじさん」なのかな。イノシシを追ってると言ってた。「ワナを仕掛けてたら破られていた」とも言ってた。70歳くらいに見えたけどすこぶる健脚だった。ヒトが下りてくるのが見えたからあの辺りで出会うかなと思っていたらいきなりズームアップ。思っていた地点よりずっとこっちよりで出会った。頂上からの見晴らしはよく雪の石鎚山系がよく見える。

高知にはこんないい山が沢山在る。これからもチーム63でコツコツこんな知るヒトぞ知る山を巡っていけたらなと思う。だけど我武者羅クンが数日前救急車で運ばれたという現実もあるからいつまで行けるのかな。
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