昨日は外国船が寄港したのかな。カルポートの近くにバスターミナルがあるもんだから外人さんがいっぱい。白人が多かったね。それだからかな水彩画展の会場にも外人さんがチラホラ。その中の一人がカナダからやってきた「bee」だ。体格は良かったんだけど外人さんとは見えなかった。なんか自然の流れで奉加帳にサインしに来て英語でここに名前書くの?って聞くから「そうだよ」って日本語で言ってから初めて外人さんかと思った。サインペンを持ってノートに「美」と書いた。一本横棒が多いぞと思ったけどサインペンで漢字が書けるなんてヤルなと思ってたらバンクーバーと続けた。そして私の名前はbeeと美の横に書いた。「ぶんぶんブンかい」って言うと蜂が飛ぶように手をふっておどけてくれた。そこですっかり打ち解けて笑い合って「観光で来たの?」とか「絵が好きなの」とか話していたら横からウチの絵画教室のオバンが「どうしてここを知っちょったが」とこれまた素晴らしい土佐弁で参戦。「日本語わからない」とbee.「日本語わからないって」とオバンにいってあげるとあえなく撃沈。「とてもいい作品ね」というから「ひょっとして絵描きさん?」って聞くと「グラフィックデザイナーだ」という。そしたらグラフィックという言葉を聞きつけてまたオバンが「グラフィックかね」と参戦しかかり。後の言葉が続かない。beeは30代かな近くで見たら若かった。「アートは大好きだ」って話をしばらくして帰って行った。エレヴェーターにところでこちらを振り返って「バイバイ」って。いいなカナダ人。オバンは口をポカンとあけてこちらを見てた。オバンも日本語での応戦、立派だったと思います。変にシャイでなくて堂々と日本語。これもいいね。