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包装資材

2008-01-28 | 国内業務
先日、コンビニさんとの商談に行った際に聞いた話しです。

弁当の外側のラッピングをやめよう、という計画があるそうです。
資源の無駄+コスト削減がその理由だそうです。

弁当の納入業者さんの中には、ゴージャスなラッピングマシンを新替設置したばかりの会社もあるそうです。それも使えなくなったら償却はどうなるんでしょうかねー。。。使おうが使うまいが関係ないですけど。。

取引先の話しに拠れば、ラップが無くなると、テープ止めとなりますが、その手間も見当つかないそうです。
さらに、ラップをしていれば重ね積みできた弁当が、重ねられなくなる分、運搬関係でも色々影響でそうです。

頭で考えるのと、現場の状況は大違いです。。


死闘、値上げの冬。。だそうです。。

2008-01-27 | 国内業務
火曜日放送のガイアの夜明け、接待で観ることができず、今日、BSでの再放送を観ました。。

ちくわの穴の話しまでしっかりと取り上げてくれてて、本当に関係者がこのブログを見てくれているのではないか??と錯覚するほどでした。。笑(自意識過剰ですね。。)

実名で出ていたのであえて。

関東の量販、「ベイシア」の激安販売戦略が取り上げられていました。

納豆が特売ではなくで、60円台。
PB戦略とかいってましたが、それを作っている工場は、採算が全くとれていないそうです。
「工場を遊ばせておくよりはマシ」ということで、こういった仕事を請けることはときどきあります。しかし、それはあくまでも緊急的、スポット的な対応ですね。
提携工場の工場長が、

「稼働率UPのためにやっており、採算はとれていない。もっと適正な価格で売って欲しい。適正価格で販売してもらわないと、将来的にはお互いのためにならない」

なんてことを言ってました。
顔だして、会社名だして、こんなこと放送していいのかな?なんて、他人事ながら少々心配してしまいました。。

有名メーカーの商品の脇に、自社PBの激安を並べて販売しておりましたが、これじゃメーカーのNB品はまるっきり、PB品販売用の小道具に利用されるだけでしたね。。あんな陳列の仕方をされたら、売れるものも売れなくなるし。。
いっそ納品止めたらいいのに。。なんて思ってしまいます。

スーパーのチラシ並べて、価格の一円でも安いところへ自転車を走らせる主婦にもびっくりしました。 物が高くなっているという感じは受けていないそうです。
そりゃそうでしょ、各お店が損をして販売している商品だけ上手く買い集めているのですからねえ。。ご立派です。。

中小スーパーが1700社加盟しているという全日食の方のコメント。。
「大手のやり方は、資本の暴力だ」・・・・
うーん。。深いですね。。

輸入検査

2008-01-23 | 国内業務
また、やられました。
検査ということで、フィーレの尾っぽだけ残して持っていかれてしまいました。。。

ったく、商品だってこと、売り物だってこと、考えて欲しいもんですね。。
検査は仕方ないですので、せめて全部持っていって欲しいものです。。

豆アジ

2008-01-20 | 国内業務
久しぶりに画像付きですね。。

昨年の夏に某所で固めた豆アジが残ってました。
20gより小さいと、から揚げや南蛮漬け用になるそうです。
50-60gないと、開きなんかにはならないそうです。

この在庫、見事に30g-40g平均。
業界で言う、「使えないサイズ」だそうです。

美味ですけどね、コレ。。。

業界紙

2008-01-16 | 国内業務
某業界紙の記事です。

「スーパー値引き販売、継続宣言に物申す」
~業界の80%以上が値下げに反対~

大手量販店が打ち出した、「値引き販売戦略」に対して、疑問を投げかける記事です。 食品業界65社へのアンケートの結果ということで掲載されています。。

<反対意見>
※ 原料問題、人集めなどで既に苦戦している加工筋にとっては、値下げは厳しさに拍車をかけるだけ。中小メーカーは成立しなくなる。
※ 原料も仕入商品もすべて値上げしており、値引きなどとてもできる状態にない。特売をしたいなら、スーパーが自腹を切ればよい
※ メーカーは値上げ、量販店は企業努力による値下げを主張するが、間に挟まれたベンダーの立場は苦しい。取引を打ち切ることも考えている
※ 値下げを要求するにも関わらず、リベートやセンターフィーが上がっている。本来両方下がるべきものが、矛盾している
※ 無理な値下げは悪循環になるだけ。結局は質を落とすことなり、それがかえって客離れを招く。お互いのためにならず、偽装につながる心配もある
などなど

<賛成意見>
※ スーパー側がメーカーの値上げ要請にある程度応じ、自らコスト負担するのであれば問題ない
※ 戦略は自由。あくまで節度の問題
などなど

値引き販売は食品業界にとってプラスになるか? という質問に対しては、
※ 値下げを続ければ、メーカー、卸だけでなく、スーパーも自らの首を絞めることになる。人口減少は続いており、もはや値引きしたからといって、量売れるわけではない
※ 全国のスーパーが○○○系列になってきて逆らえない状況になっている。このままでは体力勝負に持ち込まれ、スーパーは○○○だけになてしまう。
※ 大豆や小麦など国際価格が上昇しているにも関わらず日本だけが逆行して値段を下げるというのは、あまりにも愚かなこと
※ メーカーや卸にばかり不満が募る一方で、スーパーだけが私腹を肥やしている印象が強い
などなど。

この意見が本当に業界各社のアンケートかどうかは?ですが、今の業界の内情を反映しているのは事実ではないでしょうか。
買う方とすれば、安いほうがいいに決まっている、と本当に言い切れるのか?

昨日、チクワの磯部あげを居酒屋で食べましたが、とにかく「粉っぽく」、まずいなんてもんじゃありませんでしたね。
ホカ弁ののり弁当のチクワも相当短く、薄く、なっておりました。
価格据置、規格を変えよ・・ここでも実践されています。。

賀詞交換会

2008-01-12 | 国内業務
業界団体が主催する、賀詞交換会に出席してきました。
大手商社に水産会社、冷蔵庫に乙仲さんと多彩な顔ぶれ。。
当三流商社の居場所などなく、隅のほうで寿司やらローストビーフやらを喰らっておりました。。

昨日の賀詞交換会に先立ち、基調講演?のようなものがありました。

「東南アジアの水産の課題」
※ 東南アジアの水産資源は危機的状況にあり、世界の中でももっとも深刻なエリアといえる。

という話しでした。
タイの調査によれば、1960年は、トロール船曳網一時間あたり、200-400kg程度漁獲できたそうですが、今はたった10-20kg。つまり20分の一まで落ち込んでいることになります。

今、北の海の資源についても騒がれていますが、(すり身原料の不足、高騰) すり身は東南アジアでも生産されています。
ところがこちらもこの状況。

また、天然資源の不足を養殖で補おう、いわゆる、「獲る漁業から作る漁業へ」という考え方はとても危険なようです。
ベトナムは現在、年間130万トンの魚を養殖しており、将来的には200万トンまで増産したいという計画があるそうです。
しかし、200万トンの魚を養殖するためには、なんと1400万トンもの餌となる魚が必要になるとか。 
2003年の漁業統計によると、東南アジア全体の海面漁業、淡水漁業の生産量は合わせて1400万トン程度。つまり、200万トンの養殖をするためには、東南アジア全体の漁獲物を餌として与えなければならない、という計算になります。。

昨日は、某大手コンビニのベンダーさんと商談もありました。

「価格は変えずに規格を変えよ」

というのが合言葉だそうです。
ちくわの穴の話しもまさにその話しです。
しかし、ちくわ自身が使えなくなる日も目前のようです。。

ベトナムで食べる「すり身商品」はとにかく味が濃く、美味です。
日本で同じようなものを食べると、本当にがっかりします。。

コンビニ弁当

2008-01-10 | 国内業務
10日付け 日経新聞の記事です。

「コンビニ弁当、安全徹底」
食の安全が問われる中、戦略商品の管理を徹底する・・・という大きな記事が目に入りました。

しかし、これでもか、というくらい添加物を入れ、室温で48時間品質が変化しないような状態した商品のほうがよっぽど危険なような。。
「安全管理」とはいったい何か?
モンゴルでは、ウォッカの瓶にメチルアルコールが混ざっていて、何人も死んだそうです。
日本では、日持ちさせるために、品質の良いものも添加物だらけにしてしまいます。その上、食べられるにもかかわらずバシバシ捨てます・
それでいて、「安全徹底」とは??

いよいよ難しくなってきました。。。

ちくわ

2008-01-09 | 国内業務
ちくわの原料であるすり身の価格が上がっていることは業界紙のみならず、一般紙でも取り上げられています。
半年ほど前でしょうか、ちくわの値上げがこれ以上できないので、長さを短くした。。。とかいう話しがでてました。
昨日聞いた話しでは、これ以上短くすると見栄えが悪くなるので、今度は穴をでかくしているとか? これ、全く知りませんでした。

原料での魚肉量を減らし、他のもので増量させてなんとか誤魔化す。。
或いは、入り数を少なくして単価は据え置く。。。

とにかく知恵を絞っての商品作りが続きます。。 

仕事はじめ

2008-01-07 | 国内業務
今日は仕事はじめ。2008年スタートいたしました。
今年も宜しくお願いいたします。

久しぶりにのんびりと長い休みをいただきました。テレビを見たり新聞読んだりと。。
それにしても、毎日のように食品の話題が新聞・テレビで報じられています。
今朝もいきなりNHKで、「食品表示ウォッチャー」なる制度があることが放送されていました。一般市民が表示の不明点やらおかしいところやらを通報する制度だそうです。
それでも、「中身自体」の偽装については見分けがつかないので、行政の力が必要。。といった内容でしたでしょうか。。
我々食品を扱う会社は全国民に監視されている、という気持ちで仕事に臨まねばならないのでしょう。

さて、年明け早々クレームを一件受けました。
商品に異物が混入していたということなんですが、その異物は我々の商品自体から発見されたわけではなく、我々の商品を原材料の一つとして使って作った最終製品から出ました。
他の原材料やら、最終製品を作った工場やら、とにかく原因はいろいろと考えられます。(もちろん当社の可能性もありますが)
異物の現品はもちろん、その写真すらも(今はデジカメという道具があるにもかかわらず)送ってもらえず、全く状況がわからない中、当社の担当者が呼び出されました。新幹線に乗って数時間行かなければならないところに、異物の状況もわからず、「とりあえず来てください」という電話一本で呼び出しです。他の原材料のメーカーさんたちも呼び出されているのでしょうか?

それにしても納得いきませんね。社内で憤慨してみましたが、「そりゃ仕方ない」ということだそうです。。。
異物は大変な問題です。しかし、何も解らない状態で「とりあえず」呼び出されてはたまりません。ましてや原因が全くわからず、呼び出した当人たちの工場が原因かもしれないのに。。

昨年、クレーム件数は激増しました。しかし、そのうちの半分は全く当社には関係のないもの、のこりの半分は、以前ならクレームにならなかったようなもの と、いえますかね。。

どうも私にはこの仕事向いてないようです。。

納会

2007-12-28 | 国内業務
つい先日帰国したばかりで、年末の慌しさを感じるまもなく、仕事収めとなりました。
納会なんかがありますが、これも会社幹部の「自己満足」の世界。そんな余裕などあるわけないのに、形式的な慰労会など腹だたしいだけです。
とりあえず顔だけ出して、とっととかえる予定。

今宵はひとり、一年間の垢落としです。しっかり浄化され、新年を迎えたいものです。