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食べ比べ (再)

2007-12-18 | 国内業務
釧路に同行した他部署の商売である、「イクラ」の食べ比べをしました。
シロウトの観点からどうだ? ってことでしたが、あまり違いはわかりません。
横で繰り広げられる「プロ」の会話を聞いておりましたが、惚れ惚れしますね。。

いずれはコンビニさんのおにぎりに入れられるものだそうです。ご飯との相性、少量で一個のおにぎりを食べられるような「味付け」、歯ごたえ、粒子、等々。。
経時変化を見るためには、それなりの時間をかけて検品しなければなりません。

手間暇かけて作った商品がいったいどんな評価をうけるのか?? 作るほうも人間なら評価するほうも人間。 作ることに深入りしすぎると、シロウトうけしない商品が出来上がることも多々あるようです。

セリ場

2007-12-17 | 国内業務
久しぶりに「セリ場」を見学しました。
釧路では、上から「見学」することができます。昔に比べ、非常にさびしくなってしまったとのこと。水揚げも減り、船も減り、それに伴い仲買人も減ってきたのでしょう。

セリ独特の緊張感の中に、なにか地方ならではの和やかな雰囲気を感じ取ります。
地元の業者さんの「解説」を聞きながら見学しましたが、その「解説」どおりの展開となりました。

スケソウ 2

2007-12-16 | 国内業務

無造作に積み上げられた魚とは別に、きれいに発泡スチロールに詰められた魚もあります。これもスケソウダラ。
船上で即箱詰めされて、大事に陸揚げされています。



こちらはすべて韓国向け。 保冷車に積まれ、そのまま下関経由で釜山に渡ります。
韓国ではスケソウはごく普通に街で売られています。釜山近辺の食堂に入ると、スケソウのスープやら鍋やら、スケソウという魚が「すり身原料」としてではなく、一般的に食べられています。

釧路のスケソウは韓国でも一つのブランドになっているとか。この港に陸揚げされてから、釜山の市場に並ぶまで4日かかるそうです。
間違いなく誰かが、このスケソウを荷台に積み、北海道~本州を走りぬけ、関釜フェリーで貨物を運んでいるわけです。 
初めて訪問した「釧路」の漁港で、通いなれた「釜山」の街に思いを馳せてしまいました。。


スケソウ 1

2007-12-15 | 国内業務

釧路の市場。山のように「スケソウダラ」が並んでいます。
本当に山のように積み上げられています。

日本ではスケソウダラは、その姿のままではあまり市場には出回りません。 味にちょっと癖がありますんで、もっぱらすり身の原料にまわされます。



ここに並んでいたスケソウも、殆どがすり身に回ります。
フォークリフトをブルドーザーのように使い、スケソウをトラックに積み込んでいきます。



すり身も世界中で不足しており、価格が上昇中。 これからのシーズン、おでんや鍋物に欠かせませんが、値上げは避けられないでしょう。
にもかかわらず、近所のコンビニさんで、おでんの70円セールをやっていました。

いったいどういう価格構造になっているのか? 気がかりですね。



「偽」

2007-12-14 | 国内業務
今年の「漢字」は、「偽」だそうです。
最近の食品偽装が一番のインパクトなんでしょうか。業界に身をおく人間とすれば、あまりいい気はしません。

木曜日~国内出張で釧路へ行ってきました。
日中の気温も零度近辺。雪こそ積もってはいませんが、ちょっと外にいると、身体の芯から冷えてきます。。

写真のお菓子も今年は「賞味期限」の書き換えで話題となりました。
最近、販売再開したようですが、爆発的な売れ行きとなり、どこへ行っても品切れです。同社は他の商品の生産を止めて、この商品の生産をしているようですが、それでも土産物屋に並ぶと、あっという間に売り切れてしまいます。

これが、ブランド力でしょうか? 
或いは、お菓子の賞味期限なんて、あんまり気にしてないということでしょうか??
場合によっては、お店が自主的に「販売を取りやめ」手もいいケースなんでしょうが、これだけ売れればお店も売らないわけにはいかないでしょう。
問題が明るみになったとき、店頭からお菓子を撤去するシーンをテレビで良くみかけました。

今は撤去どころか、どんどんよこせ、といったところでしょう。。

広告

2007-12-12 | 国内業務
新聞広告に、以前輸入しようとした商品を見つけました。
産地も一緒。
きっと、どっかの商社さんが輸入開始したのでしょう。。

負け惜しみではなく、「大変だろーなー」と思ってしまいます。

※ 絶対に欠品はできません。
※ 売り残っても知りません。。

ひとごとながら、不安になります。。

ホワイトボード

2007-12-11 | 国内業務
外出や出張、休みなどを掲示しておくホワイトボードが社内にあります。
オフィスを出るときは、そこに自分の「行き先」「戻る日、時間」などを記入します。
海外出張の場合も同様。ベトナム/〇×社 とか、中国・大連/▲△社 とか記入し、次回の出社予定日も書いておきます。

他部署の動向など気にもしてませんので、たまたま目に付いたボードに、
「新島」とか「沖縄」とかあると、非常に気になります。
我々とはやってる仕事が違いますから、海外出張も
「キリバス」とか、「モーリシャス」とか、本当に羨ましくなります。

今日、こんな掲示を見かけました。。

行き先  :  「インド洋」
次回出社 :  「未定」

・・・・他部署のこととはいえ、洋上で新年でしょうか・・???
お疲れ様です。。

昼食

2007-12-10 | 国内業務
午前中に商品の検品をすると、それがそのまま昼食のおかずとなります。

今日は他チームで検品した「ウニ」がまわってきました。
すでに一通り皆さんで食されたあとでしたが、2切れもあれば十分。
揚げ物の弁当にウニを乗せ、濃厚な味を堪能させてもらいました。
イクラや数の子など好物の魚卵は私の担当ではないのでめったに回ってきません。バーターを申し出ても、私の商材では釣り合いがとれないとか・・・苦笑

値上げの原因

2007-12-04 | 国内業務
相変わらず業績がぱっとしません。

上がるコストに追いつかぬ売価。 
これだけガソリンが上がれば運送会社さんなんてたまったもんじゃないでしょう。
我々は物を運んでもらう側。運賃が上がらないに越したことはありませんが、ここまでガソリンが値上げとなれば仕方ないところです。

輸入品には産地や品目によって、強制的に検査にかけられるものがあります。
今回、1.5tの貨物に、約8万円の検査費用がかかりました。。
キロ50円以上かかったことになります。以前はかからなかったものです。

さらに、以前より「廃棄」される商品が明らかに増えました。
法的に問題なくても、社会的に受け入れられないようなケース、たとえば賞味期限切れの原材料を使用して商品をつくることなんかができなくなりました。
廃棄料もかかります。
捨てれば損になるとかで、売れもしないものが冷蔵庫の肥やしになっているケースも増えているかもしれません。その分の保管料も他の商品に転嫁されることがあるでしょう。

量自体が減ったもの、海外市場の台頭、値上げの理由を挙げればきりがありませんね。

世の中の流れというのか、値上げの話しがし易くなったのは事実です。(認められるかは別次元の話しですが。。)


いわし

2007-11-28 | 国内業務
9月下旬~とにかく出張続きで、いわゆる「アフター5」という世界は縁遠くなっておりました。
本当に久しぶりに、退社後、「一杯やるか?」を体験。。結構新鮮です。。笑
店で出される刺身はすっかり冬モード。サバもしっかりと脂が乗り、白子も痛風へと誘います。

クジラもあたりまえに店に並ぶようになりました。
今宵はイワシクジラ。 以前食した「ナガス」は流通量が少なく、今日はお目にかかれませんでした。

馬肉のように赤く、とにかく美味。 食料不足はクジラで解消、なんていったら、環境保護団体に怒られますかね。。。